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給排水工事
地中より掘り出されるもの、それは...

☆10月27日
今日の給水管と汚水管の施工は、新居の東端から始まって、中間あたりの風呂場付近まで進みました。

風呂場の排水管が戸外へ引き出されている場所です。排水管一本ごとに汚水枡トラップが一つ設けられます。

作業途中で排水管が埋められていない場所があったので撮影してみました。
ここは、洗面台と洗濯機からの排水だと思われますが、建物の基礎と同じくらい深く掘られて汚水管に接続されるようです。
黒くとぐろを巻いたチューブは給水管です。可とう性のある樹脂管です。
建物の基礎のすぐ脇に汚水管が備えられていますが、このあと土を被せたとしても給排水の樹脂配管が埋められているので転圧出来ませんよね?本当は転圧したほうが良いのだろうが、出来ないものは仕方ないから諦めるということなのかな?南北に狭い土地の弊害ですね。

←赤く丸で囲まれた樹脂管同士が接続されて、邸内への給水がおこなわれるのかな?

→新しい汚水管を設置する前に、解体した家屋で使用していた汚水管を撤去しているため、撤去された汚水管の残骸が多くころがっています。

←今日も古い汚水管を撤去するときに、邪魔なコンクリート塊が地中から出てきたようです。
大きいです。こんなのを毎日掘り出しているのでは、給排水工事をしているというより整地作業をしているみたいですね。

→汚水管に使用する新しい塩ビパイプが大量に準備されています。
まだ、これだけ使わないと終わらないということですね。

←昨日までは、ここに仮設便所が置いてありましたが、今日撤去されました。
また、積水ハウスのロゴが入った仮設フェンスも本日全部撤去されました。これで、この現場が積水ハウスによるものだという目印は無くなってしまいました。宣伝にならなくても良いのかな?

室内も給排水関連の工事が着々と進行しています。

キッチンシンク下の給水・給湯・排水管が接続されました。
給湯管が分岐しているのは、食器洗浄機への給湯用です。
床下からパイプが出てくる部分には隙間が生じないように白い蓋がされています。当たり前のことでしょうけど、こういった細かいことも大事です。

二階洗面台も完成したようです。昨日には取り付けられていなかった扉が設置されています。(写真左)
混合水栓も取付が済んでいます。(写真右)

二階洗面台の扉を開けると、給排水管の接続の様子がわかります。

タオルハンガーも取り付けられました。左は二階洗面台で、右は一階の便所です。

静岡ガスエネルギーの工事担当の方がみえられて、給湯器のリモコンを設置していったようです。給湯器は、まだ影も形も無いんですけど。

我が家には熱源器としてガス給湯器が設置されます。写真左はメインリモコンで台所に取り付けられました。写真右は風呂のリモコンです。お湯を使う場所としては、もう一箇所二階の洗面台があり、そこにも増設リモコンを設置しようかと思いましたが止めました。給湯器の電源を夜間切るために二階にもリモコンがあったほうが便利なので追加したかったのですが、最近の給湯器は省電力モードも備えているため、”まあいいか”ということです。ちなみに給湯器は、高木産業(パーパス)製です。

写真左は浴室乾燥機用のリモコンです。これで冬場も快適に風呂に入ることが可能になると思います。それと梅雨時の洗濯物を乾かすことにも効果絶大と期待しています。
写真右が床暖房リモコンです。リモコンの左下あたりに温度センサーがあって暖房を制御します。

電気工事も実施されました。給排水工事に二人、ガス工事に三人、電気工事に一人と、今日も多くの職人さんに御参加いただいてます。

玄関のインターホンの本体が取り付けられました。ちなみに玄関照明は、修正まだ終わってません。
リビング吹抜けのスポットライトが、ついに取り付けられました。このスポットライトは、ボリュームコントロール可能になってます。(ということは、電球型蛍光灯を使用しないということですが...。)

