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打ち合わせ
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☆採光 我が家の南側には隣家が迫っています。また、南北に狭い敷地の形状から南側に少しスペースを開けることもできません。しかも、北側に県道があるため騒音対策として居室を全て南側にもっていきたいという希望があります。すると必然的に一階の南西側に位置する両親の寝室と客間の採光が不安でたまりません。そこで、両親の寝室については天窓を設けました。天窓に関しては、夏場暑すぎてたまったもんじゃないという話をよく聞きますし、父親の知りあいに雨漏りが発生した例があるなど設置の是非には悩みましたが、日が差さないじめじめした部屋にしたくないということで設ける決断をしました。 もう一部屋、両親の寝室の東側に位置する客間も南側窓からの採光は、あまり期待できるものではありません。この客間は二階部分に子供部屋があるため天窓も設けることが出来ません。そこで東側に隣接するリビングを極力明るくすることで光が少しは客間に洩れるように対処することにします。対処方法としてはリビングを吹き抜けにして二階からの採光を期待することと、リビング一階の壁を少し減らして窓を多くすることです。このような考慮をしたものの客間の採光に関しては高い期待を持たないようにしておこう、そうすれば後々ショックが小さいだろうと打ち合わせの時点から考えていました。我が家の敷地形状と隣家の位置関係から客間に相当する部分は絶対に採光が十分に取れないのは明らかであり、どうしても採光不足を避けたければ前項にて触れた第二プランのように納戸などの部屋をあてがうことが必要かと思われます。しかし、諸般の事情から客間を敢えてこの位置にもってきました。したがって、客間の採光不足は、妥協せざるをえない、受け入れざるをえない点と決断しました。 二階の採光に関しては全く気にしていませんでした。今までの店舗兼住宅でもそれなりに陽は差し込んでいたし、今回建てる積水ハウスの家は建物の高さもかなり高くなり隣家よりも頭一つ抜け出るはずなので、今まで以上に十分な採光が得られると予想していました。ところが建方工事が始まると頭一つ抜け出るはずだった我が家が意外にも隣家よりも低いことに気がついた。あれ〜と思って隣家を覗いて見ると、何と隣家のGLは我が家よりも50cm以上高かったのである。今まで全然知りませんでした。水平方向には色々気にしても、垂直方向には無頓着なんだな(というよりイメージを湧かせにくい)と思いました。おそらく隣家のGLが、これほど高いとは営業さんも設計さんも気づいてなかったと思います。予想外のことがありましたが、結果的に幸いにも二階は全部屋許容できるレベルの日当たりとなっているようです。 ☆騒音 遮音の効果を道路からの距離と外壁に期待しました。道路からの距離を大きくとるという点については、居室を道路側に一切配置しないことを試みています。これゆえに建物が横長になっていき、廊下だらけの家となりました。廊下の延べ長さは何と24mです。この廊下の面積を個々の部屋に振り分けることが出来たら何と素晴らしいことかと思うのですが、現実には難しい・・・。 もう一点の遮音対策の外壁ですが、これは積水ハウスを選んだポイントの一つでもあります。遮音のためには外壁に重さが必要です。積水ハウスのグルニエダインシリーズに用いられているコンクリート外壁を狙っていました。このような重い外壁を纏うには、骨組みにも十分な強度が求められます。だからこそ鉄骨プレハブのメーカーを選択したわけで、昨今多いサイディング外壁を選択するつもりはありませんでした。 何も外壁だけに遮音を期待するのではなくて、断熱材のグラスウールでも遮音は出来るではないかと言われる方もいると思います。たしかにグラスウールも遮音効果はあります、ただし周波数帯は高周波数側です。低周波数側を遮音するには、やはり重いもので対処するしかないわけです。 じゃあ、最終的にダインコンクリート外壁を選んだかというと、実は違います。スクエアストーンのセラミック外壁を選択しました。当初のプランではダインコンクリート外壁で見積もられていたのですが、ある時期からアビーナシリーズのセラミック外壁に変更されて見積が出されるようになりました。営業の宮山氏曰く「セラミック外壁でも十分遮音は出来ると判断しました」。コンクリートも分類上はセラミックですから効果は似ているかもしれませんが、積水側で外壁を変更してきた本当の理由は費用削減だと思います。我が家の新築工事は解体・地盤改良・上下水道工事・外構工事に意外なほど経費を要することがわかってきたため、鰻のぼりに上昇していく総額費用を抑えようという親心で気を利かして若干金額の安いセラミック外壁に仕様を変更してくれたのでしょう。(私の勝手な推測ですが) デザインの面からもアビーナシリーズの外壁は非常に気に入ったのでためらいはありませんでした。 ☆吹き抜け リビングの天井を3m四方にくり抜いて吹き抜けを設けました。念願の吹き抜けです。これに関しては、コスト・理屈抜きです。とにかく吹き抜けが欲しくて、やらないと一生後悔すると思ったので付けてしまいました。さらにはもう一つの念願であるホームシアター用の空配管も施工しました。本来ホームシアターで臨場感溢れる音声を楽しむには遮音・防音が重要であり、吹き抜けにホームシアターが邪道なのは十分わかっているつもりです。でも欲しかったんです。節操が無い、ホームシアターを全然理解してないと非難されるのも承知の上で、今後ホームシアターを構築していく予定です。 ☆県道側の外観 外から見る家の雰囲気は、外壁・屋根・窓で決まってしまいます。特に格好良く見せたいと思ったら窓の形・配置は重要なポイントだと思います。我が家は、何度も述べているように北側に県道が面しています。家が新築されて一番人目につく場所も北側の面であることは疑いの余地もありません。したがって、北側に洒落た窓の一つ・二つ・三つ配置したい欲望にかられましたが、それはすなわち騒音対策に逆行することになってしまうため極力必要最小数の小さい窓に抑えてあります。北側の面には居室が皆無なので、北側の窓はほとんど面積の小さいスイングサッシになっています。だから北側から見た家の雰囲気は格好良いとはお世辞にも言えません。でも人に見せるためだけに建てるのではありません、住むために建てるのだから使い勝手優先は当然でしょう。(でも見た目も非常に気になります・・・) ちなみに南側からの外観・雰囲気は結構いけてると思うのですが、隣家に密接しているため日の目を見るのは隣家が将来建て替える時の数ヶ月間だけでしょう。残念! |
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