. 瞑想の画境を開く         
鈴 木   満

 足立文太郎
  軟部人類学
  の創始者

 板垣勘四郎
  山葵の栽培
  開拓の祖

 石渡秀雄
  新しい椎茸
  栽培法開拓

 鈴木 満
  画    家



 
安藤藤右衛門
 
観光道路、
  浄連の滝降下道
  を開く


 福井清兵衛
  世話好き清兵
  さんの土木工事


 山田信治
  山村活性化

 鈴木満画伯は、大正1に2年(1913)に中狩野村(天城湯ヶ島町)上船原に生まれました。15歳で画家を志して上京後、太平洋画会研究所を経て太平洋美術学校本科卒業。生えることがわかり村人達にこの方法による椎茸栽培を奨励しました。この間第27太平洋画会展に「婦人像」が入選、第14回帝展に「首飾りの女」が入選。昭和19年には、陸軍美術展に後年話題になった「学徒出陣」を出品、情報局長賞を授与しました。
 昭和43年、病をおしてフランスを始め、ヨーロッパに滞在。これをきっかけに「孤高を持して瞑想に誘い込む」新たな画境を開き、帰国後精力的に作品を発表し、画壇に名声を博しました。
 筆の走るのを極端に制御し、何度も手を加え、魂を絞り出すようにして制作した姿は、宗教人にも例えられています。
 懸命の愛情をもって支え続けた夫人青木純子(示現創立会員)も洋画家です。
 彼の著書には「鈴木満作品集」(求龍堂、昭和52年)があります。彼は昭和50年(1975)逝去、享年61歳でした。 
                  
鈴 木 満 1913年(大正 2)

1944年(昭和19)



1966年(昭和43)
1975年(昭和50)
中狩野村(天城湯ヶ島町)上船原に生まれる
第27回太平洋画会展に入選
第14回帝展に入選
太平洋美術学校本科卒業

陸軍美術展で情報局長賞を受賞
フランスなどヨーロッパに滞在
逝去。享年61歳