<バンコクからカンチャナブリーへ〜南バスターミナル>
バンコクの南バスターミナルから約2時間半で、カンチャナブリーの長距離バスステーションに到着。カンチャナブリーには有名なクウェー川鉄橋や連合軍共同墓地の他にも、国立公園などの観光スポットがあります。 市内を観光して回りたい場合は、テンソウ(乗合タクシー)をチャーターすると便利。 クウェー川鉄橋へ向かう場合は、タクシーやバイク便、バスなどを利用しましょう(歩くとかなり距離があります)。
映画「戦場にかける橋」の舞台になったことで有名なクウェー川鉄橋。日本がビルマに侵攻するために連合軍の捕虜を使って建設した、全長415mの泰緬鉄道の一部分。そのときに犠牲となった捕虜は、カンチャナブリー駅の近くにある連合軍共同墓地に眠っています。 重い歴史を持つこの場所も、今は線路近くを象が観光客を乗せて歩いていたり、売店が並んでいたりと、のんびりした雰囲気です。
<タイ鉄道に乗ろう!!>
ここまで来たら、クウェー川鉄橋の上を走る鉄道に乗ってみよう。列車には鉄橋の隣りにあるクウェー川鉄橋駅から乗ります。切符は駅にある切符売り場で購入。クウェー川鉄橋駅から終着駅のナムトックまでは1時間40分ほど。途中、崖の上を走ったり、木橋を軋ませながら渡ったりするので、スリルのある旅が味わえます。 でも列車の本数が少ないので日帰りしたい場合は注意が必要です。下の時刻表を見て分かるように、06:18か10:53の列車に乗ならいと、その日のうちに帰ってくることができません。朝、早起きして早めにホテルを出発しましょう(注意:時刻表は変更される場合があります)。
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下の写真は車窓から見える風景。今にも崖から転がり落ちそうな場所を通り過ぎたと思ったら、次は広大な平原に出たりと、変化に富んだ風景は飽きることがありません。 車内では物売りのおじさんやおばちゃんが頻繁に回ってきて、飲み物やお菓子、みやげ物を勧めてきます。元気で楽しい人たちばかりなので、話しているだけでも楽しいです。
窓から入ってくる埃にまみれながらも、どうにか終点のナムトックに到着。日程に余裕のある場合はここでホテルを取って一泊。日帰りの場合はちょっと休憩して折り返しましょう。 帰りの列車内は人がほとんどいないので、暇になった物売りのおばちゃんたちが隣に座って話しかけてきます。仲良くなって現地の人たちしか知らない隠れた穴場の情報を聞き出してみてください。
<カンチャナブリーへのアクセス>
バス | バンコクの南バスターミナルから、5:30から22:00まで15分間隔で運行しているカンチャナブリー行きバスに乗車。所要時間は約2時間半。運賃は普通バスで34B、エアコンバスは62B。 |
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ワゴン車 (ロット・トゥー) |
カオサン通りから出ています。 |
鉄道 | バンコク・ノーイ駅からナム・トック線に乗り(8:00発)、カンチャナブリー駅かクウェー川鉄橋駅で下車。所要時間約2時間半。運賃は28B。1日1本しか出ていないので注意。 |
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