”若旦那”
本文を書いている本人で、メーカーの開発部門に所属する中年サラリーマンである。
趣味はソフトボール(野球は既に引退)。かつてはスキーやゴルフもやっていたが、若さと自由になるお金を失うにつれ多趣味が成り立たなくなってきた。個人的には、かつてハーフ38を記録したこともあるゴルフを再開したいのだが・・・。
かつてジャイアンツに在籍していた川相にそっくりだとゴルフ場のキャディーさんに言われたことは数知れず。自分で言うのも何だが、趣味のソフトボールにおけるプレースタイルも川相昌弘と同じである。
若旦那とは、大学時代に友人からつけられたニックネームである。
”あけ”
”若旦那”の妻である。保育士として働いており、社会人としての勤続年数は”若旦那”を上回る。現在保育士は国家資格であり、運転免許とソフトボールの審判資格しか持たない”若旦那”よりは、高い資格を有している。趣味はカラオケであり、音痴の”若旦那”とは相容れない部分がある。
”ねえね”
我が家の長女である。積水ハウスとの交渉開始時はセーラームーン大好き少女だったが、徐々にプリキュアに好みが移行してきた。そして、最近では”眠れる森の美女”のオーロラ姫が大好きで、自分をお姫様だと勘違いしている。
”マポピ”
我が家の次女。天然の明るさは、父”若旦那”と母”あけ”の性格とは大違い。一体誰の血を引いたのか?アトピーの症状がおさまらず、新築に際してもシックハウス症候群が心配である。
積水ハウス営業の宮山(みややま)氏
仮名でも実名でもどちらでも良いですよと承諾をいただいたので実名を出させていただいた。実はエピソードを紹介したいがために、どうしても実名で書かせていただきたかったのです。
この営業氏の名前は、”みややま”とも”みやま”とも読める。そのため、名刺をいただいたあとに何と読むのですかと私は質問をしたことがある。”みややま”ですと答えをいただいたらしいのだが、私は何故か”みやま”と答えられたと勘違いをして、このあと一年以上にわたって”みやま”さんと呼びつづけたのである。人の名前を間違えるとは失礼なことではあるが、ご本人は呼び間違いに慣れているそうで全然気にしていませんとおっしゃっていた。本当に申し訳ない。
私自身も仕事柄、色々な商社の営業の方とお話をすることもあります。また、プライベートでもマイカーを購入する際などに営業の人と接します。そういうときに第一印象で、「この人とは絶対合わない」と感じるようなことがありませんか?私が宮山氏と最初に会ったときの印象は、「この人は大丈夫」でした。その後一年半にわたってお付き合いさせていただきました(もちろん、今後もお付き合いさせていただきますよ)が、第一印象は間違っていなかったと断言できます。この方が担当でなかったら、もしかしたら他のメーカーに浮気していたかもしれません。
積水ハウス現場監督M城氏
最初にお会いしたときの、”どぅおも〜、M城ですぅ〜”(と言ったと思う)が非常に印象的でした。現場監督となかなか会ったり話したりできなかったという体験談を時々聞きますが、M城さんとは頻繁に打合せや電話で話させていただきコミュニケーションを取らせていただき有難かったです。M城さんにとっては、うっとおしい施主だったかもしれませんが、私から見た”M城”さんは非常に身近な監督さんでした。監督さんの自動車が駐車場に置いてある時に窓ガラス越しに中を勝手に拝見させていただいたことがあるのですが、各現場の図面ファイルがダンボール箱に収められていました。ファイルの数を勘定させていただきましたが、噂通りに監督さんは激務なんだなと納得できました。
積水ハウス設計のS田氏
穏やかな口調でお話をされる非常に落ち着いた方である。コーディネーターとの打合せ時に退屈している二人の娘の話し相手になり延々と子守りをしてくださった。きっと家庭では子煩悩なパパだろうなと感じさせる人である。
私が単純な切妻屋根は嫌だと言ったすぐあとに、洒落たデザインの屋根に変更して図面を持ってきてくれたときには後光が射して見えました。また、打合せ時に額に大粒の汗をたらしながら一生懸命に説明してくれたことも印象に残っています。あの大粒の汗を見たときは、私がいじめているのかなと自己嫌悪に陥りそうになりました。
積水ハウスコーディネーターT田女史
壁紙と照明とカーテンの選択でお世話になりました。一番印象に残っているのは照明のプラン提示でした。家の間取りと施主の性格などの説明を営業宮山さんや設計S田さんから受けて、どういった照明を施主が好みそうか考えて提案してくれたのでしょうが、完璧でした。照明器具メーカーのカタログ片手に提示プランよりも良いものを選んでやろうと探しましたが、コストとデザインを併せて考えると結局T田さんのプラン通りで決定しました。脱帽です。
”次回打合せは、X日にしましょうか?”という宮山氏の提案に、”その日は参観日・・・”とT田さんが呟いたのを聞いて、私は”この人は若いのにそんな大きい子供がいるのか!”と一瞬思ったことがあります。参観日とは、積水主催の”住まいの参観日”のことだったんですよね。勝手に子持ちと想像してごめんなさい。
”あけ”のT田さんに対する印象は、”お肌が綺麗。若いって良いわね。”でした。
積水ハウス建築士Y下氏
積水ハウスから提示される図面には、必ず一級建築士のY下氏の印が押されています。地鎮祭のときに監督M城さんの代打で出席され、私が会ったのもお話したのもそのときだけでしたが、地鎮祭の写真をいっぱい撮影してくれました。非常に貫禄のある方でスーツを着させてサングラスをしたら、どこぞの親分さんという雰囲気でした。
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