オオクワガタ繁殖日記(2003)
幼虫たち 2003.2.6
 飼育中のオオクワガタの幼虫20匹。写真の12匹は2本目の瓶に投入済み。このところの寒さで室内は暖かくても15℃ぐらいである。やはり餌の喰いは悪くなっている。初心者ころは寒さで死んでしまうのではないかと心配したが、3年目に突入した現在は、なんの心配もなくほったらかし状態である。幼虫を覗いたのも約1ヶ月ぶりである。大きく育った個体もおり、今年は念願の70mmUPの個体がねらえるかもしれない。期待大である。
2003.2.18
 冬眠中の成虫のクワガタたちを久しぶりに確認した。過去にはヒラタクワガタが脱走して無惨に死なせてしまった経験がある。みな元気に冬眠していて一安心。
 飼育ケースをQ−BOXにして正解であった。マットの水分も蒸発することなく適度の湿度を保っているようである。一昨年は冬の間、何度か霧吹きで水を加湿したが今年はそれがなく、手間が省けている。
 後1ヶ月半の冬眠後、ブリードのための準備をすることとする。目標幼虫100匹。
2003.3.29
 だいぶ暖かくなってきたので、庭の草取りをしていた。
そこに昨年割り出した後の産卵木の芯の部分が転がっていた。持ち上げてみるとだいぶ軽くなっている。草取り鍬で割ってみると、オオクワのオス幼虫発見。
 
 寒さにも負けず、太陽の日射しにも負けず、良く育ってくれたものだ。それでもオスにしては小さめであるが、産卵木はカラカラになっていたことを思えば、生きていただけでもラッキーである。後数日そのままにしておいたら、干からびていたかもしれない。
 余っていた菌糸瓶に入れ替え、もうちょっと大きくしようと思う。

成虫もそろそろ活動する頃である。4月の1週目に餌をケースに入れようと思う。
2003.4.12
 1週間遅れてしまったが、本日成虫のケースに餌を投入。活動開始していた痕跡あり。5月の初旬にブリードの準備を開始しよう!!
2003.5.11
 久しぶりに幼虫を観察した。その中の一匹が蛹に変態。オスの大きめの個体となった。成虫に羽化予定は6月10日頃であろう。
蛹に変態した能勢産F3個体
山梨産ペアリング 2003.5.17
 山梨産71mmと43mmをペアリング。また産卵木も準備した。今年はこのペアと能勢産F3をブリードしよう。
2003.5.23
 山梨産71mmと43mmのペアリング終了。メスを取り出し、産卵木をセットしてあるケースに移す。
 幼虫は順調に蛹化中。現在6匹が蛹になった。
2003.6.1
 能勢産62mmと42mmペアリング開始。一週間同居予定。前日にビッダーズのオークションに山梨産ペアと能勢産オス2匹を1000円で出品。
2003.6.7
 能勢産67mmと54mmのオス2匹と、山梨産65mmと43mmのペアがオークションに競り落とされ、本日、大阪と兵庫に発送した。
2003.6.10
 蛹であった2匹が無事羽化した。オス2匹である。片方はだいぶ大きく、期待ができそうである。
残りは蛹化しているはずであるが、瓶の中央に蛹室がをつくり、外からは確認できない。
2003.6.21
 今年羽化した成虫4匹を瓶からケースに移し替えた。オス2匹メス2匹の4匹である。サイズは70mm、67mmと42mm2匹である。今秋か、来春には、オークションでお嫁入りの予定である。
2003.7.13
 後2匹を残し、全て成虫に羽化した。内訳は、オス9匹、メス9匹である。残りは2匹はオス2匹であるのでオスの合計は11匹となる。
 菌糸瓶は全部で22本あったが、その1本は幼虫死亡。もう一本は、なんとコクワガタのオスが羽化していた。こんな事があっていいのだろうか。コクワガタは飼育しておらず、なぜコクワの卵が混ざったかは不明である。考えられることとしては、突然変異?
 昨年、オークションに出した幼虫は全てオオクワの幼虫か不安になってしまった。
2003.8.9
 今年の成虫はオス10匹、メス8匹の計18匹であった。最後に蛹化した大きめのオスが、☆になってしまったのは残念であった。
 山梨産の産卵木4本をを割り出した。計11匹の幼虫が採取出来た。本年は、山梨産12匹、能勢産12匹の計24匹を飼育としたい。
2003.10.1
 山梨産の幼虫7匹をオークションに出展し無事落札され、愛知県まで配送した。到着後返ってきたメールには7匹中3匹が☆になっていたとの記述があった。
 少し暑さがぶり返していたので心配をしたのだが、最悪の結果となってしまった。落札者からは、今回のオークションの代金をもらわないことにした。幼虫にも落札者にも申し訳ないことをしてしまった。商品は生き物である。細心の注意が必要であることを肝に銘じたい。
2003.10.2
 菌糸瓶に幼虫を投入。山梨産23匹と能勢産2匹の計25匹。
能勢産のメスが以外と産卵しなかったので、このような結果になってしまった。そのメスが死んでしまったので能勢産のメスがいなくなってしまった。補充をしないと産卵出来ない状態となってしまった。
2003.11.18
 今年成虫になった個体12匹をオークションに出品した。いずれのセットも本日までに競り落とされて、落札者の本へ旅立っていきました。落札金額は1,000円から2,000円と大きさによってまちまちであるが、全体で一万円となり、幼虫の菌糸瓶や産卵木ゼリー等の飼育用品の購入の足しになりそうである。
来年成虫になる個体の飼育スペースが確保でき、一石二鳥である。
2003.12.26
 月夜野きのこ園から、クヌギブロック6個を購入。即日、空いている瓶に詰め込み作業を実施した。今回はフスマを混ぜ、独自の配合で詰め込み作業を行った。空瓶があまりなかったので、ブロック2個はそのままブロックのまま保存する。オオクワ生活も後5日で4年目に突入である。

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