オオクワガタの育て方<オオクワガタ飼育編>

この文書はmag2を利用して配信された無料のメールマガジン「オオクワガタ飼育講座。”めざせ!!80mmオーバー”」の内容を掲載させていただいています。



=クワガタの生態その1=
まず始めに、クワガタムシとは完全変態をする昆虫なのです。生まれたばかりの幼虫は、普通の子供時代です。しかし、これが皆さんの日々の努力によって最終的に普通サイズのオオクワガタなるか70mmオーバーもしくは、75mmオーバーつまり、皆さんの努力によっては、普通のオオクワガタ、70mmオーバー、75mmオーバー、そして、私たち皆さんが目指す80mmオーバーという事です。

なんか、クワガタの生態が完全変態って言う最初のところで熱くなっちゃいましたね。(^。^)仕方ないか。さあ、次ぎ行きます。

この完全変態ですが、クワガタムシハ幼虫でいる間に2回の脱皮を繰り返します。これを細かく分類すると、卵が孵った時の小さな幼虫を1齢幼虫といいます。次に、脱皮するにつれて、1回目の脱皮で2齢幼虫、2回目の脱皮で大きな3齢幼虫と分類されています。

=1年型と2年型=
幼虫には、1年型と2年型があり、幼虫で1年過ごすものを”1年型”もうお分かりのように、幼虫で2年過ごすものを”2年型”といいます。同じクワガタの幼虫でも1年型や2年型が存在するんですね。これは、クワガタムシノ種類の違いだけではなく、卵が産み付けられた時期、幼虫の発育する気候、育つ場所の食べ物の違い等により様々に影響されます。なんか人間で言うと、私たちの育った生活環境の違いによって、いろいろな性格の人がいるような、お金持ちのお家の人は外見はすごく着飾れるだけの余裕があって見た目は良いんですけどなんか話してみると性格の悪い人だったり、中身の何もないしょーもない人だったりしますよね。ってこれは貧乏な”ぷち”のただのひがみですね。そうです、これがまさしく生活環境の違いによる”ひがみ根性”ですね。お金持ちの皆さんゴメンナサイ。私の性格が悪いのです。あーまた話が脱線しちゃってますー。

さてさて、この幼虫ですが、これまた早い時期に産み付けられると、2〜3齢への脱皮も早まり、1年で成虫になることが多く、つまり”1年型”ですね。また、遅い時期に産み付けられると成虫への変態は翌年まで持ち越され、2年もの月日をかけて成虫になる”2年型”が多くなるのです。ここで少し不思議に思ったのが、幼虫が育つのにふさわしくない場所で卵が産み付けられると、充分に成長しないまま2〜3齢への脱皮が早くなり、”1年型”になりやすく、ふさわしい場所に産み付けられると、充分に成長してから脱皮が繰り返される為、”2年型”になると言う事です。このため、”1年型”は成虫も小型となり、”2年型”は大型になります。♂と♀で比べてみると、♀は小型なためか”1年型”になることが多いようです。

=1越型と1化型=
クワガタムシの多くは夏の終わりに成虫となり、朽ち木の中で一冬を越してから、翌年の夏に野外へ出ます。これを”1越型”といい、2年越したものを”2年越型”といいます。また、初夏から夏にかけて成虫となり、夏から夏の終わりにかけて野外に出るものがあります。これを”1化型”といい、夏の初めまでに幼虫が成虫に変わるのに充分な成長を遂げているときに急に気温が上がったりすると起り易くなります。大型のオオクワガタには、幼虫期間が3年におよぶ”3年型”というものもありますが、これはたいてい”1化型”となります。

=交尾=
クワガタムシの野外活動の1番の目的というと、他の生物と同じで、交尾産卵をして子孫を残す事です。♂と♀が出会うのは、樹液などの餌場が多く、♂は♀の出すフェロモンという匂いに誘われて、♀に近づくと、口髭や触角で同じ種類のクワガタムシである
事を確かめた上で、交尾を始めます。後のステップで詳しく説明しますが、この習性を頭に入れ、♂と♀のペアを産卵させるために入れる容器の中身も、餌場の近くに巣を作り易くして上げます。

