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木工事
床パネルの敷き詰め

☆8月26日
床パネルが施工されていきます。

根太・ポリスチレンフォーム・合板床パネルが一体になった部材が敷き詰められます。根太が大引きに直交するように施工されます。(写真上)

和室の畳が敷かれる場所は、早々と養生シートが貼られています。また、畳が施工される面はフローリングの面よりもかなり低くなっています。(写真上)

どちらもわかりにくい写真で申し訳ないのですが・・・。左は床暖房パネルが敷かれる場所の境目です。床暖房パネルが施工される面は、数ミリ程度フローリングの施工面よりも床パネルが低くなっています。
右はキッチンの排水管が合板床パネルを突き破っている写真です。根太をカットしないように排水管が斜めに立ち上げられています。

合板床パネルの端部です。根太の横に木材が一本余計に取り付けられていて、基礎上に横たわります。この木材と鉄骨の間にゴムシートが挟みこまれています。(左)
サッシまわりも微妙な切込みが入れられています。(右)

和室の床はフローリングの面よりも一段低くなっています。

今日はガス関連の工事もおこなわれました。静岡ガスエネルギーの下請け業者さんによるガス配管の敷設と暖房設備の施工が実施されました。

床下に白い可撓性のあるガス管が設置されています。土間コンの下を潜って屋外のLPボンベ置き場までガス管は施工されています。コンクリートに埋められたガス管は、樹脂被覆つきの鋼管のようです。

床下で二分岐されたガス管は、一方がキッチン、もう一方は給湯器へと向かいます。(左)
右はキッチンに設置されるガス炊飯器用のガス管です。壁面にガスコンセントが設けられるため、ガス管を通す場所が無いようで大引きの上をまたいでいます。
(写真右上)

床暖房用の温水循環パイプが緑色のさや管の中に二本通されて、リビングルームへ向かって基礎を貫通しながら施工されます。(左) 右の写真は浴室の床下になりますが、床暖房用温水循環パイプ・浴室乾燥用循環パイプ(両者共に緑色のさや管)が見えます。白いのは給湯器用のガス管です。
ちなみに建築現場には、都市ガスの供給はされていません。しかし、県道を越えた地域には都市ガス配管が整備されています。そのため近い将来に都市ガスが供給されるのは確実なため、ここで施工されたガス管は都市ガス対応配管になっています。(単に口径が大きいだけだと思います。)
 
他の地域はわかりませんが、私の住んでいる市ではLPガスの配管工事は無料です。正確に言うとLPガス業者が施工して、無償で施主に貸し付けてくれます。したがって、LPガス業者を途中で替えるとガス配管の設置費用を請求される可能性があります。私もガス開栓時に静岡ガスエネルギーさんから十数万円の貸付配管の確認書を渡され、サイン捺印しました。

暖房用の緑色のパイプの残り一本は、二階の洗面所・便所用の給水(青)・給湯(赤)配管と一緒にパイプスペースへ通されます。そして途中で分岐されて、浴室の真上に導かれています。ここには浴室暖房・乾燥機が設置されます。

温水循環パイプとガス管は、基礎を貫通して屋外へと導かれます。(左)
給湯器用の電源線とリモコン通信ケーブルが、外壁に開けられた穴から屋外へと通されています。