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建築前の段取り 〜構想編7〜
電話工事とCATVとテレビアンテナ

NTTからのADSLを継続できないかもしれないという電話を受けてから、しばし呆然と考え込んでしまいました。ADSLが駄目と決まったわけではないが、最悪のケースを想定した対策をたてなければなりません。
要はインターネット接続環境をどうするかである。これを機会に光にするという選択肢もあるが、ADSLとの値差は決して小さくない。だからといって昔に戻ってのダイアルアップは論外である。
ならば残る選択肢は何か?そうだCATVインターネットがある。ADSLの勢いに押されて最近影の薄い雰囲気はあるが、会社の同僚でも多くの人が加入している。速度とコストパフォーマンスを考えるとADSLが駄目なときは、CATVインターネットに変更を考えよう。CATVインターネットなら今使っているルーターを継続して使用することも可能だ!

一方で、解体する店舗兼住宅に設置されているUHFアンテナとBSアンテナの移設をする必要があり、離れへのアンテナ設置(離れだけでなく新たに建築される新居にも受信可能なシステム)の見積もりを依頼してあったが、ブースターから分岐器・分配器やらアンテナ(新品の地上波デジタル対応UHFアンテナと新品のBSデジタル対応アンテナ)の購入費から工賃まで含めて10万円近い金額であった。ということは、テレビ受信をアンテナ設置からCATVに変更してしまえば、月々のランニングコストは若干かかるけれどもイニシャルコストは変わらないうえ、テレビ東京やTVKもリアルタイムで見られるメリットが生じてくる。インターネットとCATVの同時申し込みだと工事費も比較的安い。これならば、CATVが赤丸急上昇だ。

善は急げと速攻でCATVへ電話して資料請求すると、数時間後には親のもとへ説明に来てくれる対応の良さ。もはや気持ちはCATV+CATVインターネットである。ただし、問題が無いわけではない。実はCATVの幹線は市道側にしか来ておらず、新居が完成するまでCATVを引くことが出来ないのである。ということは、解体工事から新居の完成までの間にテレビを見るためにはアンテナを離れに設置しなければいけないことになる。たまたまUHFアンテナ(もちろん地上波デジタルに対応などしていない)が一本余っているので、アンテナ設置を業者に任せるのではなくて、自分でやってみることにしよう。暫定的な使用になるので画像が若干悪くても両親には短期間ということで我慢してもらって、安く上げることにしました。