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ごく私的なパーツ・インプレッション

● オイル、添加剤

- オイル-HKS スーパーNAレーシング 0W-40
- オイル-AGIP ZEALATEC 5W-40
- オイル-Gulf TEC V-Spec 5W-30
- オイル-ホンダ・ウルトラゴールドSL 5W-40
- オイル-WAKO'S 4CR-40 5W-40
- オイル-elf Excellium F-0 0W-40
- オイル-無限 VT PRO 5W-40
- オイル-Verity Nd
- MTオイル-オメガオイル 690
- LSDオイル-ATS LSD専用オイル
- 添加剤-呉工業・オイルシステム-ツインカム
- 添加剤-MT10
- 添加剤-無限 MT-105
- 添加剤-マイクロロン XA(エンジン)
- 添加剤-マイクロロン(トランスミッション用)
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オイル-HKS スーパーNAレーシング 0W-40   ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
初めて入れた社外品でした。4リッターで7,500円前後。特に不満は無かったです。何となく、モリブデン入りってのがちょっと気にはなったんですが・・・モリブデンは、グリス等にはいいけどオイルに はどうかな、って話を聞くもので。   行きつけのお店にはもう入荷しない、って事で、使わなくなっちゃいました(^^;。聞いた話では、油温が120℃あたりを超えると一気にパフォーマンスが低下するらしいですが、店主は未経験・・・てか、油温計がない(笑)。
オイル-AGIP ZEALATEC 5W-40   ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
お店の人に薦められるままに入れてみました。4リッターで6,000円前後。特にメカニカルノイズが(少なくとも、交換当初は)ぐっと減るのが印象的で、2回これを使いました。でもこれを使うと、VTECの切りかわり時にきれいに動作しない(=何かが切りかわった様子はあるんだけど、パワーは上がらない)事が時々ありました。一瞬後にちゃんと作動するんですが。5W-40って、VTECに使うにはやや硬いんでしょうか。一応、可変バルブ車にも推奨、ってはなってたんですが。   うーん、やっぱりちょっと不安が・・・エンジン側でフェイルセーフが講じられているとは思うんですが、超高速で作動するメカニズムなんで・・・。
オイル-Gulf TEC V-Spec 5W-30   ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
名前がナニなんですが、VTEC専用オイル、と謳われています(笑)。4リッターで8,400円。Zealatecよりも3割ほど高めです。粘度は5W-30です。交換当初のメカニカルノイズの減り具合はZealatecより少なめで、またその「戻り」も早めな様です。VTEC切りかわり時に妙な動作をさせる事は、今の所無い様です。   うー、これはこれで、メカニカルノイズが何となく大きい、というか大きくなってきてるみたい、という不安が・・・。
オイル-ホンダ・ウルトラゴールドSL 5W-40    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
上の、Gulf TEC V-Specからの入れ換えで、12箇月点検時にホンダ・ベルノで入れてくれたオイルです。点検時にオイル交換を頼んだ時に、銘柄を指定しなかったらこれが入ってきました。お値段は4リッターで9,200円となかなかです。ホンダの企業サイトには純正部品として掲載されていますが、適合表ではTYPE R/S2000/NSXのところが二重丸になっていてその気にさせます(笑)。   メカニカル・ノイズは少ない感じがしますが、回りは(Gulf TEC V-Specより)ちょっと重たいかなぁ、と思えます。純正の安心感はあります。AGIP Zealatecと同じ表示粘度なんですが、VTECの作動を妨げる様な事は無いみたいです。
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今まで使ったどのオイルよりも時間と距離を経ての変化は小さかった様に思います。いつも行くお店にこれがあったら入れ続けても良いかな、と思えます。
オイル-WAKO'S 4CR-40 5W-40    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
上のホンダ純正ウルトラゴールドで約3,000km走行後の入れ替えです。お値段は4リッターで11,000円となかなかなかなか、です。が、いろんな所で結構良い事書かれているオイルなので、期待してしまいます。一応公道走行用ですが、レースでも普通に使われているらしいです。交換してみて直後の感想は、何かメカノイズが小さくなった、と言うより雑音が減った様な柔らかな音質になった気がするのと、あとVTECがハイカムに切り換わってからの回転の上がりがスムーズで少し速くなった様に思います。   「いろいろベンチマーキング・コース」では、定点到達までの時間がちょっと短くなった様な気がしましたが、前のオイルがいい感じだったせいか、変わったと思える、という以上の際立った変化は感じられていません。11,000円/4リッターですんで、なんとかしてもうちょっと感じたいところなんですが(笑)。あと、コースティング時のメカノイズが他のオイルより大き目な様に思います。
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ニュートラルにしてのアイドリング時にトランスミッションからの「歯打ち音」が殆ど出なくなりました。それだけスムースに回っている、という事でしょうか?
オイル-elf Excellium F-0 0W-40    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
これまで2回続けて入れていたワコーズ・4CRから変えてみました。またオイルフィルターは低抵抗/高ろ過能、と謳われているモモ・コルセ(MOMO Course)を入れてみました。
第一印象ですが、うまく言えないのですが、何かエンジンの回り方が「丸くなった」様な感じがします。Wako's 4CR-40がソリッドの金属でできた部品同士が動き合っている感じとすれば、それに薄いコーティングをした感じで、メカノイズも角が取れた感じです。この為かもしれませんが、何となく吹き上がりのシャープさが少し削がれた様に思いました。
  感覚的なものなんですが、トップエンド付近の回転の上がりが鈍くなった様な気がします(^^;。VTECの切替えに関しては、問題は無さそうです。
いい所として、高負荷を連続してかけた後(つまり、飛ばした後(笑))、今まではアイドリングがかなりラフになってクーリング・ファンも回りまくっていたのが、同じ場所を同じ様に走っても、このExcelliumでは殆どありません。とても安心できます。
更に暫くして
2004年12月26日時点での燃費のまとめで、店主の使用した中でベスト燃費なオイルとなりました(^^)。使用期間の燃費は10.40km/Lで、2位のAGIP ZEALATEC 5W-40(9.40km/L)を含めて他のオイルは10km/L台にはなりませんでした。
オイル-無限 VT PRO 5W-40(後にREV-R)    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
先に入れた弟氏が絶賛するので、無限から新たに発売された、VT-PROを入れてみました。オイルフィルターは前回に続いてモモ・コルセ(MOMO Course)としました。
第一印象ですが、メカノイズが激減し、交換時の変化分を除いてもえらく静かなエンジンになりました(笑)。また、低速域ではっきりわかる位に扱い易くなりました。高回転域まではまだ回していないのですが、弟氏によれば低回転域の印象より更に良く、連続でまわし続けた時の熱だれも少ないとの事で、期待できそうです。
  交換後約600kmを走行しましたが、エンジンが静かになったという印象は続いています。また高回転、特にレッドゾーン直下あたりでのエンジンの回り方が「上品」になった様に思います。オイルで変わるものなのかどうかわかりませんが、振動が減って、無理なく回っている感じです。他には、暖機にかかる時間がちょっと長くなり、また停止後のエンジンの冷え方が早くなった様に思います。
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やっぱり冬になるとコールドスタート時のクランキングが重いと感じます(^^;。
また更に暫くして
夏、冬とサーキットで使用してみました。130℃を超えても油圧の低下が殆ど無い(共に、後付けの油温計、油圧計で確認)事、更に高負荷後でもアイドリングの乱れ等を見せない事、などはさすが、と感じます。無限のサポートデスクによれば、油温が上がり易いホンダ・エンジンの特性を踏まえて、油温140℃前後での油膜確保を視野に入れて開発している、との事でした。が、やっぱりサーキット走行後には交換しています(^^;。
オイル-Verity Nd(粘度はショップミックス)    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
無限 REV-R(旧 VT-PRO)を使っていて不満は無いと言うか「VTECエンジン用」って事で安心して使っていたんですが、このオイルをショップで使って「良い」というので入れてみました。多分、初めて使うエステル系オイルです。
粘度は5W-30と10W-40のミックスで・・・幾つになっているんでしょうか(^^;。
入れてすぐ感じたのは、何となくエンジンの回りというか色々な部分の「当たり」が丸く滑らかになったかな、というものです。これまで、MTオイルに初めてオメガを使った時に同じ様な感覚を得たのですが、エンジンオイルでは初めてではないかと思います。

