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バンコクでの観光で外すことの出来ない王宮とその周辺の寺院。格闘スポーツ好きでなくても一度は見ておきたいムエタイ。 その他、おすすめの観光スポットを紹介しています。

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ルンピニ・スタジアム

バンコクには大きなムエタイのスタジアムが2つあります。1つは王室系のラチャダムノン・スタジアム、もう1つは陸軍系のルンピニ・スタジアム。 格式はラチャダムノンの方が上と言われていますが、選手の実力はほぼ互角。この2つのスタジアムはお互いに対抗意識が強く、両団体間での試合が行われることはないそうです。 今回私が試合を観戦したのはルンピニ・スタジアム。場所はルンピニ公園から東へ少し行ったところです。スタジアム前にはたくさんの人が集まり、屋台も並んでいます。

<開催日時>
ラチャダムノン・スタジアム (Ratchadamnoen) / Th. Ratchadamnoen Nok
月・水曜 19:00〜、木曜 17:00〜、21:00〜、日曜 14:00〜、18:00〜
ルンピニ・スタジアム (Lumpini) / Th. Rama 4
火・金曜 18:00〜、土曜 17:00〜、20:30〜

変更になる場合もあるので、必ず事前にスタジアムに行って確認しておいてください。

<チケットの買い方 (ルンピニ・スタジアムの場合) >

チケットはスタジアムの入り口付近にいる係員から買います。スタジアムの窓口で買っても係員から買っても料金は同じで、リングサイドは1000バーツ(特別試合の日を除く)。 2階席、3階席の料金はもっと安いのですが、せっかくだから迫力のリングサイドから見ましょう。席は先着順なので、よりリングに近いところで見たい人は早めにスタジアムに向かうようにしましょう。

リングサイド

←リング上で戦う選手たちの汗が飛んできそうなリングサイド。繰り出されるパンチの衝撃がこちらにまで伝わってきそうです。 場内は伝統的な音楽が流され、独特な雰囲気が漂っています。試合前に配られる選手紹介のプログラムを参考にしながら観戦しましょう。早い時間の試合に登場するのは軽量級の選手や無名の選手ですが、試合が進むに連れ重量級の選手や有名選手が登場し、観客の興奮も高まっていきます。

観客席

メインの試合が始まる頃にはスタジアム内が異様な熱気で満たされます。3階席では試合の結果を賭けて、賭博が行われています(タイでは法律で禁止されているはずなのですが・・・)。殺気に満ちた3階席に座るのはできるだけ避けた方がよさそうです。試合終盤になると、興奮した観客は選手の繰り出す一撃一撃に合わせて歓声を上げます。

試合開始

選手たちは貧しい農村の出身者が多く、自分や家族の生活がかかっているために試合はいつも真剣勝負。リング際では選手の所属するジムのコーチや関係者、家族が集まって、熱い声援を送っています。 リング上で戦っている選手の姿は本当にカッコいい。ムエタイの魅力に惹かれて、タイにムエタイ留学をしている日本人の気持ちが分かるような気がしました。私の場合、厳しい練習についていけなくてすぐに挫折してしまいそうですが。

ムエタイを生で見るのは初めてな私は、試合以上に観客の狂乱ぶりに驚いてしまいました。スタジアム内の雰囲気に影響されて心拍数も急上昇。気がついたときには他の観客と同じように声を張り上げて応援していました。 隣の席に座っていた日本人のお兄さんも、初めはクールに試合を見ていたのですが、最後には「ウォーッ!ウォーッ!」と絶叫していましたよ。

選手たち←チャンピオンシップを賭けて5ラウンドを戦いきった2人。 試合後は選手と一緒に写真を撮ることが出来ます。試合を終えたばかりの選手は厳しい表情のままですが、嫌がらずに写真撮影に応じてくれます。皆さん先を争って選手の間に入り、写真を撮っていました。良い記念になりそうですね。 スタジアムの入り口近くには、ムエタイ関連商品を売っている店があります。実際に使われているグローブなども置いてあるので、一度立ち寄ってみましょう。

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