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                 礼拝説教

 
          2011年3月20日  説教要旨

         ヨハネ第一の手紙4章7〜12節
              「神は愛です」


 神は愛です。神様(イエス・キリストの父なる神)という方を知
れば知るほど愛の方であることがわかってきます。
 聖なる日に教会に来て、礼拝をささげるのはどのような意味があ
るのでしょうか。@造られたものが主の御名をほめたたえること、
Aわたしたちが神様の御旨を悟らないでおかした罪をイエスの御名
でゆるし、清めていただくこと、B清められた霊魂に、神の愛をい
ただいて、整えられた状態で世に出て行くこと、これらが礼拝の中
で養われているのだと思います。

 神の愛、それは、わたしたちを無条件で受け入れてくださる神様
の慈愛の心です。神様はあなたの人格を全面的に受け入れてくださ
います。神の愛を受けながら、信仰生活を続けて行くと、やがて自
分がどんなに自己中心の人間であるかがわかってきます。これがキ
リスト教礼拝の第一歩です。
信仰生活の中で神の愛を受けるとわたしたちは人を受け入れること
ができてきます。この手紙の著者ヨハネは、イエス様から神の愛を
いただきました。ですから7節、「互いに愛し合いましょう」と奨
めています。
神の愛を受けるには個人差があります。あなたが心をいっぱいに開
いて神様の愛を受けるようにすることだろうと思います。
礼拝の「祝祷」のとき、いただく姿勢で、お腹と胸の中間ぐらに手
をおいて祝祷を「受ける」方々を見受けますが、その人の心は、
「神の祝福=神の愛」をいっぱい受けようとしておられるように見え
ます。わたしたちもそのような心で祝祷を受けたいものです
 ヨハネはさらに12節で「わたしたちが互いに愛し合うならば、神
はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内
で全うされる」といいます。イエス様のように柔和さと、謙遜さ、
を備えた愛の人に変えられた生き方をいうのでしょう。

 2年間の短い富士宮教会での牧会でした。人間は何年たっても罪人
に変わりないことをこの2年間の自分の信仰生活をとおしてよくわか
りました。このような罪人を主がまだ用いてくださることに感謝し
ます。


            
 2011年3月13日 説教要旨
              使徒言行録16章25〜34節
               「信じる者は救われる」


 「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われま
す。」という御言葉を皆さんといっしょに味わいたくて、1ヶ月前
からこの使徒言行録16章25〜34節を、本日の聖書箇所として選ん
でいました。今日の聖書の中で、パウロとシラスが真夜中に牢獄の
中で賛美と祈りをささげていると突然大地震が起こり、その後、ふ
しぎなかたちで看守とその家族が救いにあずかりました。
 3月11日に東北・関東地方に大地震が起こることなど考えてもい
なかったわけですが・・・聖書の大地震と現実の大地震と重なった
わけですが、後者の地震による被害にあわれた方々には心からお
見舞い申しあげます。
 パウロとシラスはどうして投獄されたのでしょうか。それは、彼
らの宣教を邪魔する占いの女性に端を発します。パウロはその女性
から霊を退散させました。するとその女性から利益を受けられなく
なった主人たちは町に訴え、町の高官たちはパウロとシラスを投獄
したのです。パウロとシラスはこの投獄に、大きな抗議もせず、獄
の中で賛美と祈りをささげています。すると26 節「突然、大地震
が起こり、牢の土台が揺れ動いた。たちまち牢の戸がみな開き、す
べての囚人の鎖も外れてしまった」のでした。
この地震は囚人の鎖もはずれるふしぎな地震ですが、看守は「囚人
たちが逃げてしまったと思い込み、剣を抜いて自殺しようとした」
のです。しかし、囚人たちは逃げていませんでした。どうしてでし
ょうか?
パウロとシラスは獄の扉が開いたとき、きっと囚人たちに「脱獄に
対する警告の言葉」を発したのではなかろうか、と思います。
彼らにこのことをさせたのは、聖霊の力です。
看守は自分の予想と異なるできごとに出会いました。
そしてパウロとシラスの「信仰で生きる者の不動の姿勢」に感動し
たのでしょう。“自分もあのような生き方がしたい”と思った看守
は「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」とたずね
ます。福音は相手が求めたときに語るのが、最も効果があります。

パウロは言います。「主イエスを信じなさい。
          そうすれば、あなたも家族も救われます」と。

    
         2011年3月6日説教要旨
        ローマの信徒への手紙 1章14〜17節 
                 「福音の力」
 

 福音を伝えることを恥とは思いません。これがパウロの第一声です。
キリスト者の迫害者パウロがこんなにも変わるとはファリサイ派の人
々はだれも知らなかったでしょう。神の計画は遠大である、といわれ
ますが、罪人を救いに導き、迫害者を神のすばらしいはたらきに用い
る、神様の手は驚きです。彼はギリシア人にも未開の人にも、知恵の
ある人にもない人にも、果たすべき責任がある、といいます。
どのような責任でしょうか。それは言うまでもなく彼が律法から解放
された、イエス・キリストのすばらしい福音をすべての人に伝えると
いう責任であります。彼はユダヤ人でありながら、神様のときが来れ
ば異邦人にも喜んで福音を伝えました。
 パウロはイエス・キリストの福音を宣べ伝えるのに選ばれた神の器
でした(ローマ1:1)。神様が彼を用います。ですから彼はあらゆ
る人々に福音(よろこびのおとずれ)を語るのでした。彼をとおして
語られる福音には神の義(=正しい)が入っており、信仰を通してこ
の世に実現されるのです。彼の語る福音には神の力が入っており、信
仰で生きるものには神の愛と力とが流れてくるのでした。

 一昨日、2011年3月11日2時46分、日本の東北、関東地方を襲っ
た前代未聞の大地震は激甚災害です。それに伴う“津波、火災、地割
れ、その他の災害”にあわれた方々に心からお見舞い申しあげます。
 当富士宮地区も地震直後から、停電し、12日の午前2時まで懐中電
灯の生活でした。2時に通電しましたから、テレビを見ました。
広い地域にわたり、大きな災害を目のあたりにして絶句しました。
12日(土)役員さんに教会に集まっていただき、祈りをささげました。
   父なる神様、
○被害にあわれた方々に、慰めと励ましと、を与えてください。
○行方不明の方々が、一時も早く、救出されますように!
○亡くなった方々の霊魂に、ご冥福を祈ります。
○被害者に援助物資、医療等が早く行き届きますように!
○原子炉からの汚染物質が大気中に出ませんように!
   被災者の方々に愛の手をさしのべて行きましょう。




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