目次

仕上げ工事ほか
もはや細部の作業が残るだけ

☆11月5日
基礎のコンクリートに塗装が施されました。これで外観上は御影石調の基礎になりました。

コンクリート本来の色とは異なる色に塗られたため、若干雰囲気は変わりましたが御影石に見えますでしょうか?
何となく高級感をかもしだしているように感じるのは施主だけでしょうね。

和室の廊下に面する襖(ふすま)は、近所の建具屋さんに注文することにしました。源氏襖という洒落た襖を作ってもらいます。
何故源氏襖かという説明をすると話が長くなるのですが、根本的な理由は一階の廊下を少しでも明るくしたいからです。和室は隣り合うリビングの吹抜けの効果などにより少しは採光が望めそうですが、和室の北側に位置する廊下は窓に面することも無く採光が不足するのは明らかです。そのため、襖の一部に障子や組子を入れて明かり取りをする源氏襖の採用を大和建設のW井さんに勧められました。
今日は、組子のデザインをどれにするか、サンプルを借りてきて比べてみました。

どの組子にしましょう?悩むところです。
組子は純和風の雰囲気をかもし出しているため、新居の内装と対比すると違和感を感じるかもしれません。
でも一つぐらい遊んでもいいよね。


☆11月6日
都市ガス用の先行配管がおこなわれました。

我が家に設置される給湯器とガステーブルはプロパンガス仕様です。理由は簡単で都市ガスが供給されていない地域だからです。しかし、都市ガスの供給は県道を隔てた10m北には既におこなわれています。したがって近い将来に都市ガス管が県道を渡ってくるのは確実なことのようです。そのため地中に都市ガス用配管を予め埋めておく作業をしてもらいました。
我が家の敷地内で市道のすぐ脇に写真左のようなマークが埋められました。この下に先行埋設した都市ガス管がありますよという目印のようです。写真右はガスメーターの脇に伸ばされた先行埋設の都市ガス管の一端です。
今回の作業は無料でした。プロパンガスだと競合会社が多いですが、都市ガスになってしまえば競合する会社が無いので静岡ガスさんは積極的に無料で実施してくれるようです。
ちなみに私達が住んでいる町では、プロパンガス業者が無料で新居内部のガス配管を施工してくれます。厳密に言うとプロパンガス業者が施工したガス配管を施主に無償で貸してくれるということです。したがって、今回の新築にあたってもガス配管費用の請求はゼロです。(給湯器の設置費用は請求されています。) ただし、プロパンガス業者を変更しようとすると最初に無償工事してくれた費用が請求されるようです。私も念書のようなものにサインさせられました。では、プロパンガスから都市ガスに変更するときも同じようにガス配管費用を請求されるのだろうかという疑問が生じてきます。我が家の場合は、都市ガスを供給している静岡ガスの関連会社からプロパンガスを購入しているため、都市ガスに変えても追加費用はありません。給湯器やコンロをプロパンガス仕様から都市ガス仕様に変更する燃料転換工事費用も無料だそうです。

今日は”マポピ”の七五三のお祝いをしました。
朝から支度と写真館での撮影と神社でのお参りと親戚廻り。”マポピ”の晴れ着姿を見た”ねえね”は、私も着物着る〜と大騒ぎしてなだめるのに一苦労。とにかく、疲れた。はあ〜、ゆっくり寝たい。


☆11月9日
フローリングにワックスを塗る作業がおこなわれました。

ワックスを塗ったばかりのため、入室してはいけないと施主に注意を喚起する張り紙がありました。
了解しました、今日は中に入りません。
ちなみにワックスがけ作業を担当されたのは、財商という業者さんでした。ホームページによるとワックスの販売と家の仕上げ磨きなどを主たる業務としているようです。


☆11月10日
ワックスがけから一日たった室内を観察してみました。
ワックスの匂いが少し気になりますが、照明に映えるフローリングの眩さに感動を覚えます。

建て方工事の開始から三ヶ月余。まだ、外構工事や弱電関係の施主工事は一杯残っているけれども、これで完成したんだなという実感がひしひしと湧いてきました。今夜は祝杯です。
そして残るは現実問題の住宅ローンということだ。


☆11月12日
和室に畳が搬入されました。

和室六畳分の畳は、積水ハウスから購入したものではありません。我が家の御近所に畳屋さんがおられるので、そちらから購入しました。解体前の店舗兼住宅では三十八枚の畳が使用されていたことを考えると、日本人の生活スタイルも変わってきているんだなと感じます。
ところで、畳を積水ハウスから購入するか、畳屋さんから購入するかで大きく異なる点があります。皆さん何かご存知ですか?積水ハウスに限らず昨今の住宅メーカーでは同じかもしれませんが、畳に井草を使用していません。だから井草独特の匂いが無いのです。一方で今回畳屋さんから購入した畳は井草を使用しているため、あの井草の匂いが部屋中に充満しています。

明日・明後日と我が家を使って現場見学会がひらかれます。
テント・椅子・のぼりなどが準備されていました。

玄関の照明器具を一つ取り外した穴をパテ埋めした痕を監督のM城さんが丁寧に色塗りして修復してくれたようです。

一見しただけでは、全然わからないくらい綺麗に仕上がっています。