名称募集応募の履歴 (4) 

    ※  その1からその5へ

   ※  その6からその10へ

   ※  その11からその15へ 

  その16 西豆3町村の新町名称

  その17 伊豆長岡町・韮山町・大仁町の新市名称

  その18 中川根町・本川根町の新町名称

  その19 島田市・金谷町の新市名称

  その20 上野原町・秋山村の新市名称

   ※  その21からその25へ

   ※  その26へ

 

その16 西豆3町村の新町名称

1.応募主体:西豆(さいず)三町村合併協議会(事務局)

2.応募内容:松崎町、西伊豆町、賀茂村が合併したときの、新町にふさわしい町の名称 

3.応募期間:2003-10-20から2003-11-20まで

4.稲生の応募作品   2003-11-8投函

  西伊豆町  (応募は一人につき1点)

5.途中経過:(2004-1-23静岡新聞)

  町内外から1,464通222案の応募があり、第7回新町名選定小委員会で投票により5候補に絞り込んだ。

  得票が多い順に『西伊豆町』『伊豆海(いずみ)町』『松崎町』『伊豆松崎町』『西豆町』となった。

  今後は第8回合併協議会に提案し、協議を開始していく。

6.結果:(2004-3-17静岡新聞)

  3-16の第10回合併協議会において、前記5候補に対する無記名投票を実施し、『西伊豆町』16票、『伊豆松崎町』

  3票、『松崎町』2票、『伊豆海町』と『西豆町』ともに0票となり、新町名称を『西伊豆町』に決定した。

7.感想

  やっぱり、“西伊豆”しかないでしょうね。  

8.その後の動き

8-7の第19回合併協議会において、調印式の1ヶ月前の最終段階で、松崎町が合併の是非を問う住民投票を決めたことに対し、

西伊豆・賀茂の両町村委員が不満を募らせ、突然「松崎」抜きでの合併に踏み切った。

今後各町村議会が臨時会を開き、協議会解散を正式決定する。西伊豆・賀茂両町村は新たに合併協議会を設ける予定。

(「落書き帳への投稿-8-」を参照してください。)

    消滅する市町村めぐり・賀茂村は こちら

 

その17 伊豆長岡町・韮山町・大仁町の新市名称

1.応募主体:伊豆長岡町・韮山町・大仁町合併協議会(事務局)

2.応募内容:伊豆長岡町、韮山町及び大仁町の3町が合併した場合の新しい市の名称 

3.応募期間:2003-11-17から2004-1-9まで

4.稲生の応募作品   2003-11-30電子メールにて応募

  北伊豆市  (応募は一人何点でもかまわない)

5.途中経過:(2004-1-29静岡新聞)

  1-28開催の第6回合併協議会において、新市名称候補7点を発表した。

  候補となったのは、『伊豆中央市』『伊豆の国市』『伊豆北条市』『狩野川市』『北伊豆市』『田方市』

  『田方野(たがたの)市』の7点で、新市名称候補選定検討小委員会が公募で集まった493種類の名称案の中から

  選定した。公募時に各名称案に集まった応募件数は公表されていない。

6.結果:(合併協HPより)

  2-25の第8回合併協議会において、前記7候補の中から、投票により『伊豆の国市』と『伊豆北条市』の2点に絞り、

  3-24の第9回合併協議会において、委員による無記名投票の結果、『伊豆の国市』12票対『伊豆北条市』10票に

  より、新市名称を『伊豆の国市』と決定した。

7.感想:各候補における公募時の応募件数は公表されていないが、公表された上位10点の中には『伊豆の国市』は

 含まれていない。7候補から2点に絞り込んだ時も、最初に『伊豆北条市』が決まり、『狩野川市』との再投票の末

  『伊豆の国市』が残ったようである。「伊豆の国」は地元JAの名称ではあるが、その営業エリアは伊豆長岡町・

  韮山町・大仁町のみならず、修善寺町・土肥町・天城湯ヶ島町・中伊豆町(これら4町は4.1より伊豆市となる)及び

  戸田村の7町1村に及んでいる。まして、「伊豆の国」は言うまでもなく、三島から下田・南伊豆までの伊豆半島全般を

  指しているのである。

  また、韮山町・大仁町の観光協会は2点に絞られた段階で、要望書という形で異議を唱えている。『伊豆の国市』は

  先に決まった南隣の『伊豆市』に対抗した形であり、遠方からの観光客などからは『伊豆市』『伊豆の国市』は大変

  紛らわしく混乱を生じさせる元となりかねない。

  最終的に、地元の住民がよければ、それでよいのであるが、今後の反応を見守っていこうかと思う。

    消滅する市町村めぐり・北伊豆地域は こちら

 

その18 中川根町・本川根町の新町名称

1.応募主体:中川根町・本川根町合併協議会(事務局)

