マルクトの向こう、丘の斜面にはワイン用のブドウ畑が広がっています。ドイツといえば白ワインが主流ですが、このあたり、バーデン・ヴュルテンベルク州は赤ワインでも有名。軽くてフルーティーな赤ワインがあり、レストランで頼むと素敵なマグカップで出てきます。
少し雨のぱらつく中、見上げるブドウ畑は結構急斜面。機械も入らないだろうし、みんな手作業なのかしら。でも、心のなごむ風景です。そういえばティモ君、「シュトゥットガルトで一番好きなのはブドウ畑」って言ってたっけ。なんとなくわかる気も。
マルクト広場をひと回りした後、小さなカフェでお昼代わりのケーキを食べました。私が食べたのは、この季節限定「ツヴェツィンゲントルテ」。プルーンに似た感じのスモモを生のまま焼き込んだお菓子です。これ、本場で食べてみたかったんだ♪さすがにもう注文も慣れました。お菓子関係のドイツ語はやたら詳しい私。(笑)Lumikkaさんのお母様がおごって下さいました。ありがとうございました♪
その後、マルクトに建つ「ディオニス教会」の中を見学。今夜オルガンコンサートがあるらしい・・・なんとなくグラッとする私。こらこら。どんなところでも、普通にさりげなく小さなコンサートが開かれているんですね。羨ましいなあ。
ここも美しい教会でした。アーチ式の天井には優しい雰囲気の薔薇の絵が描いてあり、祭壇にはキリストの受難を描いた絵が。そんなに派手ではありませんが、この可愛い町にふさわしい素敵な教会でした。ホッとする空間でしたね。