クラリス、クラリシッド 
クラリスロマイシン )     
(メーカーちがいです。)


A:用法用量
 耳鼻科的には一日2回、大人一回一錠(200mg錠)


B:相互作用
 併用禁忌
  テルフェナジン(トリルダン:すでに発売中止になっています。)
   シサプリド(アセナリン、リサモール)
   ピモジド(オーラップ)

    タダラフィル(アドルシカ)


C:併用注意


  ジゴキシン・・・ジゴキシンの作用増強
  テオフィリン・・・テオフィリンの血中濃度が高くなる
  ジソピラミド・・・QT延長、低血糖等
  トリアゾラム・・・傾眠等
  カルバマゼピン・・・めまい、眼振等
  シクロスポリン・・・腎障害等
  タクロリウム水和物・・・クレアチニン上昇等
  クマリン系抗凝血剤(ワーファリン等)・・・プロトロンビン時間延長等
  エルゴタミン含有製剤・・・四肢の虚血等
  リトナビル・・・クラリスの血中濃度があがる
  イトラコナゾール・・・イトラコナゾールの血中濃度があがる
  リファンピシン・・・クラリスの濃度がさがる

  
D:副作用


 1:ショック、アナフィラキシー様症状
 2:QT延長、心室性頻脈
 3:肝障害、黄疸
 4:血小板減少、汎血球減少症
 5:皮膚粘膜眼症候群中毒性表皮壊死
 6:間質性肺炎
 7:偽膜性大腸炎
 8:横紋筋融解症
 9:味覚異常(苦味等)など
 


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ミノマイシン 

禁忌:テトラサイクリン系薬剤に対して過敏症のあるひと

A:慎重投与・・・肝、腎障害のある人
         食道通過障害のある人
         経口摂取の不良な人、非経口栄養の人、全身状態の悪い人
B:基本的な注意事項
   めまい感があらわれることがあるので、本剤投与中は自動車運転等危険を伴う
   機械の操作及び高所での作業等に従事しないこと
   また、50mg1錠のときはめまい感なくても、50mg2錠飲むとめまい感がでることもあります。
   小児(特に8歳未満)歯牙の着色・エナメル質形成不全、
         また、一過性の骨発育不全を起こすことがある。
C:用法、用量・・・成人で初回100mgから200mg、以後12時間あるいは24時間ごとに100mg
D:相互作用
 カルシウム、マグネシウム、アルミニウムまたは鉄剤
 抗凝血剤(ワルファリンカリウム等)
 スルホニル尿素系血糖降下薬
 メトトレキサート
 ポルフィマーナトリウム
 ジゴキシン
 黄体・卵胞ホルモン配合剤・・・経口避妊剤
 外用剤を除くビタミンA製剤、レチノイド製剤
    ビタミンA、レチノールバルミチン酸エステル、エトレチナート、トレチノイン
副作用
 1:ショック、アナフィラキシー様症状
 2:全身性紅斑性狼瘡(SLE)様症状
 3:皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
   剥脱性皮膚炎
 4:血液障害・・・汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少など
 5:重篤な肝機能障害、黄疸、GOT・GPTの上昇
 6:急性腎不全、間質性腎炎
 7:呼吸困難、間質性肺炎、PIE症候群
 8:膵炎
 9:痙攣、意識障害
 10:出血性腸炎、偽膜性大腸炎
 11:ビタミンK欠乏様症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)
 12:光線過敏症、発疹、発熱、浮腫、めまい感、頭痛、しびれ感、色素沈着、腹痛、下痢
    口内炎、味覚異常、舌炎、関節痛
 13:妊婦さんへの安全は確立していない。