この感じは、サーキット1時間×2回走行(間に数週間くらいのインターバルあり)後にも殆ど変化しません。無限REV-Rは、サーキット走行後には何となくオイルの質感が落ちるというか、あ〜やっぱり疲れてきているな、という感じがしたんですが、Verity Ndではそれを感じません。ただ何故か、高負荷後のアイドリングはVerity Ndの方が不安定(=低くなりがち)に思えます。また、高負荷、高回転時の油温はREV-Rと変わらない様ですが、少しだけVerity Ndの方が低い様に思います。
あと、サーキット2時間+公道走行1,000km未満くらいで交換してしまうので、長時間使い続けた時の状態、印象はわかりません(^^;。
尚、この「Nd」、Verityのwebサイトで見られるラインナップには入っていません。4リッター缶の外装も、缶に印刷ではなく紙のラベルがぺたんと貼られていて、何かあまり多く流通していない(させていない?)様な感じです。
  夏から冬にかけてサーキット、通勤に使用していますが、好印象は続いています。強いて言えば、交換頻度の高い店主の場合、REV-Rより4Lで2,000円くらい高い事が気になります(^^;。
MTオイル-オメガオイル 690    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
サーキット走行を始めたのに合わせ、ショップで勧められて入れてみました。ミッションブローを防止する効果が大きいとの事です。表示粘度はそう高くないのですが、ギアに粘りつく感じで、高回転時にオイルが飛散してしまうのを防ぐそうです。
走り出した直後に感じたのは、クラッチミート時のショックがかなり和らいだ事。また、トランスミッションからの音も少し小さくなった様に思います。ただ、シフトタッチは硬くなり、各操作を丁寧にしないとドッグ鳴りしそうです。
  1週間ほど使用して、シフトタッチについては慣れてきたのか、それほど気にならなくなりました。心配していたドッグ鳴りも、「硬いから丁寧に」という意識が働くのか、殆ど起きません。むしろ回転が合った時に吸い込まれる様につながる感じがします。
更に暫くして
1年弱の間に街乗り約10,000km、サーキット走行約12時間で使用し、交換しました。オイルの状態は、ショップによれば、色はそう悪くないけれど、オメガの持ち味である粘り(糸引き)が無くなってさらっとなってしまっているのと、匂いが違う(笑)との事で、サーキットを走るのなら、もう少し早めに交換した方が良さそうです。交換後は、シフトタッチが少し「丸くなった」(柔らかいのではないけれど、金属の角どうしが当る感じが減った)様に思いました。
LSDオイル-ATS LSD専用オイル    ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
ATS&ACROSSのカーボンLSDを入れたのに合わせて使ってみました。
シフトやクラッチミートのタッチですが、オメガ690と同じくタッチが丸くなった様に感じます。シフト時の硬さは、オメガ690より少しだけ柔らかい(軽い)かな、と思えます。 また、温度が上がった時のシフトフィール等も今のところオメガ690と同等です。ただ、これまでのところはLSDの慣らしに合わせて比較的短インターバルでオイル交換を行っている事から、良い状態の部分だけを使用している可能性もあります。

