施術の内容


中国四千年の伝統療法
推拿(すいな)


推拿のなかでも、こん法安柔法はすぐれたほぐしの技術で、手の甲と掌のかえしと
回転により深部までほぐし、筋肉の柔軟性を取り戻し、痛みや歪みの解消につながります。
  推拿は操作の安全性、臨床上の即効性が特徴で、安心して受けていただけます。





症 状


首・肩のひどい凝り   腰 痛   ギックリ腰   三十肩・四十肩・五十肩

頭 痛・頭 重   不眠症   めまい   寝違え   ムチウチ症

手足の痛み・シビレ     坐骨神経痛

膝(痛い・伸びない・曲がらない・水が溜まる)   足のむくみ

O 脚   こむらがえり   累積疲労   予 防







首・肩のひどい凝りの場合
 昔から、肩こりは万病の元と言われていましたが、今ではもっと深刻な、危ない症状として、考えられています。お医者様がよくテレビに出て言われることですが、肩こりは、脳梗塞と心臓病の元とみなされ始めています。ほうっておくのはよくありません。さらに深刻なのは、隠れ凝り症です。肩こりを感じられる人は治療の機会もあると言うものですが、凝っていても感じない人、分からない人が肩凝り症の人、10人に4人はいると言われています。
 また、首の凝りもほうっておくと、頚動脈を圧迫し、脳に行く血液の量が少なくなってしまいます。いわゆる、頭の血の巡りが悪い状態になるので、頭も悪くなるし、脳の血管障害なども引き起こしやすいと言われています。早めにほぐしてよい頭の状態を保ちたいものです。

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腰痛の場合
 長年、腰痛で苦しんでいて、治療院を巡っていらっしゃる患者様が多く来られます。10年も20年も30年も腰痛から開放されたことがない、という患者様によく見られる特徴は、腰周辺の、あるいは腰関連の、深層筋の硬縮が取れていないということです。これをほぐすことで、2〜3回の治療で長年の救いようのない苦痛から開放される方が随分いらっしゃいます。
 腰痛で同じ治療院に何十回も通われる患者様が後を絶ちません。まったく驚きです。腰痛治療(ヘルニヤは別)で5回以上かかるところは見切りをつけた方がよろしいでしょう。

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ギックリ腰の場合
 ギックリ腰は繰り返してはいけません。4回以上繰り返すと腰椎間板ヘルニヤになる人が多いようです。ヘルニヤになると仕事も日常生活もままならない状態になります。不幸なことです。ギッリ腰を繰り返す人というのは、おそらく何年も前から慢性腰痛の状態、言い換えれば、ギックリ腰になる準備が常に整っている状態の人ということができます。だから決して急になるのではないのです。準備が整っていて、ちょっとしたきっかけさえあればグキッと来る、というわけです。車に乗っていて、後ろの荷物を取ろうとしてグキッ、掃除機をかけていてグキッ、歯を磨いていてグキッ。些細なきっかけでギックリ腰になるのです。
 ギックリ腰になった時は、できるだけ早くおいでください。普通は、2〜3日安静にしてと言われますが、現実には早く治療した方が早くなおります。要は血液の流れ、これが重要です。ギックリ腰も5回以内で治しましょう。2〜3週間から一ヶ月もかかると思わされている患者様が多いのですが、院の選択を誤っているかもしれません。

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三十肩・四十肩・五十肩の場合・・・・・80パーセントが筋肉性のもの
 腕が上がらない、肩周辺が痛い、それが長く続いている、と言うような場合で、本人も通院中の治療院の先生も四十肩・五十肩だと思っていても、その内の80パーセントは、そうではなく、肩周辺の筋肉の硬縮であると言えるようです。このような場合は硬縮した筋肉そのものをほぐしてしまえば思いがけず早く治ってしまうことがよくあります。つい最近の例ですが、70歳のおばあちゃんのケースですが、両手が挙がらず、両肩が痛く、痛みで夜眠れない、この状態が半年続いている。接骨院に半年通っているが、改善しない、ということでした。両肩の前の部分が水ぶくれのように火傷していて、そこも痛いと言います。毎日低周波をかけるので、パッドを当てる部分がそのようになってしまったということです。この方は棘上筋と三角筋がコチコチだったのでこれをほぐしたところ、三回の治療で痛みが軽減し、炊事、洗濯ができるようになり、何よりも睡眠が取れるようになりました。このようなこともあります。もともとの原因は長年の肩こりです。
 では、20パーセントの本物の三十肩、四十肩、五十肩の場合ですが、これは腱板の炎症・損傷なので時間がかかります。これは組織の再生という問題なのです。例えば皮膚のちょっとした切り傷なら数日で再生してしまいます。が、ご存知のように骨折は場所にもよりますが、再生に2、3ヶ月かかります。で、腱板は再生に七ヶ月かかります。そういう組織なのです。ですから、放って置いたり、対応を間違えたりすると一年も、二年も、三年も長引くことにもなります。これは再発を繰り返しているのです。7ヶ月の内に治るように、注意深く、炎症を抑え、筋肉をゆるめ血行をよくするという治療を続けることが必要です。

