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ゲージ(水温計・油圧計・電圧計)




左がマット仕上げ、右がカーボン
の2種類あり左を選択
 


なんせ水温計がない車なので、これを何とかした
い。
インターネットや雑誌などあちこちから情報を集
めることから始めました。アメリカ製で欲しいの
が見つかりました。オートメーターという会社の
ゲージです。しかし、アメリカの業者とやり取り
で上手く運ぶかなという心配があります。これと
同じモノを九州のパーツ屋さんが扱っているのが
分かり、ネットで調べるとなんと工事中で繋がら
ない。電話で聞くことにします。すると今ネット
は再構築中ということで、個人のメールアドレス
を教えてくれ、部品のインストール状態を添付書
類(写真)で送ってもらうことになりそれからの
話となりました。
結局、この九州のパーツ屋さんから購入すること
にしました。



パッケージに封入のオートメーターのステッカー



これらの3つ箱に入っている(大きい箱が油圧計)


カウル(穴径は50mm)


メーター本体(水温・油圧・電圧)にメーターハ
ウジングとセンダーユニットのセットで7万円!。



カウル裏側(中央の白い3つは、配線を留めるために付けたもの)

水温計取付後は、ラジエターのエア抜きを完全に
しないとオーバーヒートする恐れがありますと言
われていましたので心配なためディーラーにお願
いしました。ついでに油圧計のセンダーユニット
の取付も。
メーター本体の取り付けは難しくありません。
配線だけですから。



純正センターカバー(中央の穴は配線を通すために開けた)
 
大変なのはメーターを動かすセンサー部(センダー
ユニット)の取り付けです。エンジン本体に取り
付けなければなりません。
水温計のセンダーユニットを取り付ける部品の径
とヒーターホースの径が合わないと取り付けを
頼んだVWからまさかの電話が。やっぱりアメリ
カに注文しなくて良かったと思いました。すぐ九
州のパーツ屋さんにこの旨を連絡し交換部品を送っ
てもらうことにしました。



純正センターカバー裏側


手前が運転席側



純正センターカバーに両面テープで固定


ようやく取り付けが完了し、バッチリと思ってた
ら、その部品を取り付けた箇所から、なんと水漏
れが発生。原因はこの部品(センダーユニットを
取り付ける銅管の付け根)にピンホールがあって、
そこから漏れていることが判明。
再度、この交換部品を九州のパーツ屋さんに作っ
てもらうことになりました。



純正カバーを車体に固定させる6箇所のツメ


その後2ヶ月ほどは何事もなく満足してました。
ところがある日突然、走行中センダーユニット部
がヒーターホースから抜けてしまいさあ大変。
LLCがほとんど吹き出てしまい走行不能に。
ディーラーにトラックで迎えに来ていただきその
場はなんとか切り抜けました。
九州のパーツ屋さんにこの事件のことを連絡し対
応策をお願いします。



真上からみると


今度はラジエターホースのアッパー側にセンダー
ユニットを取り付けることになりました。
さらに
クランプをWで使い抜けを防ぐことに。
新たにこの部品を作ってもらうことになりました。

この部品を直接ディーラーに送ってもらい取り付
けをお願いします。

その結果、
漏れと抜けは完璧になりましたが、新
たな問題発生。
通常は問題ないのですが、渋滞などで水温が上昇す
ると圧力でラジエターホースが膨らんで、ファンに
接触することがあり危険な状態になります。
これも何とかしなければと。

九州のパーツ屋さんとVWは、とにかく親切に対
処してくださって助かりました。


水温計センダーユニット取り付け部分


ある日、カー用品店でいいものを見つけます。
それはセンダーユニットをラジエターホースにジョ
イントする部品です。赤いアルミ製でかなりコン
パクト。早速購入します。
この際、ファンと干渉するという問題にも対処し
ようと思います。
ディーラーに新品のラジエターホースを注文し、
今度は自分でやってみる決心をしました。しかし、
ここでまた問題発生。アメリカのインチネジと日
本のミリネジの違いでピッチが合いません。解決
策としてメーターに付属していたアダプターを利
用します。アダプターの外側のネジ山に近いサイ
ズで赤いアルミ製の部品にタップを切ります。作
業後、アダプターに漏れ防止のテープを巻いてこ
の部品にねじ込み、センダーユニットをセットし
ます。




