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木工事
大引きの施工

☆8月25日
大引きと束が施工されていきます。

大引きは家の長手方向に敷かれ、直交する大引きはほとんど存在しません。下は例外の玄関部分です。

鉄骨の柱周辺の大引きの施工方法は下記のように数パターンあるようです。

観察してわかったのですが、大引きは基礎や鉄骨に接する部分以外は束が土間コンに固定されているだけです。これだとモーメントが大きいので比較的小さな力で大引きを横ズレさせやすいのではないかと思いました。
そこで監督さんに質問したのですが、通常家の中で人為的に床に対して応力を加えたとしても鉛直方向の力しか発生させることが出来ないので大引きの横ズレは考えなくて良いという返事でした。なるほど確かにそうだな。(ただし、地震は別ですよとも言ってました)

束は数点のビス止めと接着剤で土間コンに固定されています。(写真上)

束が給湯管と接触しています。長年使用していくうちに、擦れてさや管が破ける可能性がゼロではありません。
接触しないようにサドルで固定してくださいね。

水準器で大引きの水平をちゃんと確認しています。

合板床パネルとポリスチレンの断熱材と根太が一体になった床材が、大引きの上に敷かれる準備がされています。
こういう部材を見るとprefabric(プレハブ)なんだなーと感じますね。

床下点検口部分の床材です。

既に実施されていた作業であるが、今日気づいたこと

外壁に開けた孔にPF管を通してコーキングされた後に、屋外の防水コンセントへ通じる電線は通線されています。

二階のCD管がALCの側面に開けられた孔を通して、一階へ導かれている場所が以前説明した場所以外にもう一箇所ありました。
他に通せる場所が無いんでしょうね。大変な作業と思いますが、よろしくお願いします。