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ADSLのトラブルからテレビ受信をCATVにすることが急転直下決定したが、その数日後にNTTのK村さんから調査結果に関する電話報告が来ました。
結論から言うと、県道側にも残置メタル線があったので今まで通りにADSLを継続できるということである。
気持ちはCATV+CATVインターネットに思いっきり傾いていたので、ADSLが使用できると聞いて少し戸惑いを感じました。でもインターネットをCATVに変更することは今後いつでもできるだろうと考え、ADSLを今までとおりに使用して、テレビ受信だけをCATVにしようと決めました。
ちなみにCATVとCATVインターネットを別々に申し込むと、工事費がべらぼうに高くなりますが、CATV会社の営業君が今の支店に勤務している間に私がCATVインターネットを申し込んだ場合には、限りなく無料に近い金額で工事をしてくれる確約を取ることが出来ました。
ところでCATVのパンフレットを見ると何台で聴取しても金額は同じとうたっています。しかし、いろいろと話を聞くと微妙に違うようです。新築する我が家は、基本的に使うか使わないかはわからないけれどほとんど全室にテレビ用同軸ケーブルの配線をする予定で、回線数にして七回線です。そして、既築建物では二ヵ所テレビ用配線が必要となります。ということは、ブースターの下流側で九分配できれば良いのですが、世の中に九分配器は存在せず、最高で八分配器までです。したがって、九箇所に配線するためには、八分配器の下流に一つ二分配器を設置して合計で九つの回路に分配させるか、もう一つの案としては八分配器の下流に直列ユニットを装着して渡り配線でもう一箇所のテレビ端子まで信号を送ることです。
これらの手段では、少し問題があることをCATVの営業君から教えてもらいました。まず、前者の八分配器の下流に二分配器をおくと二分配器以降を別料金として請求されるそうです。請求される金額を記述することは問題があるかもしれませんが、基本料金の半額程度を別途請求されるそうです。それならばと、後者の直列ユニットを用いる方法を考えたのですが、この場合直列ユニットを装着した場所のCATVの信号レベルが明らかに劣化するそうです。(理由はわかりませんが、営業君の経験では確実だそうです)
現状の構想では、離れへの信号を一本で引き回して離れのキッチンへと一旦受け入れ、そこから直列ユニットで離れ居室へ延長することがベターだと考えていました。しかし、前述の話を信用すると離れのキッチンにおける画像が悪化する懸念があります。離れのキッチンは、テレビの使用頻度が今後も多い場所と思われるので、画質劣化は避けたいところです。
したがって、九分配は不可能であるという結論に達してしまいますが、暫定的な案として、九回路の同軸ケーブルは全てを八分配器のところまで配線しておくが、その九本のうちその時点で必要な八本だけを分配器に接続しておくということにしました。とりあえず、テレビ設置の予定がたっていない両親の寝室の配線を分配器に接続させずに遊ばせておくことにしました。
ちなみにCATVの営業君が打合せに来たときに、テレビ端子個所が全部で九箇所ですという話をしました。そのときCATVの営業君は、”じゃあ十分配の分配器でいきましょう”と私に言って申込書にも分配数10と書き込んでいました。マスプロのカタログを毎日のように見ていて八分配器の存在は知っていたが、十分配器は載っていなかったので、”ああ、マスプロには十分配器が存在しないけど、他社の商品ラインアップにはあるんだな。”と勝手に推測していました。後日、電気工事を担当された方と話したときに十分配器は世の中に存在しないということを教えてもらいました。CATVの営業君!いい加減なこと言っちゃ駄目だよ。 |
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