直径15cmぐらいの産卵木を購入します。材種はクヌギかコナラが良いと思います。 ペットショップの店頭では1本500円〜1000円ぐらいです。最低でも2,3本使用しますのでちょっと割高です。 インターネットで探せば、この程度のサイズの比較的良いものが、ケースで2500円〜4500円で購入できます。太さにもよりますが、だいたい1ケースに10本から20本入っています。ケース売りではありますが送料と振込手数料を考えても割安といえます。 |
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産卵木にコメツキムシ等の幼虫がいる場合があります。産卵木をポリ袋に入れて電子レンジでチンしましょう。 それができない場合は60度以上のお湯に産卵木を30分以上浸して殺虫しましょう。 皮の部分をドライバー等を使用して剥がします。メスが産卵する時、皮を自分で剥がして産卵しますが、できるだけ体力を温存させて多くの産卵をさせるために事前に剥がした状態で、ケースにセットします。 |
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産卵木を皮ごと水に浸した後に皮を剥がす場合と、剥がした状態で水に浸す場合があります。 バケツや容器の壁を利用して、産卵木を水没させますが、水を注ぐと木は浮いてきます。ぎゅっと詰めた状態にしておけば木は浮いてきません。それを調節するために、先に剥がしたり、後で剥がしたりします。これは重石で押さえればどうでも良いことですが。 水には3時間以上浸します。水はミネラル水が良いと言う人がいますが、水道水を直接飲むことができる地域は水道水で充分だと思います。 |
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水を吸った産卵木を約半日、日陰で陰干しをします。余分な水分を飛ばします。 マットを2cm敷いた後に産卵木をケースにセットします。セット方法は写真のように縦にセットする方法と横に寝かしてセットする方法があります。どちらでも構わないと思いますが、前者の方法だと水分を与えるのが楽です。容器の大きさ等を考慮し、ケースバイケースでセットしてください。 |
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産卵木の周りにマットで入れます。入れにくい場合は割り箸等を利用して、奥の方までマットを入れます。 後は成虫をセットするだけです。65mmのオスで40mm程度のメスが理想です。理想の大きさはこちらを参考にしてください。 産卵には体力がいります。餌は高蛋白ゼリー、ラード、バナナ、ヨーグルトを与えます。 約3週間セットし、その後はオスをケースから取り出し、メスを産卵に集中させます。 |
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