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静岡市清水区にある高野整形外科医院です。
高野整形外科医院
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院長のひとりごと
第29回袋井クラウンメロンマラソンに出場
(2017/12/10)
クラウンメロンマラソンに出場し完走しました。天気予報は晴れだったのに、途中曇りがちになり、結構寒かったです。耳当て、手袋は必需品でした。短パンやTシャツで走っているランナーも結構いましたが、自分があの格好で走ったら、間違いなく低体温症でリタイアとなるでしょう。
2週間前の富士山マラソンの疲れが残っているためか、タイムは今一でした。ただ、クラウンメロンマラソンは今までに5回ほど走っていますが、今までの中で一番早くゴール出来ました。今年走っていて、微妙にアップダウンが多く、また、カーブ(と言うか、直角に曲がる場所)も多い事に気付きました。他の大会に比較すると、やや走りにくく、自己ベスト更新は難しい大会です。
今年のマラソン大会の参加は今回が最後です。今年一年大きなケガもなく走り続けることが出来たことは幸せでした。来年もすでに3レースほど走る予定になっています。自分の年齢を考えると、この先どのくらい走る事が出来るのか、予想は出来ませんが、雑誌「ランナーズ」を見ていると、80歳過ぎてフルマラソンを4時間くらいで完走したり、75歳でウルトラマラソンを完走したランナーのことが掲載されています。自分も、少しでもその人たちに近づけるように走り続けたい、と思っています。
第6回富士山マラソンに出場
(2017/11/26)
快晴の絶好のマラソン日和。富士山マラソンに出場。完走し、ぎりぎりサブフォーを達成しました。
ネットタイムで3時間59分00秒でした。走り始めの5km〜10kmは調子よく、キロ5分10〜20秒位で走り、自分にしては少し早すぎるペース、後半潰れない様にペースを抑え気味にしたつもりでしたが、21km過ぎて、河口湖から西湖に向かう登り坂を過ぎたあたりから、下肢の疲れ感が半端無く、その後徐々にペースが落ちてゆきキロ5分40秒を保つのがやっとでした。最後の最後まで気が抜けず、本当にぎりぎりのサブフォーでした。以前使っていたデジカメが壊れたため、新しいデジカメを購入し、走りながら撮影しようとしましたが、なんとSDカードを挿入するのを忘れる大チョンボ。と言う訳で今回はラン中の写真は撮影出来ませんでした。
熱傷の患者さん
(2017/11/05)
ティファールのポットによる熱傷の患者さんです。ティファールのポットは、コードと本体が離れないため、コードに引っかかると容易に本体が転倒するので、熱傷の発生が多いことで有名です。
http://www.wound-treatment.jp/next/case/446.htm
患者さんは生後10か月の赤ちゃんでした。受傷後2日目に当院を受診しています。
(詳しくはこちら
)
【左前腕】
【左下腿】
【左手】
【顔面】
いずれの熱傷も2週間くらいで上皮化しました。最終的にはやけどの跡は全く残らない状態まで回復すると思われます。受傷してすぐに、お母さんが、かかりつけの皮膚科医院に連れてゆき、湿潤治療をして欲しい、と言ったそうですが、皮膚科の先生は湿潤治療に否定的でゲーベンクリーム等で治療したとの事です。初診時、お母さんに当院の治療を説明した時、治療をどちらの医院にするか、随分迷っていたようですが、当院に通院して頂けました。顔面の熱傷は、ハイドロコロイドを使いましたが、他の部位はプラスモイストで治療しました。
熱傷の患者さん
(2017/08/29)
夏は、熱傷の患者さんは、さほど多くはないのですが、今年は続けて何人か来院されました。いずれの患者さんも湿潤治療で早く綺麗に治っています。
50代の女性の患者さん。熱湯で右大腿〜下腿に受傷し、他医にて加療、翌日当院を受診されました。
初診時、水疱形成があったため、水疱膜を切除。その日はラップで覆いました。
翌日からは、治療のコストを考え、プロべトを塗布した穴あきポリ袋+紙おむつでカバー。
5日後 12日後
19日後 42日後
66日後
最後まで(と言っても受傷後3週間弱)穴あきポリ袋+紙おむつの治療でした。42日後色素沈着が目立ちますが、特に何もせず自然に綺麗になっています。
次は小学生の男の子。カップラーメンのお湯を右大腿部にこぼし受傷し、同日当院初診。
初診時 2日後
3日後 5日後
9日後 12日後
17日後 32日後
治療にはプラスモイスト+プロべトを使用しました。他の軟膏は使っていません。勿論、消毒は一切していません。7月23日の受傷でしたが、8月中旬に清水区で開催された、草サッカー大会に出場することが出来ました。夏休みの自由研究に自分のやけどのことを取り上げる、と言っていたけれど、うまくまとめることが出来たか気になります。
第90回日本整形外科学会に出席