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頭痛・頭重の場合
 頭痛の90パーセントは普通の頭痛、一次性頭痛です。これは肩、首のほぐしと頚椎の調整でほとんど治ってしまいます。突飛な話ですが、ある患者様が頭痛で来院されたのですが、その方がおっしゃるには、自分は長年の頭痛持ちのため霊能者に見てもらったら、頭に霊が憑いていると言われたそうです。首、肩のあたりを触診すると、コチコチでまるで冷凍肉のようです。じっくりほぐして、約一時間で頭痛は消えました。どうやら、血行がよくなると霊も憑いていられなくなるようです、これは余談ですが。
 頭痛点をほぐして開くのが大変効果があります。時々慢性頭痛の患者様がいらっしゃいます。O様のケース、23年間頭痛で、会社では気象予報師とあだ名されていて、雨が降る時は見事に当たるそうです。この方もまったく普通の頭痛で、ただ開放される機会に恵まれなかっただけなのです。首の筋肉が硬くなりすぎて、頚椎を引っ張って歪めていたのです。原因は筋肉です。もっと言えば始まりは肩こりです。首をほぐすこと3回で解消しました。慢性頭痛の場合はそれほど心配はいりませんが、注意しなければならない場合があります。
 急に襲ってくる激しい頭痛は、クモ膜下出血ということが多く、30分以内に処置しないと危ないので、救急車で病院に行ってください。

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不眠症の場合
 これは肉体的な原因と、心理的な原因と、その両方とがあります。肉体的な原因の場合はやはり首、肩のひどい凝りの場合が多いようです。これはほぐすことで解決します。心理的な原因の場合は、些細な事から、複雑な、また深刻な事まで奥が深いようです。些細な事柄、例えば通常のストレスで首が凝る、痛い、というような場合はほぐすことで解決しますが、それ以上のストレスの場合は、脳にまで影響がいっている場合がありますから、手技では対応できませんし、また対応すべきではないと思いますので、手遅れにならない内にしかるべき科で診ていただくことをお勧めします。
 もっとも、こんな人もいらっしゃいます。平均睡眠時間が8時間と言われているが、自分は6時間以上眠れないから不眠症だ、と。睡眠時間は個人個人で異なります。3時間で十分という人もいれば、ノーペル賞を受賞した小柴教授のように11時間必要と言う人もいます。自分に必要な時間睡眠を取れば心配はないそうです。

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めまいの場合
 回転性のひどいものは、すぐ病院に行くべきですが、軽いものは、やはり首から後頭部にかけての凝りが原因ということが多いので、ほぐすことが効果的と思われます。

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寝違えの場合
 これも肩・首の凝りから、筋肉が硬く縮んでいて、低い枕で横向き、或いはうつ伏せでなりやすい症状です。首の筋肉が柔らかければ、どんな角度でも影響はないのですが、硬いと、長い時間筋肉が無理に突っ張るので起きやすい症状です。枕が原因と思われやすいのですが、それ以前に、肩・首の溜まった凝りが原因ということが多いようです。

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ムチウチ症の場合
 事故などの後遺症でよく起こります。事故後、怪我も回復し、治療の必要がなくなった後、しばらくして症状が出てくることがよくあります。レントゲンでもMRIでも異常が認められないのに、首や頭が痛くなる、というものです。これは首だけには限りませんが、筋肉が衝撃を記憶するために出る症状です。ある期間、定期的にほぐすことが効果的です。

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手足の痛み・シビレの場合
 まず、手の痛み・シビレについてですが、そのほとんどが手が原因ではなく、首、肩の凝りが原因です。頚椎から出た神経が首や肩の筋肉の硬縮によって圧迫され、痛みやジヒレとなっています。これをほぐすことで解決します。また前腕、上腕の筋肉そのものの硬縮の場合はその部分をほぐします。
 足の痛み・シビレについても同様で、腰や臀部の筋肉の硬縮で神経が圧迫されている場合が多いと言えます。特に、腰椎間板ヘルニヤや坐骨神経痛が原因の場合もかなりあります。