=産卵=
交尾が終わると、♀は産卵場所を求めて、餌場である木から移動します。ここで、卵を産みつけるのは一般に、シハイタケやニクウスバタケといった木材腐朽菌によって、朽ちた樹液で、♀はこれらの朽ち木が幼虫の成長のためによい事をよく知っていて、菌の発する匂いで探し当てると言われています。♀はふさわしい朽ち木を見つけると、大あごを使って朽ち木の表面に産卵用の穴を掘り、お尻から伸ばした産卵管を差し込んで卵を産み付けます。卵は1つの穴に1つ産み、そのあと、穴を丁寧に埋め戻します。また、朽ち木が柔らかい時などは、坑道を掘ってその中に産卵する事もあります。

=孵化=
産み付けられた卵は、最初は楕円形をしていますが、周りから水分を吸収してだんだんと球形に膨らみ、約2週間で孵化します。
孵化する時、卵の中の幼虫は自分の大あごで殻を破り、体をくねらせながら脚部を巧みに使って出てきます。また、卵が乾燥してあるところにあって、水分を十分に吸収できない時などは、孵化が遅れたり、孵化できずに死んでしまう事が有りますので、皆さんサイヤ人を作りたいのであれば、今回は少し固く、頭の痛くなる内容でしたけど、投げ出さずに頑張りましょう。

=幼虫=
孵化したばかりの幼虫は、体が真っ白で、成長するための朽ち木を食べるための力はまだ全然なく、大あごの先端だけが固く色づいているだけです。

すごく尊敬する事に、クワガタの赤ちゃん(幼虫)は、私たちの子供時代のようにお母さんの手助け無しで、生まれた時からすでに、1人でなんでもこなし、成虫へと成長していくんですよ。強いですよねー。皆さんも、もう経験している方も居ると思いますけど、自分のクワガタ君から卵が産まれて、それが孵化したら、そっと見守るように話し掛けたり(気持ち悪い?こんな人)でも、一回だけ私話し掛けちゃいました。ガンバレーって。皆さんも暖かい目で見守ってあげてくださいね。本当にちっちゃいですから。お米の粒より小さいですよ。孵化した幼虫って。

さてさて、この幼虫君ですが、しばらくすると自分の脱いだ殻(卵の殻)を食べたりしながら、少しずつ朽ち木の柔らかい部分から食べはじめていきます。卵から孵った1齢幼虫は、頭ばかりが大きくて、胴体は小さく、だんだんと朽ち木を食べて木の中を移動するうちにみるみる、すくすく大きくなっていきいます。

そして、だんだんと成長した1齢幼虫君は、次の2齢幼虫へと変身するために(脱皮ですね)小さな部屋を作り、しばらくそこにじっとしています。脱皮はへびと似ていて、胴体をポンプのように動かしながら少しずつ皮をはいでいきます。(変な想像しないでくださいよー)このポンプ運動によって頭部に圧力を加える事によって、頭部の皮が割れて、1齢の時の殻を脱ぎ捨てるようにして、2齢君の体が出てきます。脱皮したばかりの2齢幼虫は、頭部も脚部も1齢の時の何倍にもなっていますけど、胴体は1齢の時よりもやや小さくなっています。でも、心配しないでくださいね。だんだんと朽ち木を食べるうちにまた胴体も大きくなっていきますから。そして次の3齢への変身も同じように行われます。

冬の最低気温が5度以下になる地域では、幼虫は気温の低下とともに体内のフンを全部出し、代わりに養度の濃い不凍液で腸の中をいっぱいにして越冬態勢に入ります。幼虫期には当然の事ながら天敵も多く、生活している朽ち木が堅くしっかりしていれば、外部から襲われる心配はないのですが、柔らかかったり、土化していたりすると、天敵であるコメツキムシの幼虫や、ハチ、鳥、モグラなどに襲われてしまう事があります。

幼虫たちは、異常を感じると、脚部をすり合わせて”警戒音”を発し、唯一の武器である”大あご”で果敢にも天敵に立ち向かうのですが、残念な事にまったく勝ち目は有りません。
また、この”警戒音”は、同じ朽ち木の中にいる他のクワガタムシの幼虫とぶつかり合ったりしないように、お互いの位置関係を伝え合うためにも使われます。

