静岡市清水区にある高野整形外科医院です。
高野整形外科医院
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チャレンジ富士五湖 ウルトラマラソン
今年も参加 チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
３回目の参加となる、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100ｋｍに出場し、何とか完走出来ました。ＡＭ4：45スタートに間に合わせる為、自宅を2：00に車で出発。4：00前に会場に到着。3回目の出場なので、大分勝手がわかり、準備にも余裕がありました。ただ、スタート前の不安感はとても強く、完走出来る自信は正直なところ、あまりありませんでした。と言うのは、3週間前に、いつもの左下腿ヒラメ筋の肉離れを起こし、本番で走れなくなるのが心配で、この3週間は、殆ど走っていませんでしたし、本番の10日前に珍しくお腹を壊し、2～3日殆ど食事が摂れない状態が続き体調はあまり良くありませんでした。レースの本番中も、肉離れの再発が心配で、爆弾を抱えながら走っている心境でした。
スタート時、やっと空が白みがかっている状態で足元は
まだ真っ暗。ただ、今年は、例年に比べとても暖かく、いつもの凍えるような寒さを感じない。例年必需品の手袋等の防寒具はとりあえず不要だった。
スタートしてすぐに明るくなってきた。白樺の林が美しい
10ｋｍ過ぎて、山中湖畔を走る。なんとなく下肢が重い感じ
スタート時、やっと空が白みがかっている状態で足元は
まだ真っ暗。ただ、今年は、例年に比べとても暖かく、いつもの凍えるような寒さを感じない。例年必需品の手袋等の防寒具はとりあえず不要だった。
スタートしてすぐに明るくなってきた。白樺の林が美しい
10ｋｍ過ぎて、山中湖畔を走る。なんとなく下肢が重い感じ
エイドの🍙おいしくて4個も頂いた。
20ｋｍ過ぎ。この頃は快調に走る。周りに引きずられ予定以上に速いペースになっている。ペースを抑え様と思うが、どうしても前半で時間の貯金をしたくなり、気が付くと元のペースに戻っている。
30ｋｍ過ぎ。本当なら山中湖の対岸に美しい富士山が見えるはずなのに、ふもとの一部しか見えず。残念ながら今年は富士山頂が一度も見えなかった。この頃から右股関節痛が強くなり、持参したロキソニンを内服するも痛みはあまり良くならない。走る時どうしても故障した左下腿をかばうため、右股関節に負担がかかっているようだ。
コーラとハムパン。コーラは喉越しがよく美味しく、体に染みわたっていくようだ。
50ｋｍを6時間を切り通過。昨年より少し早いタイムで通過出来たが、この頃から両側の大腿四頭筋が痛くなりはじめる。前半飛ばしたつけが来たのかも。
60ｋｍ。徐々にペースが落ちる。股関節痛、大腿部痛、下腿痛がしんどい。エイドで頂いたうどん。美味しかった。
青木ヶ原樹海の脇を走る。
制限時間を2時間以上残し、90ｋｍにたどり着く。やっと完走出来そうに思えた。
最後の登り坂はほとんど歩き。周りを見ても皆歩いている。最後の下りはゆっくりだが走ることが出来、何とかゴールにたどり着く。ゴールの瞬間は思わず涙が・・・
結局、12時間59分37秒とぎりぎり13時間を切りゴール出来た。
昨年より、30分ほど遅いゴールだったけれど、体調を考えれば十分満足のできる結果だった。
今年は走っている最中の下肢痛が辛くて、鎮痛剤を内服するも、思ったほど効かず後半は本当に辛いレースだった。レースの翌日も下肢痛が辛くて、歩くのがやっとの状態。下肢の痛みを訴える患者さんの辛さ、不自由さを実感する。走っている最中も、走り終わってからも、ウルトラマラソンはもう2度と走ることはない、と思っていたが、数日が経ち下肢痛も軽くなってくるとまた再度チャレンジしたくなる自分がいる。そして、走っている時は辛くても、後から考えると、半日以上、走ることのみに集中できるという幸せな時を過ごせた事を実感している。
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