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礼拝説教(1月 24日) |
フィリピ書2:1〜11 詩編34篇2〜8
「キリストを模範とする」 本日はフィリピの信徒への手紙から「キリストを模範とする」と言う題でみ言葉に聞き、新しい力を受けましょう。
パウロは1節以下フィリピの皆さんに、キリストにある自愛の心があるなら思いを一つにしてわたしを喜ばせて欲しい、何事も、利己心や虚栄心からするのではなくへりくだって他人のことにも注意をはらいなさい、と勧めています。ここからフィリピの教会のおおよその様子がうかがえます。キリストにあって謙遜と言うよりも、形式的なキリスト者であったのかも知れません。
神様はわたしたちにキリストに学んで生きるようすすめられますが、神様がわたしたちに願っておられる生き方をイエスの生き方をとおして考えてみましょう。
その一つは、神様に礼拝をささげることです。聖日礼拝のなかで、
・賛美は神様の喜ばれるわたしたちのささげもののひとつです。主に心から賛美をささげましょう。
・わたしたちの感謝もまた神様は喜ばれます。わたしたちの生活はすべて神様の恵みによらないものはありません。
・神様と深く交わるところの「祈り」をささげましょう。わたしたちは自分では気づかない罪を犯しています。祈りの中で悔 い改めの祈りを神様にささげましょう。主はわたしたちをさらにみそばに引き寄せてくださることでしょう。
・礼拝の中の4っ目は神様に従うことを新たに告白しましょう。本日のテキストの8節でイエスは「へりくだって、死に至る まで、それも十字架の死に至るまで従順でした」とあります。神様に従うことはたいへん重要なことです。
次に、
・礼拝をささげるの前後に、神の家族として兄弟姉妹と平和のあいさつを交わしましょう。また、主にある励ましや、慰めの ことばを互いに掛け合いましょう。
詩編34編6節に「主を仰ぎ見る人は光と輝き/辱めに顔を伏せることはない」とあります。
3つ目に、
・聖霊の力を受けましょう。
使徒言行録の1:8でイエスは言われました。「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける」と。わたした ちが礼拝の中で聖霊の力を受けなければ世の中で神の喜ばれる御わざをなすことはできません。この3っ目の「聖霊を受け る」はたいへん重要なことです。
最期に、
・キリストを宣べ伝えるはたらきをいたしましょう。使徒言行録の1:8前半で聖霊を受けるのは、キリストの証人となるた めです。聖霊の力を受けたならば、わたしたちは世の中に出て行きます。「そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤと サマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる」すばらしいことではありませんか。
本日のみことばの中から「イエスの死に至るまで従順」という模範をいただきつつ、神様の喜ばれることを積極的にいたしましょう。お祈りします。
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