=蛹室を作る=
次は蛹室についてですよ。幼虫が3齢幼虫になり、充分に成長すると、サナギになるための部屋(蛹室)作りを始めます。
蛹室は、幼虫の体の大体2倍位の大きさで、水平で楕円形をしていて、周りの壁をフンで塗り固めます。蛹室は朽ち木が堅い場合、成虫になってから野外に出やすいように木の表面近くに作り、またまた尊敬しちゃうんですけど、脱出用の通路までも作って軽く埋めているんですよー。

逆に、朽ち木が柔らかい場合は、外敵から身を守るために、朽ち木内部の堅い所を選んで蛹室を作ります。また、水を含みやすい朽ち木の場合は、蛹室を斜めに作り、下部にあらかじめ水抜き用の坑道を作る事が有ります。

=前蛹=
蛹室を作り終わると、幼虫は体内のフンを全部出し、しわができて、体も一回り程小さくなると、これが前蛹の始まりです。最初のうちは蛹室内に丸まった状態でいますが、徐々にまっすぐに伸びて前蛹の後期に入ります。前蛹の期間ですけど、3週間位で幼虫は腹側を真っ直ぐ上に向けてじっと動かず、サナギになる時を待ちます。クワガタムシの一生の中で、前蛹の時ほど無防備な時期はなく、この時を待ち構えている天敵がたくさんいます。

その代表格が寄生蜂と呼ばれる”ツチバチ”の仲間です。寄生蜂はクワガタムシが前蛹やサナギの状態でいるのを嗅ぎ付けると、柔らかい朽ち木を狙い、鋭いあごを使って中へ入り込みます。ここからがちょっとグロテスクなんですけども、前蛹にたどり着いた”ツチバチ”は、触角や脚部で前蛹の体を撫で回してから、麻酔を打ち、そして動けなくなったクワガタムシの幼虫に卵を産み付けます。

卵から孵化した寄生虫の幼虫は、前蛹に頭を突っ込んで、体液を吸い取り、驚くほどのスピードで成長して、10日ほどで繭を作り、成虫となります。もちろん、大変かわいそうなんですけど、この時点でクワガタムシの前蛹は死んでいます。自然界の摂理といったらそれまでなんですけども、なんかすごく残酷で、、、でも、私たちにはどうすることもできない事なので、あー、歯がゆくなりますよね。こういうのって。

=蛹化=
前蛹の体がポンプのように動き出して、頭部に圧力を加え出すと、蛹化が始まります。
まず始めに頭部が割れはじめて、その亀裂に沿って背中が割れてくると、中からサナギの頭部が現れてきます。そして、殻を脱ぎ捨てるようにしてサナギ全体が姿を現します。そうです、サナギへの変身です。

蛹化は30分位で終わります。最初のうちは柔らかく白っぽい体色で、腹部が大きく、頭部にへこみがありますけども、時間がたつにつれて、お尻から余分な水分を排泄して徐々に体が固まり、茶色っぽくなってきます。
このあたりは、小さい時にカブトムシを飼っていた人も多いと思いますけども、そのカブトムシのサナギと同じようなイメージをしていただけると様子が分かると思います。このサナギは成虫になるまでの3、4週間を蛹室の中でじっと過ごします。

=羽化=
蛹化して3週間位経つと、サナギの頭部、大あご、腹部が赤茶色に色づいてきます。
殻の中で成虫のからだが少しずつ出来上がってきてるんですよ。この時点で。その後、腹部を上にしていたサナギが体を回転させて腹ばいになると、羽化の始まりです。最後に前胸部から殻が裂け、成虫のからだが少しずつ抜け出てきます。

羽化が終わると、下を向いていた頭部も少しずつ上向きになり、数時間後には、茶色にいろづいてきます。
体が完全に固まるまでは、普通一ヶ月以上かかります。
初夏に羽化したものは晩夏に野外に出ますが、(一化型)前回説明しましたけど、皆さんなんとなく覚えてるでしょー。晩夏に羽化したものは蛹室の中で冬を越し、翌年の夏に野外活動を始めます。(1越型)