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坐骨神経痛の場合
 普通、坐骨神経痛は腰椎間板ヘルニヤから併発するケースが多いのですが、そうではなく根性坐骨神経痛(普通の坐骨神経痛)の場合は、ほとんど李状筋というお尻の深部筋の硬縮から坐骨神経を圧迫して、足まで痛い、或いはシビレている状態になります。これをほぐします。

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膝が、痛い、伸びない、曲がらない、水が溜まる、場合
 痛くて伸びない場合は、ももの後ろの筋肉(ハムストリング)が硬縮して引っ張っています。曲がらない場合は、ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が硬縮して引っ張っています。これをほぐします。
 水が溜まるのは、関節内の炎症を治すために水(白血球その他)が出てくるのですが、膝周辺の筋肉が硬縮していて血行が悪いと、血管が圧迫されていて水を吸収できないのです。これをほぐして血行をよくし吸収させます。整形外科で水を抜くと癖になるとよく言いますが、抜くから溜まるのではないのです。吸収できないから溜まるのです。だから、膝周辺の筋肉をほぐして、筋肉を柔らかくして、血行を良くすれば、吸収されるようになります。
 膝が痛いと言う場合でも、筋肉が原因という場合が少なくありません。しかし、膝関節内の軟骨が磨り減って骨と骨が当たって痛いような場合は、手技療法では対応できませんので、整形外科を受診することをお勧めします。

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足のむくみの場合
 足のむくみを軽く考えてはいけません。顔のむくみは腎臓、足のむくみは心臓と言われるように、心臓に負担をかけます。ふくらはぎ(腓服筋)が硬いと静脈を圧迫し、静脈の血行が悪くなり、心臓に血液が戻りにくくなります。また、ふくらはぎの静脈の流れが悪くなると、下肢静脈溜といって、青い血管が浮き出てきます。こうなると女性はナマ足で勝負できなくなります。ふくらはぎは常にほぐして柔らかくしておきましょう。

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O脚の場合
 O脚の原因は、骨盤か、ももの筋肉か、膝の関節か、歩き方か、によって対応は違いますが、割合として多いのはももの筋肉、特に内側の筋肉が弱く、外側の筋肉に引っ張られている場合です。そのまた原因が歩き方であることが多いと言えます。O脚が進むとやがて変形性膝関節症になります。ほとんどそうなります。兆候は膝の関節の内側を押さえてみると軽い痛みがある場合は、年齢によらず、体型によらず、もう始まっています。
 治療は基本的には、骨盤の矯正と筋肉のほぐしと膝関節の矯正をして、後はももの内側の筋肉を強くするトレーニングが必要です。それで改善されます。ただ、治りやすい人ととそうでない人とがいます。身体(骨・筋肉・じん帯など)が柔らかい方が治りやすいのは確かです。男性より女性の方が、年齢的にも早ければ早いほど治りやすいといえます。

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こむら返りの場合
 これはふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ひらめ筋)の硬縮・緊張によるもので、ひどくなると夜中に攣って(つって)眠れなくなります。原因は、筋肉疲労とその累積です。ほぐせばなおります。

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累積疲労の場合
 同じ仕事、同じ生活をしているのに、三十代前半から後半にかけて、そしてそれを始まりとしてさらにそれ以降、疲れが残る、肩の凝りが抜けない、腰痛が回復しない、と言った訴えをする人が多いようです。これは、回復力が落ちてきたのです。これは年齢的なもので、避けがたいことなのです。このような時期を迎えてどう対応していくかによって、その後の人生が左右されます。回復力が落ちるとどうしても疲労が溜まってくるので、身体が硬くなり、血液の流れが悪くなりいろいろな病気を招くことになりやすいと言えます。対応策としては、疲労が溜まったところでほぐして回復を強引に促す、これを定期的に繰り返していく。これが健康で長持ちする身体を維持する秘訣です。

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予防ということ
 ある日腰痛になったとしたら、それは腰痛になる準備ができた身体になったということです。年齢に関係なく、筋肉が弱ったとか、体力がなくなったとか、疲労が固まったとか、血行が悪くなったとか、様々な原因で腰が負担に耐え切れなくなったということです。たとえ一時的に痛みがなくなったとしても、『準備ができた体』が変わったわけではないでの、また繰り返します。
 対応策としては、『準備のできた身体』を痛くなる前にほぐしてしまうことです。そしてこのようなメンテナンスを定期的に行うことです。腰痛に限らず、上記の疾患全てに言えることです。三週間に一度のメンテナンスがよいでしょう。

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いしがみ療施院

住所 〒426−0041 静岡県藤枝市高柳1517番地
TEL/FAX 054-636-7708(水曜日定休)


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