お茶の仕入れについて

1.お茶はどのようなルートで仕入れるのですか。

2.お茶はいつ仕入れるのですか

3.当店の契約自園農家



1.お茶はどのようなルートで仕入れるのですか。
仕入れルートは何通りもあります。まずお茶の生産は、茶農家
がつくりますが、茶農家も生葉売り農家自園農家共同工
とあります。
生葉売り農家はお茶の生の葉っぱを荒茶仕上げ工場に売り
ます。そのためにお茶の葉は硬い物から柔らかい物まで色々
な品質の生葉が混じったお茶になる場合が多いです。そのた
めに生葉分析器などを入れる工場もあります。
共同工場というと、何軒かの農家が集まって資本を出し合
って工場を作り、そこに生葉を持ってゆきます。よくまとまっ
た共同工場だと、畑の管理から、生葉の刈り取りまで管理
してやるために、葉っぱのばらつきが少なくできます。しか
し5月の最盛期などには、所属農家に1件あたりの割り当
てで、生葉を何kg持ってきてくださいとの指示が来ることも
あり、茶の新芽の状態に合わせてとはいかないのが現状で
す。
JA農協などの工場は最初の荒茶仕上工場と共同工場の合い
の子といえると思います。
自園農家は自分の畑で取れた葉っぱを自分の工場で揉む
農家のことを言いますすべて自分の管理する畑のため、
一番美味しい時期を選んで、新芽を摘み取り、製造できま
す。そのため規模が小さく、大きい農家で1日500kg前後、
小さいところでは100kg前後しか製造できません。
ここまでが荒茶製造のルートです。
その荒茶がさまざまに取り引きされ、製茶問屋などには運ばれ
ます。そして仕上げ加工されてさまざまな取引され、皆さんのお
手元に届きます。下の画像がその流通ルートです。
ちなみに当社では、契約自園農家より直接仕入れ、小売店
さんからお客さめとすっきりしたルートで流れています。下の図
の矢印ごとにかかる流通コストを省くため、いい物をお客様に
お届けできています。
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2.お茶はいつ仕入れるのですか
その年によってちがいますが、お茶の芽は1年に3回から4回詰まれます。一番
茶が4月中旬〜5月中旬、2番茶が6月中旬前後3番茶が7月中4番茶
(終番)が9月末〜10月頭です。これは年によって変わります。当然1番茶、2
番茶の順に、冬の間に貯めた養分を使って芽を出しますので、味の順番も一番
茶2番茶の順になります。今年は4月の初旬から一番茶が始まりました。また新
茶と言われるのは今年の一番茶が出来上がったときに、ひね(去年のお茶)と区
別するためにその年の1番茶を新茶と言います。このごろよく秋摘み新茶などと
言いますが、これは4番茶を早い頃(9月半ば)に摘んで、揉んだ物です。4番茶
の芽の小さいのを、手摘みでないとできず、やはり葉っぱ自体の養分が少ないの
で、値段の割にはあまりお薦めできないため、当社では仕入れしておりません。
写真は仕入れ中の写真です。ちなみに写っているのは私の父です。
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3.当店の契約自園農家
当店のお茶は、契約自園農家より仕入れています。各農家はすべて自分で管
理した茶畑を持ち、自分の茶工場で荒茶を製造しています。お茶は、新芽の
状態で80%以上品質が決まってしまいますので、畑の管理(肥料の時期、量、
夏場の水撒き、茶畑の古葉の整枝、)、新芽を取るタイミング、新芽の刈り方
(畑に新芽が少し残るように刈らないと、古葉が入ったりして、味が落ちる原因
になる)など、畑の状態を毎日見ながら新芽の状態に合わせて製造していま
す。
当店の契約農家は、現在、中田好明、黒田衛、源間茂夫、中村貢、村松和
洋、松浦茂、持塚英樹の7軒

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