H to N
H

Harrods で買ったものと言えば、
このクマ達ぐらいでしょうか。

バックパックを担いでいるだけで、注意されて
しまうので、小心者には敷居の高い場所です。
ただ、それだけの高級感はさすがのHarrods。
手に入らないものはないというのも頷けます。

友人から聞いたHarrods伝説の一つに、
冷やかしに「象を買いたい」と言って来た
客に、店員は「承知しました。アフリカ象と
インド象どちらをお求めで?」と、
聞き返していたとか。。

I

Intercityは、Londonから地方に行くときにいつも利用する長距離列車です。
Somersetに行くにはLondonのPaddington駅から乗っていくのですが、
出発時間は分かっているものの(遅れるのは毎度ですが)列車が出るホームは直前まで決まりません。
そんな訳で出発前になると、頭上の電光掲示板に目的の列車の到着ナンバーが表示されるのを、
みんな首を痛めながら見上げ続ける事になります。

表示されるやいなや、みんなスーツケースをガラガラ言わせながら、列車に猛ダッシュ。
あっという間に席が埋まってしまうので、スリリングな瞬間です。

Intercity の思い出で、一つとても心残りなことがあります。
それは、Somersetに向かう途中、駅の手前で15分ほど臨時停車した時のこと。
乗客がいらいらし始めた頃、車内アナウンスで停車の理由とお詫びがあったのですが、
その最後に車掌が付け加えた一言で、どっと車内が沸き、一気に和やかなムードになったのです。

そんな緊張状態の中でさえ出てくるユーモア、しかもその一言で、見知らぬ同士が顔を見合わせ笑いあって、
実に楽しい雰囲気に。
さぞかしセンスのいいユーモアだったのでしょうが、それが私には聞き取れなかったのです!
この時ほど、自分の英語力のなさをを悔やんだことはありません。

J

マーケットの楽しみの一つに、
Jewelryを見て歩くことがあります。

高価なものには興味もお金もないのですが、
「ヘンな」アクセサリーがたくさんあって、
ついつい欲しくなってしまいます。

買った後に、はっと我にかえって
「こんなのどこでつけるんだ」と思うのは毎度の事。
「青い顔コレクション」は、
その最たるものと言えましょう。

日の目を見ることのない
青い顔たち

L
数年前に大英博物館に、ドーム型のLibruary
が出来たのですが、ここも私のお気に入りコースの一つです。

気が遠くなるほどの真っ白いホールの中に、
存在感あるドーム型図書館。まるで別世界です。

中に入れば、緩やかなカーブを描いた壁面は、
天井までびっしりと本で覆いつくされています。
調べ物をする学生達が机に向かってページをめくる音以外は、
呼吸すらためらわれるほどの静けさのみ。

ここに来ると急に賢くなった気がして、
ろくに読めもしない分厚い本を手に、
机に向かってページをめくってみたりしています。
K

London でのステイ先は、ここ数年は、
ずっとEalingにある友人のB&Bです。
Zone3という中心部から少しずれている所なので、
街中に出るには少々時間がかかるのですが、
Kew Gardenに行くには、うってつけ。

時間の限られた旅行なので、
街中を見て歩きたい気持ちもあるのですが、
旅行の中日あたり、お天気のいい日には、
いつもこのKew Gardenに行くことにしています。

M

Londonは、まさにMuseumの宝庫!
殆どのMuseumが無料(寄付)で入れます。
それも、半端な広さじゃない!

有名なのはやはり大英博物館だと思いますが、
私が何度も足を運ばずにいられないのは、
自然史博物館」です。

まずは、建物の美しさに感動してください!
壁の一面をとっても、柱の一本をとっても、
繊細な彫刻が施され、
天窓からの光の当たり方まで計算しつくされているような、
建物自体が美術品のようなところです。

ここでは、いろんな「自然史」に関するものが展示されてい
ますが、特に見ていただきたいのは、”Earth Galleries” 
照明を落とした部屋に、ありとあらゆる色の宝石が輝いていて、
万華鏡の中に入り込んだよう。
その輝きには、女性ならずとも幻惑されること間違いなしです。

N

日本でもLondon Bridgeや
Twinkle Twinkle Little Starは有名ですが、
英米では伝承童謡をNursery Rhymeと呼び、
子供たちの世界に深く浸透しています。

たかが子供文化と言えど、ばかには出来ません。
英文学を理解するには、聖書・シェークスピア、
そしてNursery Rhymeを理解することが
不可欠だと言われているのです。

実際英語圏のテレビや映画を見ていると、
Nursery Rhymeからの引用がよく見られます。

知らない人は気にも留めないような、何気ない言い回しでばかりですが、
「あっ、これはあの歌にかけてるんだな」一人ほくそえむのが楽しみの一つ。

Nursery Rhymeは、入り込んだら面白さのあまりなかなか抜け出せない、奥深くて迷路のようなもの。

イギリスからの自分へのお土産は、なにがなくても、まずはNursery Rhymeの資料です。


行く途中で、サンドウィッチとミネラルウォーター、それからクリスプ一袋と
その日の気分で選んだチョコバーを買って、あとは気楽な小説を一冊。

広い庭の中を歩き回って疲れたら、ベンチに腰かけぼーっとしたり本を読んだり。
「庭」と言っても、お花畑のようになっているのはごく一部。
殆どが自然に出来た草原のようで、本当に開放的な気分になれるところです。

ここには、生前Kew Gardenを愛したひとたちのご家族によって、たくさんのベンチが寄付されています。
比較的新しいものもあれば、何十年も経って、苔むしたものも。

何年か経って、私がこの世からいなくなったとき、
Kew Gardenに 私の名前の入ったベンチを一つ置くことが密かな夢なのです。
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