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バンコクでの観光で外すことの出来ない王宮とその周辺の寺院。格闘スポーツ好きでなくても一度は見ておきたいムエタイ。 その他、おすすめの観光スポットを紹介しています。

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王宮、ワット・プラケオの北に広がる王宮前広場。この広場の北側には、国立博物館国立劇場国立美術館などが立ち並んでいます。

美術館マップ

<国立博物館> National Museum

タイ最大規模の博物館で収蔵品は1000点以上。博物館の建物自体も美術・建築的価値が高い。コレクションは年代順に展示されていて、先史時代からスコータイ美術、アユタヤ美術、バンコク美術へと、仏教に強く影響されたタイ美術の変遷をたどっていくことが出来ます。 特に様式の違いによって容姿がさまざまに変化していく仏像は見応えがあります。(休館:月・火曜・祝日)

<国立劇場> National Theatre

伝統舞踊の公演やクラシック音楽の演奏会が開かれている。公演日は一定していないので、予め劇場に行って日程を確かめておきましょう。

<国立美術館> National Art Gallery

タイ人芸術家の近代から現代にかけての美術品が収蔵。絵画が中心でヨーロッパ絵画の影響を受けたものが多い。プーミポン現国王の作品も展示されています。(休館:月・火曜・祝日)

国立博物館の隣にあるタマサート大学の近くには、プラ・チャン船着場があります。ここから2バーツで対岸のプランノック船着場へ渡ることが出来ます。 プランノック船着場付近は小さな屋台が集まる市場になっていて、この市場を抜けると右側にシリラート病院が見えてきます。

<注意!> ここから先は気の弱い方は進まないようにお願いします。特に”死体”、”解剖”、”ホルマリン”などの言葉が苦手な方は気分が悪くなる恐れがあります。

チャオプラヤー川を挟んで国立博物館の対岸にあるシリラート病院(Sirirat Hospital)。この病院の敷地内には一部の人たちの間で有名な、法医学博物館(別名:犯罪博物館、死体博物館) と 解剖学博物館(別名:外科博物館) があります。 シリラート病院はかなり広いので、博物館の場所はちょっと分かりにくいかもしれません。病院の敷地を奥へ歩いていくと2つの博物館の場所を示す、「↑博物館→」という案内板が出ているのでそれに従って進みましょう。もし分からなくなってしまった場合は、近くにいる病院関係者に「ミュージアム」といえば教えてもらえます(どちらも入館無料)。

<法医学博物館(シーウィー博物館)> Museum of the dept. of Forensic Medicine

 建物の入り口にある無惨な死体写真を見ながら階段を上っていくと、凶悪犯罪者の死体を樹脂で固めた標本が数体並べてあります。その表情は何か訴えかけているようで思わず目を逸らしてしまいます。 展示室の棚には無数の人骨やホルマリン漬けの手や足、臓器や頭部が並べられ、 犯罪で使われた凶器といっしょに被害者の顔と傷口の写真も展示されています。
 ちなみにこの博物館の名前になっている「シーウィー」とは、1950年頃に5人の幼児を誘拐して殺害し、その内臓を不老長寿の薬として食べていた人物の名前だそうです。

<解剖学博物館> Anatomy Museum
標本

展示室には頭部や腹部がくっついた状態のシャム双生児をはじめ、興味深い標本が所狭しと並べられています。ホルマリン漬けの標本はどれも白っぽく変色していて、とてもこれがかつては人の一部として動いていたとは想像できません。 子供の標本の前には、お菓子や花などのお供え物が・・・何とも言えない気分になります。一緒にいた友人も途中でギブアップしてしまいました。
 どちらの博物館も内部は撮影禁止(怖くてとても写真を撮る気になれませんが)になっています。実物は実際に博物館に行って見てみて下さいね。病院の敷地内には食事ができる場所もありますが、博物館を見た直後はやめておいた方がいいかもしれません。 博物館を訪れた日の夜は、目の前にホルマリン漬けの赤ちゃんが浮かんできて、なかなか眠れなかったことを覚えています・・・。

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