2.応募内容:合併後に誕生する新しい町の名前 

3.応募期間:2004-1-15から2-16まで

4.稲生の応募作品   2004-1-27電子メールにて応募

  奥大井町  (応募は一人何点でもかまわない)

5.途中経過:(2004-3-19静岡新聞)

  3-18開催の第6回合併協議会において、県内外から応募のあった1,397件419種の新町名称の中から、『奥大井町』

  『上川根町』『川根茶町』『川根本町』『新川根町』の5候補に絞り込んだ。  

6.結果:(2004-5-21静岡新聞)

 05-20開催の第8回合併協議会において、先の5案から絞った『川根本町』『川根茶町』『新川根町』の3案の中から、

 委員の投票により『川根本町』(かわねほんちょう)と決定した。

 なお、新町のキャッチフレーズは「水と森の番人が創る癒しの里、川根本町-豊かな自然、お茶と温泉に彩られた、

 だれもが安心して暮らせるふるさと」に決めた。

 http://www.nakahon-gappei.jp/index.html

   消滅する市町村めぐり・奥大井地域は こちら

 

その19 島田市・金谷町の新市名称

1.応募主体:島田市・金谷町合併協議会(事務局)

2.応募内容:合併後に誕生する新しい市の名前 

3.応募期間:2004-3-19から4-15まで

4.稲生の応募作品   2004-3-23電子メールにて応募

  大井市  (応募は一人一名称)

5.提案理由

  島田市・金谷町の両市町に共通するのは大井川と川越宿場である。ここは、「大井川市」を提案したいところであるが、

  下流にある大井川町が誕生した昭和30年から、すでに49年が経過しており、「大井川地区」といえばその地域を示す

  ことが一般的になっている。そこでここは、一文字をはずした「大井市」を提案したい。これは、「天竜市」「利根町」

  「北上市」「千曲市」などと同様の発想であり、地域内を流れる大河川にちなむ命名である。  

6.途中経過:(2004-5-7静岡新聞)

  5-06開催の新市名称候補選定小委員会において、県内外から応募のあった2,695件の新市名称の中から、

  『大井川市』『島田市』『東海道市』『蓬莱市』『牧の原市』の5候補に絞り込んだ。

  (この時点で『大井市』は惜しくも落選)

7.結果:(2004-6-29静岡新聞)

  6-28開催の第7回合併協議会において委員による投票を行い、『島田市』14票、『大井川市』7票、『東海道市』2票、

  『牧の原市』1票、『蓬莱市』0票となり、その後上位2つの決選投票の結果、『島田市』14票、『大井川市』8票となり、

  新市の名称を『島田市』と決定した。

8.感想:島田市と金谷町の1市1町合併の選定経過からは、規模の比率からしても、先の静岡市・清水市の2市合併の

  時のような、大きい方が小さい方を凌駕するようなものを、なんとなく感じてしまう。

     消滅する市町村めぐり・金谷町は こちら

 

その20 上野原町・秋山村の新市名称

1.応募主体:上野原町・秋山村合併協議会(事務局)

2.応募内容:合併後に誕生する新しい市の名前 

3.応募期間:2004-4-15から5-7まで

4.稲生の応募作品   2004-4-16電子メールにて応募

  甲東市  (応募は一人一名称)

5.提案理由

  上野原町の人口27,771人、面積125.51km²に対して、秋山村の人口2,386人、面積45.14km²、実質的には

  どうみても上野原町が秋山村を吸収合併する訳であるが、合併後に市制施行して夢と希望のあるまちづくりを

  目指すためには、新しい名称で出発するのがふさわしいと考える。

  『甲東市』は応募基準の(1)から(6)までのうち、すべてに該当する新市にふさわしい名称であると考える。

  参考:応募基準

   (1)両町村の地域を地理的にイメージできる名称

   (2)両町村の地域の特徴、歴史、文化等にちなんだ名称

   (3)地域住民の一体感が感じられる名称

   (4)地域住民の理想や願いが込められた名称

   (5)合併を記念した名称

   (6)その他新市にふさわしい名称

6.途中経過:(合併協HPより)

  5-26開催の第11回合併協議会において、県内外から応募のあった2,006件の新市名称の中からの上位5作品

  『上野原市』『桂川市』『秋野原市』『東甲斐(ひがしかい)市』『うえのはら市』と小委員会推薦の5作品

  『東栄(ひがしさかえ)市』『山東(さんとう)市』『東甲斐(とうかい)市』『ひなづる市』『みどり市』の計10作品を選定した。

  新市名称については、住民参加による「新市名称意向調査」を経て6月下旬開催予定の第12回合併協議会において

  決定する予定。  

  (ちなみに『甲東市』は14位タイであった。)

7.結果:(合併協HPより)

  上記10作品について、6月上旬実施の住民意向調査では、『上野原市』が全体の7割近くを占めた。

  結局、10-22開催の第14回合併協議会において、合併協議会委員の投票により新市の名称が『上野原市』に決定した。

  


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