木工事
間仕切りのスタッド

☆9月15日
一階の木工事では、ドアの枠や襖の枠が施工されました。

リビングと和室の境に設けられる襖の出入り枠が、白木の材料で組み立てられました。

リビングと和室の境目の襖は、三枚構成です。写真右のように鉄骨を避けている部分があります。最終的に、この鉄骨は壁の中に隠れました。

廊下から和室への入り口になる襖の出入り枠です。ブレースを巧いこと逃げています。（ここは片開きです）
写真右はフローリングと出入り枠の境目です。ビスを使って固定されています。

左は引き戸の枠で、右はドアの枠です。軒並みドア枠が組み立て終わっています。

二階の工事は間仕切りが一部出来上がってきました。

子供部屋のドア枠が組み立てられて間仕切りのスタッドに固定されています。（写真右）
趣味室の引き戸のドア枠も施工されました。間仕切りのスタッドだけでなく、石膏ボードも一部貼られました。

間仕切りのスタッドは、約30cm間隔で立てられています。（写真左）
スタッドに穴をあけてブレースと干渉しないようにしています。（写真右）

間仕切りのスタッドの床面・天井面ともにスタッドを受ける”コ”の字の金具が設置されてレールのようになっています。
”コ”の字の金具は天井のスタッドや床のフローリングに固定されているけれど、間仕切りのスタッドは固定されていないものが多くて寄りかかると動いてしまいます。
積水ハウス側から間仕切りのスタッドを30cm間隔にきっちり並べるようにという指示が強いため、最近では間仕切りのスタッドを”コ”の字の金具にまず固定する大工さんが多いと電気工事の大月電工Ｓ野さんは言ってました。ここの現場の大工さんはあまり固定していなかったみたいです。
ところで上記写真左は二階の便所ですが、スタッドの脇に樹脂の汚水管が見えます。便所用の給水と排水は、手前がわに見えているので、スタッドの脇に設置され将来は壁の中に隠れてしまう樹脂管は何だろう？

ドア枠に隣接している間仕切りスタッドは、しっかりと固定されています。
フローリングの上にスタッドが施工されるということは、将来フローリングを交換するときにフローリング材を外すのではなくて切り取るということになりますね。
境目を隠すために幅木は絶対必要ということなのですね。

趣味室と納戸は、スタッド・ドア枠・一部石膏ボードが組みつけられて、部屋の形状を見せ始めました。

外壁の面にも窓の上下を除いて全て石膏ボードが貼られました。
二階の大工さんは本当に作業の進行が早いです。

昨日コンクリートが流された勝手口とテラスにビニールシートが敷かれて養生されています。

テラスに荷物が置かれているということは、十分にコンクリートが乾いたということなのかな？たった一日しか経っていないのに．．．。強度が必要なところじゃないから、まあいいか。

☆9月16日
一階の木工事では、間仕切りのスタッドを立てる準備として、床と天井にスタッドを受ける”コ”の字形状の金具が設置されました。

”コ”の字の金具には、幅の広いものと狭いものと二種類あります。間仕切りスタッドにも幅が二種類あるということですね。

和室の押し入れと廊下の間仕切りには、幅広のスタッド受けと幅の狭いスタッド受けの二本が並べて設置されています。（写真左）
写真右はローアングルから撮ったものです。根太入り断熱材・パーティクルボード・フローリング材と敷き詰められているのがわかります。

天井側にも間仕切りスタッドを受ける”コ”の字金具が取り付けられました。

一階のリビングには大量の石膏ボードが搬入されました。

続いて二階の木工事内容を説明します。

間仕切りスタッドがハイペースで立てられていきます。
二階便所も石膏ボードが一部貼られました。

ブレースと鉄骨の柱の接合部分を避けるようにスタッド・スタッド受は施工されています。

ブレースがスタッドを貫通する部分には切り込みが入れられていることは、昨日の工事内容で説明しましたが、そこにグラスウールを入れて直接金属同士が接しないように対処されています。
錆びの原因となる傷が発生しないようにという理由なのか、お互いが擦れあったときの異音を防ぐのか、真相はわかりません。

鉄骨の柱とスタッドが隣接する場合には、写真左のような金具でお互いを固定しているようです。

階段の吹抜けとなっている壁には、間仕切りスタッドが縦横に張り巡らされています。
M城監督が「吹抜けは強度が弱いんですよ」と言ってましたが、強度が弱くなってしまうから、このような縦横の施工になるのかな？

短いスタッド（写真左：ドア枠の上部に使用）と長いスタッド（写真右）があります。短いスタッドも工場でプレカットされているんですね。