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「アクセス件数10万件突破!」

  おかげさまで、会のホームページのアクセス件数が10万件を突破しました。読者の皆様に心より感謝申し上げます。

 会設立当時、インターネットにはまったく疎く、ホームページは東京や地元の5人の人たちがその時その時で援助の手を差し伸べて下さって今のスタイルに作り上げられました。皆様のご指導のおかげで、ようやく私も自立して更新作業ができるようになり感謝しております。

 掲載内容は活動にともなって増えましたが、被害を繰り返さないことを目的として、事故一覧に実名で医師名を記載していることでは様々な反応がありました。医師ご本人からの反応はいっさいありませんが、同姓同名の医師から問い合わせがきたことがありました。被害を受けた元患者は真相を知るために捜し求めていた医師がみつかったと喜びましたが、清水病院に勤務したことがない別人と判明し、早合点な話で終わりました。
 また、患者が受診する際の参考として問い合わせがきたり、医師の異動勤務先の職員から問い合わせがきたりなどもします。
 小坂医師のセクハラ問題も当時の勤務先職員からの投稿で相談にのりました。掲載記事に弁護士を通してクレームがきましたが、事実は事実なので掲載しています。ただし、事件は和解で結着したため、詳細記事は削除してあります。

 ホームページは被害者が声を上げる場としても役立っています。
 地元の被害者が声を上げるきっかけになればと思い、被害者のつどいを毎月開いていた時期がありました。トップページに開催日時と場所をそのつど掲載していました。ある夜、いつものメンバーが集っていた清水駅近くの会議室に、涙を浮かべた女性が現れました。ホームページを見て衝動的に新横浜から新幹線に飛び乗って来たと言うのです。女性が思いつめた表情で乳がん手術後に誤診を知らされたことを語っていた姿が鮮明に思い出されます。あれから数年経ちますが、このホームページが生きる支えになっていることを知って、こういう読者もいるんだと私も励まされています。

 私の裁判は、裁判経過を同時進行で掲載してきました。地裁判決が出た時、当時、設置していた掲示板がフィーバーしたため閉鎖したことが思い出されます。あまりにも心ない投稿に、パソコンを開くのが苦痛になったこともありました。
 病理標本のDNA鑑定に関する裁判資料を載せたときはアクセス件数が急増し、日に2000件を超す日が続く反響に驚いたこともありました。大勢の人が関心を持って下さったことがほんとうにうれしかったです。

 会の活動の発端となった乳がん手術を受けた平成4年にパグ犬を飼い始め、1頭から3頭になりました。その後、老衰で順に亡くなって、昨秋、3頭目が15歳で亡くなりました。裁判や会の活動で一喜一憂する私の傍らにいつもいて、ホームページの更新作業でパソコンに向かう時間が長引くと、散歩の催促をしていた犬たちがいなくなって、手術からの年月の長さを痛感しています。

 アクセス件数10万件達成はほんとうにうれしく、これからも機会あるごとに記事を掲載していこうと思っています。

                                2010年1月28日      竹下勇子



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