=蛹室からの脱出=
蛹室の中の成虫は、外気温の上昇を感じると、大あごを使って蛹室を破り野外へ脱出します。この時朽ち木の表面にできた脱出跡を脱出口といい、脱出したクワガタムシが通り抜ける最小限の穴があいています。
野外への脱出は普通、夜に行われ、生活の場所を求めて飛び立っていきます。クワガタムシの多くは樹木を生活の場所とします。これも前回説明しましたように、樹木は、樹液などの餌をあさる場だけでなく、♂と♀との出会いの場所でもあり、成虫が一生を過ごす生活の場所でもあります。
樹液に集まるクワガタムシの多くは夜行性で、日中は木の洞や、根元の土の中などに隠れ、夜になると樹液を吸いに出てきます。

=日中に活動するクワガタムシ=
種類によっては、主に日中に活動を行うクワガタムシも有ります。特に高山に棲息するクワガタムシは、夏でも夜間は気温が低くなる事から、ほとんどの種類が日中に活動します。
夜間活動を中心とした生活をしているクワガタムシも日中に活動する事もあり、主に体色の明るいもの(黒色でないもの)ほどその傾向は強いようです。

=朽ち木の中で生活するクワガタムシ=
クワガタムシの中には、成虫になってもほとんど野外に脱出せず、主に幼虫期を過ごした朽ち木や近辺の朽ち木内外を生活の場とする、朽ち木性の種類もあります。
また、交尾も朽ち木の中やその周辺で行い、餌も朽ち木の中やその周辺にいる他の昆虫の幼虫や成虫など動物性のものを主に食べています。

=野外越冬するクワガタムシ=
多くのクワガタムシは、野外活動を行った年の晩夏から秋にかけて死んでしまいますが、オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタなどには、少しだけですけども、越冬態勢に入るものも有ります。
でも、ほとんどが冬の間に死んでしまい、翌年の夏に再び活動するものはごくわずかです。人工飼育下では、容易に越冬しますのですよ。ここに書いたのは、一般野外生態のことですから。

=飼育する種類を選ぶ=
皆さん。クワガタ飼育で一番必要なものは何でしょうか?そう、何よりもまず、クワガタの成虫ですよね。皆さんの中には、もう既にご自分で飼育されている方も多いと思います。

また、クワガタの中で一般的に飼育が容易な種類もなんと”オオクワガタ”なんですよ。次にコクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタで、ミヤマクワガタ、ヒメオオクワガタ、スジクワガタなどはやや難しくなります。ミヤマクワガタなんかは意外に難しいんですよ。

このほかに、高山性の小型種やマルバネクワガタ、ネブトクワガタなどは、飼育方法も特殊なのであまりお勧めできないですね。オオクワガタですけども人工飼育においての寿命ですが、育てかた、飼育環境に左右される事もありますけど、だいたい3〜5年です。他の、ヒラタクワガタ、コクワガタなどは、1〜2年。ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタに至ってはそれぞれ、3ヶ月〜半年、2ヶ月〜4ヶ月です。
皆さんが子供の頃によく採ってたのは多分、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタだと思います。あまり長生きしなかったでしょー。?

=累代飼育=
次は累代飼育です。なんかまたややこしそうな言葉ですけど、簡単に申しますと、成虫の♂と♀を一緒に飼育して子供(幼虫)をとることです。

=オオクワ飼育の必需品=
ここでは、産卵してもらう事に必要なものを説明していきます。
1、オオクワガタのペア
2、飼育ケース
3、餌
4、飼育マット
5、産卵木
6、霧吹き
以上6点です。

1、オオクワガタのペア
さっきも書きましたように、これから皆さんが累代飼育をしていくのに欠かせない存在ですね。オオクワガタ君たちです。つまり、親となりこれからどんどん活躍してもらうクワガタ君たちです。
この親のクワガタ君には、交尾能力のある、羽化後3ヶ月以上経過したペアを使わないといけません。また、雄と雌のサイズ(ペアリング)ですけども、例を挙げると、オスが55mmだったらメスは35mm〜40mm位のサイズを用意するといいですよ。

目安としては、一般的にメスのサイズの15mm〜20mm大きいオスをペアにしたらいいと言われています。大きな子を生ませたいからと、メスのサイズを大きくしたり、逆にオスのサイズを大きくしたりしたら、ほんと、とんでもない事になりますのでご注意くださいね。
どうなるかと言いますと、メスが交尾を拒否したり、時にはメスがオスを食べちゃいます。クワガタの世界も人間の世界と一緒で?女性の方が強いみたいです。ぷちは決してそんな事はないですよー。ほんとに。さっ次いきましょね。

