海外旅行先でのショッピングというと、「ブランド品を安く買う」というイメージがありますが、残念ながらバンコクで売っているブランド品はそれほど安いとはいえません。 バンコクでのショッピングでオススメなのは、有名なタイシルクはもちろん、タイの雰囲気が伝わってくる雑貨や民芸品、タイでしか買えない食料品やお菓子など。 これらは値段もお手頃ですし、お土産としても喜ばれます。ここではバンコクを代表するショッピング街を紹介していきます。
[ サイアム・スクエア ] 大規模なショッピングセンターが立ち並ぶバンコク最大のショッピング街。
[ ウィークエンド・マーケット ]小さな露店・屋台が無数に集まって形成している巨大な市場。
サイアム・スクエア/Siam Square
下の地図の左側がサイアム・スクエア。日本でいうと渋谷や原宿みたいなところです。タイの流行の発信地。地図の右側はラチャダムリ。こちらは銀座・青山といったところでしょうか。ショッピング・センターの品揃えも高級ブランドが中心となります。サイアムからラチャダムリへは距離にして1km程なので、ちょっとがんばれば歩いて行けます。
<マーブンクローン・センター/Mah Boonkrong shopping Center (MBK)> 444 Phayathai Rd.
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まず行ってみて欲しいのがここMBK。庶民派デパートなので高級ブランドはありませんが、タイの人々の日常を垣間見ることができます。MBKの内部は細かなテナントがぎっしり詰まっていて、ほとんど迷路状態。何度行ってもどこにどの店があるのか覚えられません。 服や化粧品から日用雑貨に食品、家具、書籍、電化製品やCD、食堂にゲームセンター、ホテル、美容室など、とにかくもうすごいことになっています。またすぐとなりには東急があります。
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
携帯のパーツや基盤を売る店(タイではNOKIAの人気が高い)や、パソコンやプレステのソフトをコピーしたCDを売る店など、タイならではのお店もあります。著作権はどうなってるの?ちょっと心配です。みなさん携帯をリメイクして楽しんでいます。
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
6階のクーポン制大食堂には、安くて美味しいタイ料理がいっぱい。麺類からご飯物、飲み物、デザートなどいろいろあります。一食50Bくらい。はちまきをしたお兄さんが、おいしそうなネタをにぎっているスシ・カウンターもありました。毎日ここで食事を済ませたらすごく安く上がるだろうなあ。
<サイアム・センター/Siam Center> 345/6 Rama 1 Rd.
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マーブンクローンが庶民派ならば、こちらは高級ブランドが中心のショッピング・センター。若い人に人気のブランドも多く入っています。タワーレコードもあるよ。お腹がすいたらマクドナルドやピザハット、S&P(タイ料理)などのファーストフード店に行きましょう。
右の写真は新しくできた寿司レストラン"ZEN"。店内は"和"を感じさせる雰囲気に統一されていて、現地の若者にも人気。入り口の紅葉が泣かせます。
<サイアム・ディスカバリー・センター/Siam Discovery Center> Rama 1 Rd.
サイアム・センターのすぐ隣り。アルマーニ・エクスチェンジやGUESSなどアメリカンブランドの店が多くあり、日本からはLoftが出店しています。サイアム・スクエアで一番新しいデパート。
<ワールド・トレード・センター/World Trade Center> 4/1-4/2 Ratchadamri Rd.
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サイアム・スクエアからラマ1世通りを東に向かって15分程歩くと、ラチャダムリ通りにぶつかります。この通りには超巨大ショッピング・センター、ワールド・トレード・センターがあります。あまりの大きさにビックリ。南側にはZEN(セントラル・デパート系高級デパート)、北側にはタイ伊勢丹がテナントとして入っています。 地下のフードセンターは阪急百貨店の経営で、日本の料理の食材や惣菜が充実しています。ゲームセンター、タワーレコード、クーポン制の大食堂や日本食のレストランもあります。ジム・トンプソンの支店が1Fにあるので、お土産の定番、タイ・シルクをここで入手できます。
<ナライ・パン・パビリオン/Narayana Phand Pavillion> Rajprasong, Ratchadamri Rd.
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民芸品や手工芸品を中心とした公営のデパート。ワールド・トレード・センター前のラチャダムリ通りを、歩道橋で渡ったところにあります。タイシルクや織物、陶磁器、木彫りの家具や置物、タイの楽器、骨董などいろいろあります。 民芸品は変なところで買うと、とんでもない値段で買わされることが多いのですが、ここなら大丈夫です。おみやげはここで手に入れましょう。1・2階は値段交渉不可ですが、地下のお店では値引きしてもらえます。入り口には両替所もあって便利。飲み物を飲みながらゆっくり休憩できる場所もあります。
−買い物のついでに行ってみよう− <エラワン・プーム/Erawan Phum>
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タイの街角にはいたるところにプームと呼ばれる祠がありますが、このエラワン・プームは最も御利益のあるプームとして有名。特に恋愛問題の解決や金運などに効果があると言われ、連日参拝客で賑わっています。花輪や線香だけじゃ物足りないという人は、寄付金を納めて奉納の踊りをお願いしよう。これで御利益は確実に。
<ジム・トンプソン/Jim Thompson Thai Silk> 9 Suriwong Rd.
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サイアム・スクエアからタクシーで15分ほどの所にあるスリウォン通り。この通りとラマ4世通りの交差点近くには、タイシルクの総本山 「ジム・トンプソン」 があります。 1Fはスカーフ、ネクタイ、ハンカチ、ピローケース、サイフなどの小物類がメインで、2Fはドレスやシャツなどが中心となっています。一部、コットンや革製の製品もあります。ハンカチは350バーツくらいからあるので、お土産としても最適です。 店内は落ち着いた雰囲気でじっくり品定めができます。日本人のお客さんが多く、タイシルクの光沢と肌触りにうっとりしているおばちゃんや、「○○ちゃんにも買っていかなくちゃなぁー。」と何枚もハンカチを買い込んでいるおじさんたちをよく見かけます。 (こちらに地図があります。)
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