第5回富士忍野高原トレイルレースに出場しました。トレイルランニングのレースは初出場です。コースはロング(約31km)ミドル(約21km)ショート(約14km)の3コースがあり、
レースにエントリーする時、初のトレイルレースだし、ミドルに参加しようと思いましたが、すでに満員となっていたため、まあ、ロングといっても31kmだし、大した事無いだろう、と高をくくってロングに出場する事にしました。ところがどっこい、予想以上にコースの過酷なことに参加して初めて気が付きました。山の急坂の登り、下りが多く、登りは当然歩き、下りは転倒事故が怖く、滑らないように足を踏ん張りながら下りてゆくため、大腿四頭筋に負担がかかり、走っている最中から筋肉痛が発生。靴も足に合わず、何回も靴ひもを結び直したけれど、母趾痛が酷く途中リタイアも考えるほどでした。ただ、富士山をはじめ自然環境は抜群に良く、緑の木々に包まれ、また、天気にも恵まれ、思い出に残るレースとなりました。

スタートはウエーブスタートで当然最後のグループから。

スタートしてすぐに山道の上り坂。まだ、周囲を見る余裕がある。緑が美しい。

直ぐに視界が開け眼下に忍野村のパノラマが。

直ぐに美しい富士山と対面

登ってきた道が眼下に広がる。

山道に沿って人の列が続く。蟻の行列の如し。所々でランナーの渋滞発生。渋滞の先には険しいポイントが。

杓子山山頂に到着。標高1597mでスタートからの高低差は663m。スタッフの自衛隊のお兄さんがシャッターを押してくれた。

石割山山頂。標高1413m。

平尾山山頂。左側に見えるのが山中湖。

急な階段の上り下りが続く。凸凹が強く歩きにくい。

やっと平地にたどり着く。ゆっくり走りながら、花をめでる余裕も。

ゴール後。山の中は冷気を感じる位涼しかったが、平地は日差しが強烈で暑い。

6時間55分52秒の長旅でした。
初めて出場したトレイルレースでした。
なだらかな山道を走るスポーツと思って参加しましたが、予想以上に過酷なコースで、ロープに掴まって上り下りが必要な急坂が至る所にあり、走った距離より歩いた距離の方が圧倒的に長かったように思います。とりあえず、凹凸のある路面での足の捻挫や、転倒しての骨折等の怪我をしないように注意しました。(実際怖い場面も何回かありました)
参加者はいつものマラソン大会に比較して、若いランナーが多く、自分より年上と思われるランナーは数えるほどでした。やはり、過酷なトレイルは若者向けのスポーツなんだろうな、と思いました。
それにしても、天気にも恵まれ、景色は抜群で、富士山や山中湖、木々の緑等大変美しく、心身ともにリフレッシュされトレイルの魅力を満喫しました。
また、スタッフやボランティアの応対も素晴らしく、給水、給食等のサービスも心に残るものでした。
トレイルレースとはこんなにも過酷で、こんなにも気持ちが良いものなんだ、と初めて知りました。