(2017・05・21)
仙台で開かれた日本整形外科学会に参加してきました。5月20日は一日学会場に缶詰状態で、講演を聴いたり、機械展示場を徊ったりしました。いろいろ為になる講演を聴くことが出来ましたが、特に印象深かったのがJCHO仙台病院の村上栄一先生の「見逃される重要な腰痛:仙腸関節の痛み」でした。今まで、あまり知られていなかった仙腸関節由来の腰痛に日本で初めて着目し、原因、治療の解明に打ち込んでこられ、先駆者としての苦悩等を朴訥と話す村上先生の講演の内容に感銘を受けました。
21日は朝早く起床し仙台の町を走りました。広瀬川沿いから山の方に向かい、青葉城址までゆっくりと走りました。山の手方面は新緑も美しく、多くのランナーと遭遇しました。結局15kmほどを2時間くらいかけて走りきりました。
第27回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに出場
(2017/04/23)
今回で4回目の参加となる、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン100kmに出場し完走しました。今年は久しぶりに好天に恵まれ、桜の満開とも重なり絶好のマラソン日和となりました。
(詳しくはこちら)
静岡マラソン2017にランニングドクターとして参加
(2017/03/06)
4回目にして、やっと好天となった静岡マラソンに出場し完走しました。今回初めて、ランニングドクターとして参加しました。ランニングドクターとは、日医ジョガーズという特定非営利活動法人の会員になっているランニング好きの医師、歯科医師が、マラソン大会で医療支援をしながら走るものです。会員になってから4〜5年経っていますが、今回初めてランニングドクターとして走りました。静岡マラソンでランニングドクターが採用されたのは、今回が初めてです。
医療支援と言っても、簡単なケガや気分不快から重症な場合はラン中の心停止までの対応が求められます。まあ、重症の場合はめったにありませんけれど。「医師」とプリントしてあるビブスを着用しているので、結構目立ちます。走っていると、何人かのランナーから「ご苦労様です」と声をかけられたり、「大変ですね」と同情されたり、どうも仕事の延長のように思われているようですが、自分としてはランを楽しんで走っていますから、さほど苦にはなりません。却って、「ドクター、頑張って」といつもより多くの声援を頂き、モチベーションも上がりました。そんなこんなで、久しぶりにサブフォーを達成出来て喜んでいます。
静岡マラソンは、今回から走るコースが少し変わり、今までより走り易くなりました。また、細かい所にまで気配りが及び、多くのボランティアの応援や支援のお陰でとても素敵なマラソン大会になったように感じています。
超音波検査機器
(2017/01/26)
昨年末、当院で2台目となる超音波検査機器を購入しました。以前から、超音波検査機器は当院にあり、検査で重宝していましたが、本体が大きいため、診察室には置き場所が無く、レントゲン室に設置していました。最近ポータブルの超音波検査機器が各社で発売され、診察室で使いたいと思い購入しました。何しろ、診察室が手狭なため、置き場所をいろいろ考え、結局、通常は診察室のデスクの下に設置し、使用時のみ引き出して使うことにしました。
モニターはタブレット端末を少し大きくしたくらいです。スリープモードが無いため、電源は常にオンの状態ですが、使いたいときすぐに画面表示できます。軟部組織(骨以外の筋肉、腱、脂肪等)の異常の診断に超音波検査が欠かせませんが、診察室で特に威力を発揮するのは、注射の時です。肩腱板断裂、腱鞘炎、手根管症候群等の治療で注射することが多いのですが、超音波検査でモニターしながら注射をすると、より正確に狙った所に薬を入れることが出来ます。また、腰痛、警部痛のトリガーポイント注射の時、エコー下に注射すると、より一層注射の効果があるように思います。城東病院の皆川先生が「超音波検査機器は整形外科医のパワーアシストスーツだ」と仰っていますが、まさにその通りと感じています。
血管年齢
(2017/01/11)
昨年末、医院で10年近く使ってきた、血圧脈波診断装置の調子が不良となり、新しい機械への買い替えを決意し、2社の機械をデモしてもらい、自分が実験台となり検査を受けてみました。血圧脈波診断装置は下肢の血行障害の有無を調べる検査ですが、同時に動脈硬化の程度(血管年齢)も分かります。そうしたら、O社の検査結果が「44歳」F社の結果が「20歳未満〜20代後半」、と、どちらも予想以上に良好な血管年齢が出ました。まあ、なぜ2社で結果が違うのか、と突っ込みどころもありますが、取りあえず良好な結果が出て、ちょっと嬉しくなりました。これも、ランニングを続けているお陰、と改めてランニングの効果を実感した次第です。
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