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給排水工事
便所と洗面台

☆10月26日
給排水工事というよりも内装工事と表現したほうが正解かもしれない便所や洗面台の設置がおこなわれました。業者さんは、ユニットバスの設営をしたミゾグチ設備さんでした。

一階の便所に便器が設置されました。TOTO製です。学生時代にTOTOの工場見学をして、立派な研修施設に無料で宿泊させてもらってからTOTO大好きになりました。だから、我が家は、一階・二階ともにTOTO製を選択しました。

当然ウォシュレットも付けました。私はウォシュレットに慣れきってしまい、最近お尻を拭くことが下手になってきていると感じます。もはやウォシュレット無しの生活は考えられません。
お客様が便所を使うときのことを考えて、写真右上のように手洗い水栓をつけてみました。

手洗い水栓の排水管が床を貫通する部分には、目隠しの金具がまだ装着されていません。(写真左下) ちなみに、ここのフロアー材は施工時のミスだと思いますが、少し破けています。たぶん目隠しの金具が装着されても隠れないと思うんですけど...。

洗面所には、洗面台の下部、シャンプーボウル部分は設置が完了していました。上段の収納は、一部だけの施工です。(写真左)

シャンプーボウルの下には排水管が既に配管終了しており、給水と給湯の配管についても混合水栓と接続するだけの状態まで仕上がっています。(写真右)

洗面所には、洗濯機用の給水バルブ(写真左)と洗濯機用の排水口(写真右)も施工されました。
洗濯用給水バルブは自動止水機能付水栓です。これだと洗濯機用の給水ホースが外れても、水漏れになりません。

キッチンシンクの下の配管も少し始まっています。
給水と給湯のさや管が床下から引き出されています。(写真左上)
床下から出てきている汚水管は、エルボ部材を用いてシンク排水管の真下に近づくように位置調整されています。(写真右上)
さや管がフローリングを貫通する部分は、大きな隙間が開いているのがわかります。(写真左下)

二階の洗面台も施工の途中です。でも鏡は既に入ってますね。(写真左)
給水・給湯配管と排水管の接続は、これからです。(写真右)

シャンプーボウルには二つの穴開け加工がされていました。

一つは水栓の設置位置でしょうが、もう一つはシャンプーボウルに水をためるときに排水口に蓋をするためのレバーの取り付け位置のようです。(写真左)
小さな壁面収納も取り付けられていました。(写真右)

二階の便器は、薄い水色にしました。保育士である”あけ”は、ウン○の観察は健康状態を把握する重要なことであると常々言っており、そのため二階の便器も白にしたがってました。
しかし、二つとも白では面白くないので、私が説得して水色を選択することが出来ました。
便器に黒い部分がありますが、おそらく人感センサーでしょう。この様子からすると赤外線検知だと思います。昔の着座センサーは便器に座ったときの荷重をみていましたが、壊れやすいものでした。赤外線タイプなら大丈夫でしょうか?

便器のリモコンとペーパーホルダーも取り付けられました。いまどきの便器は、水を流すのもリモコンでおこなうのが当たり前なんですね。(写真左)
便器への給水栓とアース線接続の様子です。(写真右)

給排水関係以外の工事も少し実施されました。

玄関扉に養生材として貼られていたダンボールとゴムシート(?)が剥がされていました。
養生材が無くなっただけで自動車の走行音が耳につくようになった気もします。ドアはガラス+金属板で構成されていますが、外壁材に比べれば遮音効果は少ないでしょう。親子ドアにしてしまったことも騒音面ではマイナスかもしれません。
ヤバッ。

暫く外されていた階段手摺りが、再度取り付けられました。

掃除機が写っていますが、全部屋掃除機で清掃がされたようです。前日までの埃っぽさが解消されているような感じがしました。
こういった仕上げ工事をしているのは、大工工事を担当された酒井工務店の若奥様だそうです。

玄関照明の件

玄関の照明をどうするか自分なりに考えてみました。賑やかな玄関照明を落ち着かせるには、とりあえずどれかを撤去するしかないだろう。四角い照明器具を二個縦に並べるのは、デザイン的に絶対やりたい。しかし、防犯の面からみればスポットライトも外したくない。でも、どちらかを選ぶしかない。そこでスポットライトを外すことにしました。
次に人感センサーをどうするか?外してしまうのか?これは、つけたままにすることとしました。それは、どうしても設置したい二連の四角い照明器具の消費電力が大きいからです。一つ当たり40Wのため二連にすると常時80Wとなります。これを夜間ずっと点灯させておくのは、少しためらいを感じます。かといって電気代がもったいないから消してしまうと防犯面での不安と帰宅時の使い勝手の悪さを感じます。ならば消費電力を抑えるために電球型蛍光灯に変えれば良いだろうとも考えました。(寸法面で入るかどうかわかりませんが...。) しかし、いま一度松下電工のホームページから人感センサーWTK3731の仕様をダウンロードして調べたところ、意外と優れものだということがわかりました。
・暗くなったら自動的に点灯させる。(点灯開始の暗さを調節可能)
・人を検知したら100%の明るさで点灯するが、人がいないときには10%程度の明るさで点灯している。
・真夜中になったら点灯をまったくさせないような設定も出来る。
私は人を検知したら100%点灯で、人がいなくなったら消灯だと思っていたので、完璧な誤解でした。
私の希望としては、
・四角い二連の照明を常夜灯とする。(できれば省電力で)
・人を検知したらスポットライトを点灯させる。
だったわけですが、WTK3731の仕様ならば、四角い二連の照明だけの設置でも常夜灯として機能させながら、電球型蛍光灯に変えなくても消費電力を抑えつつ、人が来たときに明るくなって防犯的な効果ももたせられるという結論に至りました。確かにスポットライトほど、はっきりと人を照らすことは出来ないけれども、明暗の変化があれば十分ではないか。照明器具を他の場所に移動できないのだから、次善策としては、これが一番納得できるかなと考えました。ただし、三つの照明器具と人感センサーとインターホンの合計五個の部品が一つ減って四個になるだけで、ゴチャゴチャ感が無くなるかどうかは微妙な点です。


修正工事の内容は、四角い照明器具を一つスポットライトの位置に移動させて、電気配線を一本使用しないようにするだけなので問題なく対応できるはずです。ただし外壁に一箇所残る穴を綺麗に埋める必要がありますが...。
上記決定内容を設計S田さんに連絡しました。S田さんとしても八方ふさがりの状態だったようで、私の修正依頼に対しては喜んで受け入れてくれて、話していても安堵している様子が手にとるようにわかりました。S田さんには、穴埋め作業を電気工事業者におこなわせるのではなくて、積和建設のプロに依頼するように注文して今回の照明器具の問題は終了です。

教訓:
・まじめに深く考慮しなかった点は、トラブルとなる可能性がある。
・まじめに深く考慮したにもかかわらず、イメージが異なるなどがっかりするような状況になったとしても、考えた結果がこうなのだから仕方がないと納得できる。