2、飼育ケース
これはあまりにも小さすぎてはいけません。最低でも270×160×130ぐらいは用意してくださいね。これ以上小さすぎると、普通の飼育には問題無いのですけど、産卵目的だったら、ストレスが溜まったりして良くないです。贅沢を言えば、400×250×200位欲しいですけどね。でもこれだったら置くとこ無くなってきちゃいます。

3、餌
次は餌です。これも大事ですよね。よくスイカを(夏場)あげたりする人いますけども、これはダメデス。なんかクワガタ君たちに合ってるように思えますが、スイカはクワガタ君にとって水分が多すぎる食べ物なんです。今では、人工的な餌がかなり出ていますので、(ぜりー)これが一番便利です。

一般的に販売されている”ゼリー”ですけども、これがまた、いろいろと種類があるんですよ。大きく分けると、ふつーに与えるぜりーと、産卵率をアップさせるためのぜりー。(これには蛋白質が多く含まれています。)理由は、産卵を控えたメスがオスを食べたり、カブトムシの蛹を与えるとメスがすごく喜んで食べるので、業者の人たちが、産卵を控えたメスには蛋白質がひつようなんだーって気づいたんですね。

カブトムシの蛹ですが、これも実際に販売されてるんですよー。すごくグロテスクな形と色してますけど、、、。私はまだこの蛹だけは使った事ないんです。なんか、かわいそうだし、むしゃむしゃとクワガタのメスが食べる所がすごいリアルに想像できちゃって。鳥肌立っちゃってます。今、私。だめですね。これだけは。どーしても。

4、飼育マット
これにもいろいろと種類がありまして、とりあえず、クヌギとコナラに分かれます。この二つを中心に、ここから細かく細分化していて、例えば、クヌギとコナラをミックスしたものや、添加剤を加えたマット、また、細かい目のものや、荒い目のものなどそれこそいっぱいいっぱいあります。また、気になるお値段の方ですけども、これまたびっくり!!一番高いものには、普通の安いマットの5倍、10倍も値段がするものもあります。

ぷちが使ってるのは、コナラのマットで、中間位の値段のものです。ここにもまた、秘密のある物を入れてぷちスペシャルを作っています。このある物ですけども、実は、さっきお話した”ぜりー”に入れているのと同じ物です。これも、商品化を考えていますので、その時はまた皆さんにお知らせしますね。出来上がったら、試供品として皆さんにお配りできればなーって思っていますので、今の所はヒミツってことで許してくださいね。

5、産卵木
クワガタ君は一応すべての朽ち木に産卵するんですけども、このクワガタ君の中でも特にオオクワガタは、良質の朽ち木を好みます。中でも大好物なのが、コナラ、クヌギ、エノキ(落葉広葉樹)などが白色腐朽菌によって、適度に朽ちた物が好きなんです。また、これらの産卵木を使用すれば、取れる幼虫の数も多くなりますので覚えておいてくださいね。

ここで一つ注意点があります。第二回の時にお話したと思うのですけど、市販されている朽ち木でも、その中には、クワガタ君の幼虫を食べてします虫。覚えています?コメツキムシとかですよ。この虫君達が中に潜んでいる可能性大ですので、ご使用の前には気をつけてください。

でも、私たちには大変便利な物があるんです。今の世の中ってほんと便利になりましたよねー。”チーン”って言うやつです。そう、電子レンジですね。これに入れて2〜3分待つだけでいいんです。そしたら、朽ち木の中にいる幼虫さんの敵居なくなりますから。安心でしょ?飼育セット購入して頂いた皆さん”チン”してくれました?って安心してくださいね。ぷちが前もってお家で”チン”してから皆さんに送りましたので。大丈夫ですからね。それでも心配な方や練習のために一度”チン”して見てください。

6、霧吹き
これは、盆栽なんかで使うものでいいです。ホームセンターで簡単に手に入ります。この使用法は、最低でも週に一度は飼育容器の中のマットと産卵木の乾燥を防ぐために”シュッシュッ”ってしてくださいね。



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