|
続いては電話工事です。
我が家には電話が二回線あります。一つはADSL回線で一般電話を兼ねています。そしてもう一回線はFAX専用です。ADSL以外は、どちらも両親が仕事のためにフル活用しています。とくにFAXが使えなくなったら商売あがったりです。
二本の電話線は、市道側電柱から取り込まれています。二月下旬にNTT担当A日さんに相談したのち、工事の方が現場調査をされました。その結果、解体工事が始まる前に県道側電柱から離れへと電話線を接続しなおしましょうという結論に至りました。
その後四月上旬にA日さんから、工事依頼は日程に余裕をみておこなってくださいねという連絡もいただき、意外にきめ細やかな対応に少し驚いたりもしました。
前述したように東京電力が我が家の敷地内に電柱を立ててくれたので、その連絡も含めて4月27日に工事依頼をしました。そのときにはA日さんが不在だったためK村さんが対応してくれて、工事日は5月1日と決定しました。これで電話工事に関しても終わったようなものだなと安堵していたのですが、次の日に思いもよらぬことが判明したのでした。
K村さんから電話があり、東京電力の電柱を利用させてもらい県道側からの取り込みをおこなうことにするが、県道側は光ケーブルになっているのでADSLは使用できないとおっしゃった。(俗に言う光収容ですね)
はあ?私は2月に相談したが、そのときにADSLが使えないなんて話はA日さんから一切聞いてない。何を今ごろ言っているのか?と問い返すと、担当者の連絡不徹底であり申し訳ないという謝罪の言葉が返ってきたものの、間髪いれずに光に変更するかダイヤルアップにするかしたら、どうでしょうと提案されてしまった。私はADSLが使いたいの!と駄々をこね、じゃあ今使用しているメタル線を市道側から県道側へ延長してくれとか、家を建て直す間は県道側からの取り込みにして光になってもいいが、その期間中は市道側のメタル線を確保してもらっておいて建築終了したら再度市道側から取り込ませてくれと頼んだが、確約できないから無理だと言われてしまった。
この時点で頭の中は真っ白である。コストパフォーマンスと自分の使い方から考えるとADSLで十分であるため、ADSLと決別することは考えられない。それに長くADSLを利用するつもりでケーブルモデムをレンタルではなくて買い取りにしたのだ。家を建て直すのは私の都合だから負い目もあるが、だからといって”はい、わかりました。ADSL止めさせていただきます。”と言えるようなことではない。NTTのK村さんとの会話で私の口から出てくる言葉は、もはや”困ります。困ります。”だけである。私が”困ります。”しか言わないのでK村さんも対処に苦慮したようで、残置メタルがあるかどうかだけ調べますので数日待ってくださいと言って20分にわたる押し問答は終了した。
道理で最近ADSLを止めて光にしませんかという電話案内が実家に頻繁にかかってくるはずである。NTTの方針としてADSLを駆逐していきたいのだろう。光を推し進めたいNTTの気持ちはわかるが、家の建て替えをするならADSLは放棄しなさいよは、ひどすぎると思うんですけど。 |
 |