照明のスイッチにネームタグが貼られました。四十年余り生きてきた中で、スイッチにネームが入った家に住むのは初めてです。

写真右は和室の照明スイッチです。この部屋の照明スイッチやコンセントプレートは利休色と呼ばれる落ち着いた色になってます。

二階趣味室の総合情報盤は、CD管の長さが切りそろえられて、どこへ通じているCD管なのかテプラで表示が加えられていました。
CD管が天井を貫通した穴は、パテで埋めてあります。
施工済みの配線は、テレビの同軸ケーブルと電話用の二芯ケーブルです。これ以外のLANケーブルとホームテレホン用の六芯ケーブルは施主工事でやります。


☆10月28日
給排水工事も大詰めを迎えつつあるようです。作業が玄関まで到達しました。

今日も地中からコンクリート塊が、これだけ掘り出されました。(写真左)
給排水工事の見積もり金額は、決して安くありません。コンパクトカーが一台購入できるくらいの金額です。仮設の給水やら仮設の汚水管の取り付けなどがあって、二度手間の作業が多いため仕方ないと思ってました。給排水工事を担当される植松設備さんの仕事内容を見ていると、高価な見積もり金額をオーバーして追加請求されるのではないかと不安を感じ始めました。
というのは、積水の見積書表紙には、
”敷地内に立木、雑草、家屋等の障害物がある場合の仮設工事および基礎工事費用”
は別途請求となっているからだ。さらに外構工事の見積書にも、
”基礎掘削時に発見される巨石、産業廃棄物等の処理処分”
が別料金と明示してある。給排水工事の見積もり書には、こういった但し書きが全く書かれていないので、追加料金なんぞ払えないと突っぱねることも出来るかもしれないが、ちょっと不安である。そこで営業宮山氏に尋ねてみた。すると植松設備さんには、何があっても最初の金額でやってくださいとお願いしてあるので、追加は一切ありませんという答えが返ってきた。一番貧乏くじを引いたのは植松設備さんということになるのでしょうが、後日職人さんが積水の監督であるM城さんにコンクリート塊の撤去はとても大変だったと愚痴を言っていたそうである。同情いたします。植松設備さん、ありがとうございました。
写真右は、玄関まで伸ばされてきた給水用樹脂管である。もう少しでゴールに辿り着きます。

今日はちょうど埋め戻しの途中の作業を覗くことが出来ます。写真左は、汚水管と雨水管を埋め戻すために土を入れる前段階で作業が終わっています。

ユンボ・ネコ・コーンなどで養生(?)してあります。
コーンを一個取ってみると、とても深いところで配管されているのがわかります。(写真右)
写真右の右側のパイプは雨水管であり手前の側溝に接続されているのがわかります。汚水は下水管へ、雨水は側溝へ、混ぜてはいけません。

写真左は汚水管の施工終了したあとの絵です。写真右は雨水ですが、雨樋と雨水管は未だ接続されてません。
基礎のフーチングが見えたり、汚水管もかなり露出していますが、最終的には土が足されてGLが今より高い位置になります。

市道側の東側駐車場に新たなトラップが一つ設置されました。
写真左が、今日設置された下水本管へ接続する手前の最後の汚水トラップです。写真右は以前に設置された上水用止水栓ですが、自動車に踏まれないように(?)囲いがされました。
上下水道ともに市道側から取り込みになるため、敷地内の給水管・汚水管は長くなる=コストがかかるということでしょうか。

ガス工事業者による給湯器の取り付けもおこなわれました。

給湯・追焚・暖房機能がある全自動タイプの給湯器です。地元メーカーの商品ですが、静岡ガスの目玉商品なのでしょうか、本当に安い。

今日設置された給湯器は、全自動タイプなので重量が軽くはありません。壁掛けタイプの製品のため壁が耐えられるのかなと心配していましたが、見て納得です。基礎に固定した金具で重量のほとんどを支えているんですね。

給水・給湯管以外に追焚循環パイプと床暖・浴乾の循環パイプが接続されているため結構パイプの数は多いです。