バンコク市内のようすと、旅行の前に知っておくと便利な情報をまとめてあります。トラブルを回避するためにも一度読んでみてくださいね。[市内の交通]ではタクシーやバスの利用方法を紹介。
<市内の交通>
有名なバンコクの渋滞。スカイトレインの完成により大分改善はされたものの、大きな通りはまだまだ激しく渋滞しています。横断歩道があまりないので、歩行者は車が途切れるのを見て通りを渡っていきます。慣れないうちはちょっと怖い。事故に遭わないように気をつけて。
← スクンビット通り。サイアム・スクエア付近は特にひどく渋滞しています。
→ 大規模デパート前のラチャダムリ通り。ぜーんぜん車が動かない。歩いて移動したほうが早いかも・・・ドライバーもイライラしているようです。
バンコクの交通手段で一番便利なのはやはりタクシー。料金は他に比べて割高ですが、市内の移動なら100バーツ(300円前後)以内で収まります。メーター付きの車がほとんどで、ない車はあまり見かけなくなりました。私を含めて値段交渉の苦手な人にはありがたい。名物の「トゥクトゥク」が次第に減少しつつあるのは残念です。 バイク便は一人で移動するときには便利。でもヘルメットなしで車をすり抜けていくので、事故の時のことを考えるとちょっと危険。
スクンビット通りやシーロム通りの高架を走るスカイトレイン (BTS) は、渋滞に巻き込まれることもなくスピーディー。車両内はきれいで乗り心地が良く快適。一番安い交通機関は路線バス。しかし路線が複雑な上にバスの表示もタイ語なので、使いこなすのはちょっと難しいかもしれません。ギュウギュウづめでエアコンの利かない車内もちょっと辛い。挑戦したい方は下のサイトで予習しておきましょう。
バンコクバスマップ : 路線バスとスカイトレインのガイド
<タクシーに乗るときの注意点>
バンコク市内を移動するときに足がわりとなるタクシー。乗り方をしっかりマスターしましょう。市内を走っているタクシーは、料金交渉の不要なメータータクシーがほとんど。ホテルや観光名所の前で待ちかまえているタクシーに乗ると、ぼったくられることが多いです。ちょっと歩いて通りを流している運ちゃんに乗せてもらいましょう。タクシーのチップはお釣りの中から半端な小銭をおいてくるくらいでOK。
メーターの表示がしてあっても、渋滞しているとか早朝・深夜だからとか理由を付けて、値段交渉をもちかけてくる場合があります。その場合は「メーター、メーター」と連呼してメーターを使ってもらうか、それでもだめなら他のタクシーを探しましょう。 納得できる運賃の場合は良いのですが、相手が観光客だとわかると高い運賃をもちかけてきます。
また、わざとメーターを使わないで走り続け、目的地に着いたときに高い料金を請求してくる場合があります。タクシーに乗ったらまずメーターを使っているかしっかりと確認しましょう。もし使っていなようだったら使うように言って、それでもだめならさっさと降りてしまいましょう。しかし距離が遠い場合には、値段交渉になることが多くなります(空港からホテルまでの場合など)。なぜならタクシーは近距離のお客を回転よく乗せる方がもうかるからです。
←料金交渉が面倒でなければ名物のトゥクトゥクにも挑戦してみてください。
→1人で行動するならバイク便を利用する手もあります。渋滞しているときに有効です。
「パイ マーブンコーング」 「タオライ カップ?」(あのー、マーブンクローンまで、おいくらですか?)
おっちゃん : 「100バーツ」
(100バーツだよ。)
「ペン マーク!」 「ロッ ダイマイ カップ・・・」
(高ーい! お願い、まけてちょうだい・・・)
<スカイトレイン(BTS:The Bangkok Mass Transit System)の利用方法>
酷い交通渋滞に悩まされていたバンコクに、高架を走る新しい交通システム"BTS"(1999年12月5日開通)が登場。その滑らかな乗り心地は快適そのもの。スクンビット通りの街並みを眺めながら空中散歩気分を味わうことができます。 通常時間は5〜6分間隔、朝夕は3〜4分間隔で運行。切符ではなくカードを購入して自動改札を通ります。券売機はお札が使えないので注意。両替所もありますが、人が両替してるので遅くてとても混みます。駅は歩道橋とつながっていて便利。路線図が必要な場合は、BTS の駅で駅員さんに頼めばもらえます。
-チケットの購入方法(券売機の使い方)- | |
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料金は一駅ごとに、10、15、20、20、25、25、30、30、35、35、それ以降はすべて40バーツ。(営業時間 06:00 〜 24:00) 路線図
BTSホームページ : BTSの詳しい情報はこちらでチェック。