第2回富士山マラソンに参加して来ました。河口湖マラソンの時代から数えて通算9回目の参加となります。
昨年の第1回富士山マラソンは、車の渋滞等でスタートに間に合わなかったランナーが続出したため、今年は駐車場の使用はあらかじめ申し込んだ参加者のみとなり、昨年のような事態にはならなかったようです。その他にも、手荷物の預かりとその後の更衣室への人の流れ、スタート時の申告タイムによる振り分け等、狭い河口湖湖畔の中でよく考えられ、参加者16000人の大会にしては運営状態は良好だったと思います。また、開会式のアナウンサーが日本一トイレの多いコース、と言っていましたが、地元の施設の協力もあり、確かにコース上にトイレが多かったのは大変良いことと思います。以前のこの大会では、コースの脇で用足しをしているランナーをよく見かけました。せっかく、富士山が世界遺産にもなった事ですし、やはり見苦しい行為は富士山に相応しくないですよね。
スタート時は気温2°C位の寒さでしたが、日なたに入るとやや暖かく、走り始めて直ぐに防寒対策で着ていたビニールのカバーが邪魔になってしまいました。
有森裕子さん、瀬古利彦さんを中心に、
サンプラザ中野、ノッチ、アントキノ猪木などの芸能人がスタート脇の応援席に。まあ、毎年恒例ですね。
スタートしすぐに富士山に向かって走る。申告時間別スタートなので、スタート時の混雑も少なく走りやすい。河口湖マラソンの時は、遅いランナーをかき分けかき分け大変だった。
河口湖大橋の上から富士山を背に走る。
手前が河口湖。富士山はどこから見ても美しい。
そして、紅葉もベストなシーズン。
西湖周辺の道路。なぜか急に気温が下がったように感じ、日陰に入ると寒さが身に染みる。
肝心のランニングは、最初気持ちよく走り、今回もサブフォーいけそう、と思いきや、35kmを過ぎたあたりから、下腿に力が入らなくなり、40km過ぎからは、何回も歩こう、と思うほど辛かった。結局最後まで走り通したものの、4時間02分17秒(ネットタイム)でゴール。前回の大井川マラソンで肉離れを起こし十分に練習が出来なかった事が4時間をきれなかった原因のようにも思うけれど、年齢の事もあり、故障しないで、記録を伸ばす事は難しい、とつくづく思う。そして、あまりタイムの事ばかり考え走っていると、辛い時間が長く、楽しく走れない。そろそろ、記録のこだわりは二の次にして、走る楽しさを求めた方がよいのかな、とも思う。
ともあれ、快晴の天気のもと、美しい富士山と湖、紅葉を堪能できた富士山マラソンは素晴らしい大会でした。