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木工事
床パネルの施工終了

☆8月27日
昨日に引き続いて一階床パネルの施工が実施されました。

全体に床パネルが施工された様子です。

床パネルが無いのは、玄関部分(写真左上)とユニットバスが設置される浴室部分(写真右)と床下点検口(写真右上)です。
写真右には根太が一部無いところがあります。そのため床パネルの上に乗ると床パネルが沈んでしまいます。質問してみたら、これから施工するのでまだ終わったわけではないという返事が返ってきました。大変失礼しました。

便所と洗面所の排水管が床パネルを貫通するように穴あけがされています。(写真左)
壁面内に収納されるガスコンセント用のガス管を逃がすために、床パネルに切り欠きが入れられています。

ブレースを固定するボルト周辺もご覧のような床パネルの切り欠きがあります。(写真左)
鉄骨の柱の周囲は、隙間無く床パネルを密着させるのかと思ったら違いました。少なくとも10mm程度の隙間が設けられていました。柱と床パネルを密着させてしまうと、人が歩いただけで両者が擦れあってしまい、軋み音が発生しやすくなるそうです。(写真右)

8月26日の項でも紹介したのですが、外壁に面する床パネルと鉄骨の間には、シールを目的にしていると思われるゴムパッキンが挟まれて施工されています。そして、そのゴムパッキンはフックで鉄骨に引っ掛けられて固定されています。(上図参照)
ところが、一部ゴムパッキンが巧く設置されていない個所がありました。

写真左はゴムパッキンが床パネルの下敷きになって見えなくなってます。
また、写真右はゴムパッキンが千切れて無くなっています。

私見ですが、これは大工さんの巧い下手に責任を負わせられないと感じました。ゴムパッキンが最初に敷かれていて、そこに寸法ギリギリにカットされた床パネルが嵌め込まれていきます。これだと隙間が小さくなるように寸法ギリギリに床パネルをカットすればするほどゴムパッキンを傷めやすくなります。ゴムパッキンを傷めないように余裕を持って床パネルをカットしたら、隙間が大きく開いて本来のシールする意味がなくなってしまいます。自分が施工する立場だったら不満の一つも言うだろうなと思います。
高水準の施工を実現・維持するためにも、方式は考え直したほうが良いのではと感じました。あくまでも私見ですが・・・。

廃棄される発泡スチロールなどがゴミ袋に入れられてます。分別回収が指示されているようで、建築現場には写真右のような分別区分表が置かれていました。ゴミ捨ては適当にやれば良いという時代は終わったのですね。

この日、床パネルが全て施工されて次の部材納入まで暫く時間が空くため、9月1日まで木工事は中止されるという連絡が大工さんから私の父親に伝えられました。
そのときに色々会話したそうで、大工さんはI田さんというお名前で30年のキャリアをもつベテランとのことです。我が家の木工事は大和建設さん(積水の下請けだけどダイワケンセツなんです。)が担当するはずだったのですが、他の現場が遅れたために大工さんが足りなくなって急遽酒井工務店さん所属の大工さんに応援を要請したそうです。