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投稿「一医師の立場より」その1    2009.03.26

 事実関係を知りませんのでコメントできませんが、大変な体験をされた事は非常にお気の毒です。何とか満足できる解決策を見出される事を祈っております。

 ただし、皆様、幻想を抱いておられるので一言。あくまで一般論ですので悪しからず。

(1) 医者は病気など治せません。出来るだけ正しい診断を下し(診断不明の事なぞ日常茶飯事です)、最善と思われる治療を試みる。効果判定、経過をみながら次の手立てを考えるのです。良い方向に行くか、悪い方向に行くか、医者がコントロールできるわけがありません。多くの治癒例はたまたま良い方向へ行ったというだけの事です。ですから、普通は後でみる医者は名医となるわけです(パズルがだいぶ解けていますから)。我々にとっては、毎日が「綱渡り」なのです。

 カテーテル検査の事故が掲載されていますが、殆どの医師は慎重に検査をしますが、800-1000例に一例は重篤な事故が起きるのを避けられません(神の手を持つ医者がやっても同じです)。また、その危険性は予測不可能なのです。不幸な事故にあわれた患者さん御家族は、怒りのやり場がなくなるのは当然でよく解りますが、全て医者の責任にされたのでは我々はいかなる検査も投薬もできません。

(2) 問題は、医療側と患者側の信頼関係が崩れている事にあると思います。しかし、36時間連続で働かなければ仕事が終わらないような、人手不足な体制で十分なコミュニケーションの時間がとれるとは到底思えません。ある医者の資質に問題があるのも事実でしょうけど。この様な事態を引き起こしているのは厚労省の医療費抑制政策である事をご存知ですか?よく勉強して下さい。日本ほど、安く世界水準の医療を手軽に受けられる国は他にありません。イギリス、カナダ、アメリカ等に住んでみれば有り難味が解ると思います。医療費抑制政策のしわよせが、病院、医者、患者にきているわけです。厚労省に陳情に行かれてはどうですか?

(3) 医者が変わるのはおかしいというお気持ちは解りますが、元々我々は1-3年で職場を変えていくのが普通です。一箇所の病院で勤め上げるのは大変まれな例です。市の責任でもなんでもありませんよ。また、このような掲示板、運動が展開されている病院にまともな医者は絶対来ませんよ。日本も防衛医療(萎縮医療)の時代に入っています。もし誰か志のある人が来ても、すぐ去っていくのは自明の利です。一部始終を監視され、病院の玄関には弁護士が待ち構えている。いかなる判断ミスも許されない状況で、勤務しようという医者がいると思いますか?まあ、遅かれ早かれ廃院になるでしょう。



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