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その年によってちがいますが、お茶の芽は1年に3回から4回詰まれます。一番
茶が4月中旬〜5月中旬、2番茶が6月中旬前後、3番茶が7月中、4番茶
(終番)が9月末〜10月頭です。これは年によって変わります。当然1番茶、2
番茶の順に、冬の間に貯めた養分を使って芽を出しますので、味の順番も一番
茶2番茶の順になります。今年は4月の初旬から一番茶が始まりました。また新
茶と言われるのは今年の一番茶が出来上がったときに、ひね(去年のお茶)と区
別するためにその年の1番茶を新茶と言います。このごろよく秋摘み新茶などと
言いますが、これは4番茶を早い頃(9月半ば)に摘んで、揉んだ物です。4番茶
の芽の小さいのを、手摘みでないとできず、やはり葉っぱ自体の養分が少ないの
で、値段の割にはあまりお薦めできないため、当社では仕入れしておりません。
写真は仕入れ中の写真です。ちなみに写っているのは私の父です。 |