現状の水温センダー部



今度こそ完璧、見た目も良くなったと喜んでいる
のもつかの間。数日後チェックすると、LLCが薄っ
ら滲んでいるではありませんか。
増し締めをするも状況は変化無し。原因として考
えられるのはアダプターの真鍮とジョイント部品
のアルミと二つの金属の膨張率の違いではないか
なと思います。これは私の素人考えですが・・・。

これではこの先まずいなということで、これまで
使っていたセンサーを取り付けるための銅管に戻
すことにします。
今回も、LLCの排出から、ラジエターホースへの
取り付け、ラジエターのエア抜きまですべて自分
一人で行いました。


純正の油圧センサー


油圧計のセンダーユニットの交換作業もVWにお願
いします。

純正のセンサー部を外して、その場所にオートメー
ター用のセンダーユニットを取り付けるだけなので
自分で行っても良かったのですが、ついでなので
やってもらいました。



オートメーター用オイルプレッシャー・センダーユニット


油圧計は最初から全くトラブルなく済んでいます。

電圧計はイグニッション・オンで電源の入る配線
から取ります。これもノントラブルです。

照明は、イルミ電源から取ります。

アースは、確実にアースの取れる箇所からまとめ
て取ります。




左から水温、電圧、油圧計


この状態で現在に至っていますがトラブルはありま
せん。



運転席から見ると


モノを決めてから、ちゃんとなるまでにほぼ1年
がかりでした。

それにしても水温計の取付には苦労しました。




イルミのLED化(赤色)についてはこちら


 


 
RH(右ハンドル)用と取替





右ハンドル用カウル
FRPのゲルコート仕上げ製品なので艶消し黒に塗装します。


 

 
    LH用だったものをRH用カウルに取替え完了後



車体側の配線
(赤:バッテリー、黒:アース、黄:イルミ、
青:水温計のセンダーユニットから、
黄/黒:油圧計のセンダーユニットから)



今までは左ハンドル用しか販売されてなかったの
で、仕方なくそれを付けてましたが、やっとRH
用がでました!いままでのものが単に右を向いた
のではなく、形状が少し変わりました。メーター
が10センチほど前方へ移動し、運転席からはよ
り遠くなりました。しかし、見にくいということ
はありません。LH用に比べれば大幅な視認性の
向上です。




交換作業中、大変気になったことがあります。
それは、メーターの内部照明に5Wのウエッジ球
を使用してるのですが、樹脂製のメーターの外回
りとの隙間がほとんどないためか焦げ付き跡があっ
たことです。
夜間は点灯しっぱなしでかなりの温度上昇があっ
たのではないかと思います。 そこで温度上昇の
ほとんどないLEDのものにしようと考え販売店に
行きましたが、白、黄、青の単色とチカチカと色々
な色に変化するタイプしかありません。
仕入業者にも当たってもらいましたが、「今のと
ころ無理のようです。」との返事。

これまで使用して来た赤色5W電球は手で触ると
塗装がポロポロと剥がれる状態でしたので、とり
あえず新品に交換しておきます。

 


メーター側の配線

 

 

 

後でなんとかLEDのモノに交換するぞと心に決
ました。
最悪、商品としてなければ、自分で作ろうと!

このLEDについては、こちらに詳しく記載。




結線の様子。現在は、乱雑さを12ピンコネクターで解消してます。


配線用のコード類は自分で用意しなければなりま
せん。
取り回しにも結構時間かかります。取り回しには
クリーニング店がくれるハンガー用の針金を使う
と良いです。先端にはビニールテープなどを巻いて、
車体など傷つけないよう配慮して使用します。

配線はこちら


 



中央の白いものが自作12pコネクター


 

   中央の白い物体はイルミ用の小型コネクター


念願かなって、正常な形になり、満足。(*^_^*)
  でも、ウインドーへの映り込みがちょっと気になります。



  取付後、現状 (左から油圧計、電圧計、水温計)
  LEDによるブルー色照明についてはこちら
                          
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