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「富士見産婦人科病院被害者同盟から、前回期日の報告と、次回期日の案内がきました」

 富士見病院元院長北野千賀子が医師再免許を求め提訴した裁判の、第6回口頭弁論(平成24年5月17日)の報告が送られてきましたので、以下引用掲載します。

********

              裁判期日報告書

富士見産婦人科病院被害者同盟

 
原 告

 
北野千賀子

 
 被 告

 
  国(厚労省)

 

裁判所・事件番号・事件名 ・裁判官

東京地方裁判所民事第2部/平成23年(行ウ)第167号医師再免許交付処分の義務付け請求事件        
判長:川神裕、陪席:富澤賢一郎・菅野昌彦

 裁判期日の日時・場所

 (第6回)平成24年5月17日/第703号法廷(7階)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 原告提出の書類

  なし

 被告提出の書類

 準備書面(3)、証拠説明書(3)、乙19の1〜乙23

1)出頭は、原告:弘中惇一郎、加城千波両弁護士、被告:法務局2名、厚労省 1名。傍聴人は、同盟5+支援13=18名 

2)両陪席が変わり、法廷も5階から7階の703に変更。私たちはこのことを現地で知り、大あわてだった。なんとか703号法廷に着席したものの弁論は5分ほどで終わり、結局間に合わなかった人もいて、申し訳ないことをしてしまった。

3)被告国が、100ページから成る準備書面(3)を提出した。

 千賀子はその第1準備書面で、国が提出した佐々木静子医師の鑑定書や慶応大学飯塚理八教授らの鑑定書について「およそ鑑定の体をなしていない」とか「根拠にできるようなレベル、内容のものではない」などと言い、自分が執刀した手術の正当性を主張した。

 今回、国はその千賀子の主張に対して全面的に反論した。

 国はまず、千賀子が鑑定書の中の医学的な知見の部分を正しく要約せずに引用していること、意味を誤って理解していること等を、具体的な箇所を挙げて指摘。また、子宮筋腫や卵巣のう腫の自覚症状や診断方法、治療方法、摘出基準、術式などについて整理した。そのうえで、医師免許取消処分の根拠となった4人の患者の手術は必要のないものだったと改めて主張した。裏付証拠として、カルテ、摘出臓器の写真、子宮卵管造影写真など合計27点を提出した。これらは、原告千賀子が要求していたものでもあった。 

 千賀子は訴状では、不正な手術は故意ではなかった、と主張していた。しかしその後 診断や手術は正しかったという主張に変わってきた。国はこの点を突き、「処分を真摯に受け止めていないことが明らかとなった」とし、このことで「再免許付与を拒否した厚生労働大臣の判断が正当であることが、より明確になった」と結論付けた。

 次回期日

 

 平成24年7月26日(木)
午(前) 11:00

 書類提出締切日

 平成24年7月17日(火)

 

次回期日の内容(予定)

千賀子が、国の準備書面(3)に反論する。また、第2準備書面で主張した「チェリイクリニックは地域に必要不可欠」等について裏付けをする予定        




               
                 
傍聴のお願い

第7回口頭弁論のご案内 

と き:7月26日(木)午前11時00分  

ところ:東京地方裁判所 7階 703号法廷

    アクセス:地下鉄丸ノ内線「霞ヶ関」下車
              出口:A1 徒歩1〜2分


内容: 国の「必要のない手術がおこなわれた」との主張(準備書面3)に、千賀子が反論する

傍聴後、説明や資料配布を行います。

 
原 告:北野千賀子/被 告:国(厚労省)

事件名:医師再免許交付処分の義務づけ請求事件

番 号:平成23年(行ウ)第167号

係属部:東京地裁民事第2部

 
*********(以上、引用終わり)


                               2012年6月14日 竹下勇子



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