「ちあき」のサニーサミット出席の旅
平成15年10月18日〜24日
この旅は、私の友人で、富戸で漁師をやっている石井泉氏が、イルカを捕る漁業から保護を目的にウォチングに切り替えたことにより、世界の保護関連団体が興味を示し、約2年位前から取材に訪れ、私も協力したことから、今回のサニーサミットに招かれ、イルカ漁の現状と今後のウォチングについてスピーチをしてきました。 |
出席の経緯 「エルザ自然保護の会」が窓口になり、私たち二人をサニーサミットに紹介して、出席許可の依頼をしてくれました。 訪米の経済的支援は、「ブルーボイス」を中心に、イギリスとドイツの「WDCS」(「イルカ・クジラ保護協会」) アメリカの「Cetacean Society International」(「国際鯨類(保護)協会」)それにマーク・バーマンのいる 「Earth Island Institute」(EII) です。 |
行 動 |
22日分で完成となります。完成までは、できているところを見てください。 |
18日 伊東を出発、サンフランシスコに18日 午前8時30分に到着する。(日付変更による) |
19日 午後から車でモントレーに移動する。 |
20日 ホエールウォチングに行く。 |
21日 モントレーの市長と面談する。(観光地でウォチングで先進地の市長の考えを伺うため) |
。。 22日 モントレーの海岸からラッコとアザラシの観察をする。 午後サンフラシスコに戻る |
。。 23日 サンフランシスコ空港から帰る。 24日 日本到着。 |
今回の旅でお世話になった方々を紹介します。 | ||||
アメリカの鯨類保護団体「ブルーボイス」(BlueVoice. Org)主宰。映像(ビデオ)作家。 30数年にわたって、イルカ、クジラ、サメなどの海洋動物の保護を映像によって訴え続けている。 今年10月半ばに「He Heard the Dolphins' Cry」(1時間ビデオ)を完成。 近くナショナル・ジオグラッフィクから放映される予定。 この作品には、富戸でイルカ漁からイルカ・ウオッチングに転向した石井泉氏が大きく取り上げられている。 2 坂野と桜井さん 「サークリット」を共同で主宰。坂野氏は映像(ビデオ)作家で、「イルカのジョジョ」(新書版、双葉社)の著書がある。 桜井さんはスチール写真家。共にイルカ類の保護のために、映像を通して活動している。 3 リック (Richard O'Barry:) 世界中で大ヒットしたTV番組「わんぱくフリッパー」のイルカ調教師として活動していたが、フリッパー役のイルカの死をきっかけにイルカの捕獲利用に疑問を抱き、人生を180度転換。捕らわれているイルカを海へ返す(リリース)活動を始め、イルカリリースの第1人者となる。1991年、「地球と全地球生物の環境保護」のために尽力したとして国連環境計画委員会から「環境保全賞」を受ける。 4 マーク・バーマン (Mark Berman) アメリカ、サンフランシスコに本拠を置く環境保護団体「アース・アイランド・インステイテユート」(EII) 国際海洋哺乳類プロジェクト副部長。「ケイコ」という名前の雄のオルカを水族館から故郷の海へ復帰させるために設立された。 「フリー・ウイリー・ケイコ基金」に、設立当時から関わり、実務を担当。海洋哺乳類、特にイルカ、クジラ類の保護のための活動をつづけている。 5辺見 栄 エルザ自然保護の会会員(イルカのみならず地球上に共存する仲間、動物、植物と私たち人間の健全な交流を目指し、多角的に問題を提議、意識的啓蒙活動、実際のアクションを行う)・太平洋クジラ類研究教育保護基金会委員環境科学文化研究所調査研究員、著書に「野生のエルザ」などがある。 6 佐野浩史 デューク大学、大学院生で資源経済学専攻、モントレーにはエコーツーリズムの研究のため3ヶ月ホエールウォッチングのお客を調査している。現在400人からアンケートを取り12月までに論文を仕上げている。広島市の出身である。
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