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基礎工事
生コンの打設

☆7月21日
コンクリートが型枠に流し込まれた。

コンクリートポンプ車からアームが高所まで伸びてコンクリートが流し込まれています。アームが長いのは高所や低所に供給するためらしいです。また、ポンプ車には二種類あってピストン式とスクイーズ式があるそうです。ピストン式は注射器でスクイーズ式は歯磨きのチューブと考えれば良いと思います。正確に言えば違うでしょうが、イメージはそんな感じだと思います。
私の仕事でもポンプが必要不可欠で、やはりピストン式とスクイーズ式(私の業種ではピストンポンプとペリスタポンプと呼ばれています)のどちらを選択するか意見の分かれるところなのです。したがって、このような建築の異業種でも同じ状況が垣間見えて少し感動を覚えました。
一番上の写真に赤丸で囲まれた器材はレベルを計測するものだそうです。任意にセットされたポイントと同じ高さの位置にセンサー部がくるとピーと信号音を発して知らせてくれます。これを用いて基礎の高さを確認しているのでしょうか?
また、コンクリートに混ざるエアーを排除するために脱泡する機械が使用されていたそうです。

コンクリートが流し込まれたあとは、型枠の上にプラスチックのカバーが施されて養生されています。

養生のプラスチックカバーが破損している部分があったので覗いてみましたが、よくわかりません。

仕方が無いのでプラスチックカバーを一箇所外させてもらうと、アンカーボルトが見えました。
アンカーボルトは昨日の観察で見ていたのですが、再度しげしげと見た印象は、”細っ”です。強度計算で十分な強度があることはわかっていますが、基礎全体の大きさと比べてしまうとボルトは貧弱に感じてしまいます。

アンカープレートにこれだけ多くの孔が開いているということは、多数のアンカーボルト施工パターンがあるということですね。間違えたりすることはないのかな?
養生のカバーはちゃんと元に戻しておきました。


☆7月22日
砕石が搬入された。


☆7月23日
昨日搬入された砕石が土間部分に撒かれた。


☆7月24日
型枠に被せてあったプラスチック製のカバーが撤去された。

アンカーボルトやコンクリート表面の様子、玄関とテラス部のみ基礎高さが低くなっているなど全貌が明らかになってきました。