オゼックス
禁忌
1:本剤の成分に対して過敏症が出たことのある人
2:妊婦さんまたは妊娠しているかもしれない御婦人
3:小児
注:妊婦さんまたは妊娠しているかもしれない御婦人、小児に対しても
炭疽、コレラ菌に対しては、治療上の有益性を考慮して投与することもある。
A:用法、用量
一日300mgから450mgを2から3回にわけて内服
最大量は600mg、当院では150mg錠ですので4錠が一日の限界量です。
高度の腎障害のある患者さんには、投与量・投与間隔を調節するなど慎重に投与する
腸チフス、パラチフスには除菌を確実にするため14日間投与する。
炭疽については、60日間の投与が推奨されている。
B:慎重投与
てんかん等の痙攣性疾患またはこれらの既往歴のある人
高度の腎障害のある人
高齢者
C:相互作用(併用注意)
テオフィリン(テオドール、テオロングなど)、アミノフィリン、コリンテオフィリン
テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)
健康成人にテオフィリン一日400mgとオゼックス一日450mgを併用したところ
併用3日目で1.13倍、5日目で1.23倍になった。
フェニル酢酸系、プロピオン酸系非消炎鎮痛剤(フェンブフェンなど)
痙攣があらわれることあり、高齢者、癲癇のある人
アルミニウムまたはマグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有制剤
本剤の効果が減弱、2時間以上あけて服用してください
D:副作用
1:ショック、アナフィラキシー様症状
呼吸困難、浮腫、発赤等
2:中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群
3:急性腎不全、間質性腎炎等の重篤な腎障害、血尿
4:肝機能障害、黄疸、GOT上昇、GPT上昇、LDH上昇
5:無顆粒球症、血小板減少
6:偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
7:発熱、咳、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う
間質性肺炎
8:急激な腎機能悪化をともなう横紋筋融解症
筋肉痛、脱力感、
9:同じような薬でアキレス腱炎、腱断裂等
10:ほかに、低血糖、下痢、腹痛、味覚異常、舌炎、口渇、口内炎など
小児用バクシダール
禁忌
1:次の薬剤を飲んでいる患者さん
フェンブフェン
フルルビプロフェンアキセチル
フルルビプロフェン
などのフェニル酢酸系またはプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤
2:妊婦さんまたは妊娠している可能性のある御婦人
ただし、妊婦さんまたは妊娠している可能性の御婦人の場合でも
炭疽および野兎病に限り、治療上の有益性を考慮して投与すること
3:乳児等
4:本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある人
用法用量・・・一日体重1kgあたり6から12mg分3で
相互作用
A:併用禁忌
1:フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤等
フェンブフェン等
ナパノール、アンフェット
2:プロピオン酸系非ステロイド消炎鎮痛剤
フルルビプロフェンアキセチル
ロピオン
リップフェン
フルルビプロフェン等
フロベン
B:併用注意
1:テオフィリン
アミノフィリン
2:シクロスポリン
3:ワルファリン
4:アルミニウムまたはマグネシウム含有する製剤(制酸剤等)
ケイ酸アルミニウム
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム
スクラルファート等
鉄剤
カルシウムを含有する製剤
5:塩酸チザニジン
副作用・・・上のオゼックスと大体同じ