プレーパーク プレーリーダー宣言 アルバム2005 ようこそ川へ こども市
こども市
第9回「こども市」は2007年11月17日(土)終了しました。

2006年第8回 写真をどうぞ   第7回の写真は下です。


開催にどんな意味があるの?(なぜ、現金を使うの?)

 今はなくなってしまった子どもだけで作る子ども社会。

 ここはこども達が、子ども独自の価値観で試したり学んだりしながら遊ぶ場でした。
 ここで、子ども達は大人になる前に、頭だけではなく、五感のすべてを使って社会  のことを学んだのです。

 現在のように経済効率ばかりを優先する大人社会の価値観をいきなり押し付けて は、こども達がゆがんでしまいます。大人になる前に、大人社会とは別の子ども独自の価値観で、試したり学んだりする場がどうしても必要です。

子ども社会を復活させることが、地域で子どもが育っていく上で、一番大切なこ
 とではないかと考え、日常のプレーパークでの遊びに加えて、年一回「子ども市」を 開催してきました。

 現金を使うのは、かつて駄菓子屋が子ども社会を形作るのに大きな役割を果た
  していたことを踏まえて、なくなってしまった駄菓子屋の役割復活には、どう
 しても偽のお金ではなく本物でなければならないからなのです。

また、今はお金の価値が子どもも大人も同じで、こども達がごく当たり前のよ
 うにお札を持ち歩いています。これはとてもおかしなことであり危険なことでは
 ないでしょうか。お金の価値がわからないまま大人になってしまいます。お金の
 価値を学ぶためにも子ども達には、小銭でやり取りする子ども社会が必要です。

 「子ども市」は、かつての駄菓子屋を含めた子ども社会の再生活動の一環なの
 です。


   今、かつては当たり前にあった子どもたちが育つために大切なことが、地域に
 おいてほとんど失われてしまっています。学校教育だけで子どもがまともに育つわ
 けはないのです。大人に管理されないで、子ども達だけで試したり学んだり、子ども
 どうしで励ましあい育ちあう場がどうしても必要です。そんな場を子ども達に返し
 ていく活動がプレーパークを作ることでした。そして、それがますます必要な世の
 中なっているように思います。

管理ではなく、おおらかに温かく見守る地域の大人達の中でこそ、子ども達は
 のびのびとまっとうに育っていきます。

 そんな地域環境を、みんなで作っていきませんか!!


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2005年11月6日
第7回「子ども市」は、「だがしや楽校」とともに開催されました。
午後から雨の予報があり、ほとんどのお店は室内になりました。例年より少ないお店の数でしたが、16店が並び200人ほどの人でにぎわいました。

終了のころ雨が降り出しました。