ATS&ACROSSの指定では、カーボンLSDの場合は街乗り3,000km毎、サーキット走行1〜2時間毎にオイル交換、となっているのですが、ATSのものは純正は4Lで10,290円であるのに対し、オメガ690は4Lで23,096円になるので、同じ頻度での交換が必要で性能が同等であれば、ATS純正の方が経済的には使い易いです(^^;。
  気温が氷点近辺まで下がる様になったんですが、この温度域での冷間時に、ファストアイドル時のエンジン回転数は、ニュートラルでクラッチをつないだ状態と切った状態で300rpmくらい変わります。オメガ690ではここまでの変化は無かった様に思います。
また、富士ショートのA1-B3-C2レイアウト(イン-イン-センター)の第2コーナーでの3速->2速へのシフトは2速に厳しい様でドッグ鳴りがしたり弾かれたりし易いんですが、オメガ690よりそれが顕著になった様に思います。ひと呼吸置いて丁寧に操作すれば大丈夫なんですが。
更に暫くして
このオイルを使用して1年間で14時間ほどサーキットを走りましたが(途中、欠品で2時間はオメガを使用)、シフトタッチや音などから判断する限りは、オメガに対して大きく劣るという様な事はないみたいです。交換インターバルは、ATS指定の「サーキット走行2時間に1回」(但し、その間に公道走行あり)で実施しています。
添加剤-呉工業・オイルシステム-ツインカム      ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
1,300円ほどするんですけど、パッケージに実際の出力向上例が印刷されていて、確か47,000km位走行のDB8がこれを投入した所8psだかアップした、となっていて、つい入れてしまい、気が付けば3回目(笑)・・・オイル交換時に一緒に入れてしまうので、単体の効果が今ひとつ把握できていません(^^;。   次はちゃんと、別々に入れて様子を見てみようと思います。昨今のオイルは、オイル自体にいろいろと添加されてるらしいんで、併用の害は無さそうなものの、併用の効果がどれくらいなのかは気になる所です。
添加剤-MT10     ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
エンジン、トランスミッションなど、金属同士が摺動するモノなら何にでも使えるという万能添加剤・・・使用法は添加剤っぽいのですが、オイルとは反応しないから添加剤ではないんだそうです。お値段は4,980円となかなかです(^^;。ホンダだけでなく、トヨタ、日産などのディーラーでも取り扱っていて、モノとしては確かな様です。入れた直後ではなく、暫くして各部に行き渡って反応が進むと効果が出るそうで、またオイルとは別に働くから、オイル交換ごとに入れる必要は無いとの事。
店主はトランスミッションに入れましたが、今までドッグが鳴りがちだった2速へのシフトで殆どそれが無くなり、また操作自体も滑らかになった感じがするんで、効果はそれなりに出ているんだと思います。
  (^^???・・・初期の頃は殆ど無くなっていた2速のドッグ鳴りが出てきてしまいました(^^;。たまたま鳴らなかっただけなのか、それともこういう種類の効果があるモノではないのか・・・もう暫く様子を見ます。
更に暫くして
ドッグの鳴りのレベルは、投入前と同じか、むしろひどくなった感じになっちゃいました(TT)。 何か馴染んで、どこかの当たりとか変わったのかなぁ・・・。これでトランスミッションの抵抗が減ってるなどの効果が出ていれば良いんですが。
添加剤-無限 MT-105     ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
有機モリブデンが高温、極圧部分で反応し、二硫化モリブデンに変化して摺動面を守る、というエンジンオイルへの添加剤で、無限サーキット・チャレンジRound4、にて、モニター品として入手。15分2セッションをMT-105無しで、その後MT-105を入れて15分2セッションを走りました。
感想は・・・正直、良くわからないです(^^;。元々入れていたオイル(無限 VT-PRO)に有機モリブデンが添加されている為でしょうか?
  うーん、結局良く解りませんでした(^^;。有機モリブデンの添加が無い、或いは少ないオイルで過酷な条件下で比べれば解るかも。
添加剤-マイクロロン XA     ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
作業は個人でも行える様ですが、色々とコツがあるみたいなので、マイクロロンの認定ショップに依頼しました。
エンジンオイル交換時に施すのがベストとの事なので、同時に実施。オイルの量に対して指定割合で注入します。あと、ガソリンタンクにも、タンクにあるガソリンの量に対して指定割合で入れます。これはインジェクター等の摺動部分にもコーティングする為、だそうです。注入後、1時間ほどはエンジンを止めずに回しておかなければならないとの事ですが、アイドリングさせておけば良い様です。

