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「富士見産婦人科病院元院長北野千賀子の医師再免許を求めた裁判傍聴記」

気になる裁判
――証拠があるからできる再議論

私は20年前に旧清水市立病院(現、静岡市立清水病院)で乳癌誤診の被害に遭い、裁判と並行して2000年に被害をなくす会を立ち上げて活動を続けています。裁判は最高裁まで12年間経験しましたが、病気がつくられた場合、被害者はなすすべがないことを思い知らされました。

富士見産婦人科病院事件(以下、富士見事件)は、私が遭遇した「乳癌は清水の風土病」事件と同様な事件としてずっと気になっていました。証拠を残したために発覚した富士見事件から学習したと思われる手口を主治医が使っていたからです。つまり、カルテは空白だし、私のDNAと一致した標本は出てこなく、病院側に都合の悪い証拠は残さなかったと思えます。

それで、北野千賀子が今回の裁判を起こしていると知った時、驚き、傍聴したいと思いました。

その理由は、@女性の弱みに付け込み、恐怖をあおってたくさんの被害者を出しているから許せない。A被害者は後遺症で一生苦しむのに再免許が許されるのか。B人は簡単に変わらない―清水病院で昭和60年から起きた医療事故17のうち12件は医師名をHPに掲載しているが2人はダブっているし、問題があって患者から問い合わせがくる医師が重なる経験から、過去に大勢の被害者を出した医師が反省して良い医師に変身しているとは思えない。C高齢でありながら医師免許に固執する執念。D弁護士のこと―北野千賀子の女性弁護士が、清水病院を訴えていた原告(被害患者)側弁護士の1人と同姓同名と知り、同一人と信じられず、確認したいと思った。

 以上等の理由で裁判所へ足を運んでいます。富士見事件の被害者の皆様の今までの苦労と努力が反映される結果が出ることを心からお祈りしています。
                                             竹下勇子

2012年6月12日富士見産婦人科病院被害者同盟発行
所沢発なんじゃかんじゃ通信88号掲載



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