目次

木工事
和室の造作とドアの設置

☆10月7日
和室の造作が進行していきます。

押し入れ・床の間・仏間の壁となる部分に石膏ボードが貼られました。

蹴込み床の床地板と床框も完成して養生されてます。（写真左）
和室の天井も石膏ボードが貼られて、照明用の配線が引き出されています。（写真右）

押入れの棚板や化粧板などは、廊下に準備されています。

和室を除く全ての部屋にドアが設置されました。
左は便所の扉で小さなガラスが嵌め込まれています。
写真右はリビングのドアです。採光したかったのでガラスの面積を増やしました。もっと全面にガラスとしたかったのですが、子供が小さいので危険と考え止めました。

両親寝室の引き戸です。（写真左）
子供部屋のライトウォーク色のドアです。

ドアストッパーも取り付けられていました。

二階洗面所の左右の壁には、化粧板が取り付けられました。

昨日施工を間違えたようで、幅木を剥がした痕が残っていた洗面所左の化粧板の足元には、きっちり幅木が貼られていました。

電気工事は屋外の作業だったようです。

屋外の防水コンセント（写真左）は三箇所あって、全部施工されていました。
写真右はジュエルグレイン模様のシリコンシーラントでコーキングした様子です。外壁のコーキングをおこなった業者さんに比べると、正直なところ出来栄えは今ひとつですね。

電柱から新居までの電灯線が施工されました。
と言っても電柱側では、まだ東京電力のケーブルに接続されておらず、電柱に巻きつけた状態です。

電気メーターが取り付けられるベース部分にも、太いケーブルがスタンバイしています。

☆10月8日
和室の造作が継続しておこなわれました。

押入れの棚、枕棚が設置されました。また、石膏ボードの上に化粧材が貼られています。

左が仏間の天井、右が床の間の天井。照明の電線が無かったら区別がつきません。でも、下り壁の高さが少し違いますね。

和室の天井に天井材が貼り付けられました。そして天井材と壁の境に回り縁が施工されました。回り縁は至る所で冶具により抑えられています。

床柱や出入り枠の端は、ビスで固定されています。この位置だと畳で隠れるからビスは見えなくなるのでしょう。

ちょっとトラブル

この日、設計S田さんおよび営業宮山さんと話をして、お互いに意思の疎通が取れていない点があることがわかった。
その内容は、地鎮祭のときに請求された情報配線に関する見積もりである。この見積もりに関しては、私が情報配線の仕様を出して五ヶ月近く経ってから提示されたものであった。これにたいして私が不満を呈したため、積水ハウス側が一歩譲って積水ハウスの利益分をカットした費用におまけしてくれるという形で決着がついていた。ただ、詳細見積もりの部品単価が非常に高かったため、なぜこんなに高いのか？おかしいじゃないかと当時指摘したのだが、私はS田さんが”これは、間違いかもしれません”という内容の説明をしたと受け取っていた。しかし、実際のところは高価な部品単価は正常な値だったそうで、部品単価が高価になったのは電気屋さんの仕入れ費用に儲けが加わり、さらに大工さんの儲け、積水ハウスの儲けが上乗せされていたためと今日初めて理解したのである。したがって、積水ハウスの儲け分をカットされても依然として部品単価は高いままである。これでは、納得がいかないので部品に関しては施主支給にさせてくれと本日依頼したのである。
この突然の施主支給の要請にたいして、積水ハウス側は何の文句を言うことも無く認めてくれた。また、設計のS田さんは自分が現在保有している部材のリストを渡してくれて、このなかで使えるものがあったら無償で提供しますので使ってくださいとまで言ってくれた。結局使える部材は無かったけれど、心遣いは非常に有難いものである。
施主支給にするのはいいが、工事は目前に迫っているため部材を早急に購入しなければいけない。部材といってもLANのジャック、六極六芯と六極二芯の電話ジャック、テレビのジャック、ブランクチップおよびコンセントプレートなどである。これらを秋葉原の愛三電機から通販で購入しようかと思い、電気屋さんの出してくれた部材リストをチェックし始めたところ、おかしい点に気づいた。
私の提出した仕様では、マルチメディアコンセントになるはずで、100VのコンセントとLAN・TEL・TVなどの弱電が一体になったコンセントプレートを考えていた。ところが、電気屋さんの示した部材を見ると、100Vと弱電がまったく別のコンセントプレートになっているのである。それで、工事現場のコンセント部分を撮影した写真を再度見直してみると、確かに100Vと弱電は隣接しているものの一つのコンセントプレートで収まる位置関係でないことに今初めて気がついた。
もう、頭の中は爆発状態である。私はちゃんとコンセントプレートの図解入りで仕様を提出していた。なのに電気屋さんの工事は、その通りに実施されていない。電気屋さんがなぜか違う仕様に変えてしまったことが一番問題ではあるが、その電気屋さんの間違えていることを積水側で誰も気づいていないということはどういうことなのか？電気屋さんの提出した部材リストを精査するか、工事内容をつぶさにチェックしていれば、理解できたことだと思うのだが、チェックが機能していないということなのか？
時刻は夜中の一時過ぎで、いまさらどうしようも無いのだが、ヒートアップした脳みそは冷却されず、寝付くまでにかなりの時間を要したのであります。