後半に入ってもやはり点は入らず、時間が過ぎていきます。う〜ん、このカードってどうして点が入らないんだろう?ヘルタは1人少なくなってるから、どんどん行って欲しいんだけどな。今度はサイドが替わっているので、ヒンケルちゃんが目の前を走り抜けて行きます。さすがいい動きですね。おお、写真撮らなくちゃ!
この日のフィールドユニは、上がアウェイの赤、下がホームの白。こういう「別々の取り合わせ」ってアウェイだと時々あるんですが、何だか・・・変。逆よりはマシですが。(笑)期待のフレブ君はちょっと今日はおとなしく、期待していたようなドリブル突破を見せてくれません。アレがあると、試合が面白くなるんだけど・・・。時々VfBのフリーキックになると、私はティモ君をチェック。こういう時のGKって何してるんだろう?って。生観戦の醍醐味ですよね。(笑)何だか、ちょこんとしゃがみこんでいる時が多かったです。
そうこうしているうちに、何人か選手が交代。最近お見限りになってしまっていたハカン・ヤキン君が登場しました。おおっ、彼の動くところを生で見られるとは!ラッキー!思わず「ハカーン!頑張って!」と声をかける私。怪訝そうな前のおじさん。あ、アウェイだった。(まあ、いいか)怪我のクラニーに代わって連れて来られていた19歳の美形FW・ゴメス君も登場。うわーこの子まで生で!またつい「ゴメスくーん!」
でも点は入らず、試合は終盤へ。ロスタイムに入った後、ヘルタの攻撃陣が果敢にVfBエリア内へ攻撃を仕掛けました。至近距離からの強烈なシュート!うわっ!
でも、ティモ君はこれをしっかりキャッチ!驚くべき反応の早さです。すっかり「アウェイ」だなんて頭から吹っ飛んだ私、バッハで鍛えたソプラノの声で思いっきり叫んでいました。
「ティモーーーーーーーー!!!!!!!」
びっくりして後ろを振り返った前のおじさん・・・・ごめん。(爆笑)
結局この日はスコアレスドロー。
「ま・・・また引き分け・・・ううう」
「げげげ〜、首位陥落しちゃった。シクシク」
「贅沢言わないで下さいよっ」
「うう・・・このカードって点が入らないね・・・何でだろ」
「まあ、お互い恨みっこナシってことで、良かったと思いますか」
帰りの地下鉄の中では、何やら鳴り物入りで騒ぐヘルタサポが。終わってもにぎやかです。地下鉄を降り、どこか飲める所を・・・と探したのですが、残念ながら日曜日。ほとんどのお店は閉まっていて、開いているところもお客さんでいっぱい。「もう、ケンタッキーで食べちゃおう!」ということになりました。
もぐもぐコールスローサラダを食べながら「そういえば、ドイツ人って生のキャベツを消化できる酵素を持ってないから、食べるとお腹壊すんだって。こんなの出して、ドイツ人に売れるのかな」「ベルリンっていろんな人種がいますから、そういう人向きなんじゃ?」「ドイツ人、『ドイツの生のキャベツには毒がある』って思ってるらしいよ」「あはは〜」「どうでもいいけど、このキャベツ、固い!すごくアゴが疲れるんだけど。誰よ、ファーストフードは噛まないからよくないなんて言ったのは!」「わはははは」
なんて会話をしながらいただきました。まあ、食べなれた味で良かったかも。ホッとしました。
(キャベツの件は、うちのダンナさんのドイツ人メル友から聞いた話です)