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第217回例会 『さんしょう太夫』報告 会員600名 入会9名 退会19名 (−10) 参加率92.5% ●たいへんよかった 81.7% ▲よかった 17.1% ○ふつう 1.2% ×つまらない・わからない 0% ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●▲▲▲▲▲▲▲▲▲ ←当日アンケート集計結果 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□ ←アンケート提出率73.0% 感想文集 |
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上演終了 第217回例会 前進座 さんしょう太夫 2009年3月21日(土) 午後6:30 開演 藤枝市民会館ホール |
●芸術際優秀賞を受賞した前進座の代表作 中世の深い闇に現れた漂泊の説経師たち 語るは、消えることのないこの国の民衆の 憤りと悲しみであった |
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森鴎外の小説でおなじみの“安寿と厨子王”の物語を古来から伝わる説経節の語りにのせて魅せます。 伝統演劇の様式美と伝統音楽の生演奏でつづる、子供の頃出会った物語とはまた違う驚きの舞台。 ■原作: ふじたあさや ■演出: 香川良成 ■出演: 小林祥子、竹下雅臣、妻倉和子、前園恵子、志村智雄 、高柳郁子、柳生啓介、寺田昌樹、藤川矢之輔、瀬川菊之丞、松浦豊和、武井茂 、石田聡、松永ひろむ、上滝啓太郎、藤井偉策、北澤知奈美 ■ストーリー 平将門の孫、奥州五十四郡の主、岩城判官正氏はみかどの勘気をこうむり、筑紫の国(九州)太宰府に流人の身。妻の玉木は、あんじゅとづし王を伴ない、乳母を供に、夫の安否をたずね、みかどの許しをこうため、京へ向かって旅立ちます。 ところが、越後の国(新潟県)直井の浦(直江津)にさしかかった時、人買いの山岡太夫にだまされ、玉木と乳母は佐渡へ、あんじゅとづし王は丹後の国のさんしょう太夫のもとへ、別れ別れに売られてしまいます。 さんしょう太夫に売られた姉弟は、名も「しのぶ」「わすれぐさ」と改められ、なれぬ汐汲みと柴刈りに追いたてられ、つらい悲しい日々を送るのでした。 ある日、太夫と息子・三郎のむごい仕打ちに耐えかねたあんじゅは、肌の守りの地蔵菩薩の加護と、仲間の奴婢たちの助けを借りて、づし王を逃がします…。 |
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くまさんの独り言 | データブック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
−機関誌『あけび』より− 説経節とは…中世の頃、人の多く集まる社寺の前など街頭で、庶民相手に仏の教えを広めるために語られた物語です。(節談説経) 仏の教えをそのまま聞かせても教養のない人々には理解が難しく物語にして伝えるという方法をとっていました。 説経節の先祖は平家琵琶で、その子孫は浄瑠璃へと繋がっていきます。 説経節といえば今から30年前(1979年)の藤枝市民劇場第36回例会、芸能座「小沢昭一の世界」で、小沢昭一さんが日本の芸能の源流として今や滅びてしまった放浪芸を現代に通用する新しい芸として甦らせた「ひとり芝居」の中の一つとして節談説教(経)をお坊さんの姿で演じていましたが、これを覚えている会員さんも少ないでしょうね。 |
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