効果ですが、街乗りの範囲では、エンジンの回りが少し軽くなったかな、と思えます。あと、メカニカルノイズが殆ど無くなった様に感じました。

違いがはっきりとわかるのが、冷間時の始動です。特にこの季節、小間物屋号はバッテリーが小さい事もあってか朝晩のクランキングがかなり重たい感じになるのですが、マイクロロンXAを入れた翌日から、明らかに回りが軽くなりました。オイルは今までと同じものを使っていますので、回りが軽くなった分はマイクロロンの効果である筈です。
  サーキットを走りましたが、パワーに体感できるまでの違いはない様です。燃費についても、1回目の給油までの間にサーキット走行をはさんでしまった事もあり、何回かの給油を行ってから判断したいと思います。
添加剤-マイクロロン(トランスミッション用)     ↑Topへ戻る
取り付け時 >> 暫くして
2速、3速がいよいよ怪しくなり、特にサーキットでは意識して丁寧にシフトしないと入らない様な状態になってきたので、3ヶ月、2,000kmほど使用したオイルに「延命剤」として混合、投入(^^;。
エンジン用と同じく、入れてすぐに暫く回して(10km走行相当)拡散させる必要があるとの事です。

投入後すぐ、は、シフト操作に要する力が少し減り、全体に滑らかになった様に感じました。
  数日間/200km走行後ですが、シフト操作時の当たりが更に滑らかになってきている様に感じます。また、投入前は少しでも車が動いていると1速に入らなかった(無理をすれば入りますが、ひどいドグ鳴りを伴った)のですが、ゆっくりならば、車が動いていても無理なく1速に入る様になりました。
あと、サーキットにおける2速、3速のドグ鳴りが無くなり、入りもかなり良くなった様に思います。
更に暫くして
混合したオイルを2箇月ほど使用した後に他のオイルに抜き替えて街乗り1,200km、サーキットを1時間走行しましたが、効果は持続している様です(車が動いていても1速に無理なく入る状態が続いていて、またサーキットでのドグ鳴りもありません)。

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