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ちょこっと 言いたい「邦題」 ページ9
注意:ネタばれあります。
コレを読んで、その映画が見たくなるというような効果はありません。
比較は、原題をそのままか直訳か意訳したとして、その意味が邦題とどっちが内容にあっているかなというものです。
英語(もちろん、その他の外国語も)は全然わかりませんので辞書頼み。勝敗の基準は『banbanの主観』です。異論があっても我慢してください。

ほぼ同映画(邦題と原題が同じ、または、ほぼ同じ)の感想はこちら
邦題で映画索引//不完全人物ノート俳優編監督編
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161 パパに見えないけど気にしない。 
邦題 宇宙戦争  勝敗 邦題の勝ち 
原題 WAR OF THE WORLDS 
出演 トム・クルーズ(レイ・フェアリー) ダコタ・ファニング(レイチェル) ジャスティン・チャットウィン(ロビー) ティム・ロビンス(オグルビー) ミランダ・オットー(メアリー) 監督 スティーヴン・スピルバーグ 2005年
レイが、別れた妻メアリーとの間の子供、ロビーとレイチェルに会う日、100万年の昔から地球を侵略すべく地中深くに隠されていた破壊マシン・トライポッドが動き出し、人類を容赦なく殺戮し始めた。レイは、子供たちを守るため、安全な場所を求めて逃げ出す。/お嬢様育ちのメアリーと結婚したけれども、育ちの違いからか離婚したらしいレイ。子供たちに会っても、食事は出前ですませようとするし、まったく父親らしくないね。これでは離婚も当然かも? そのレイが、トライポッドから逃げながら、父親として成長していくというお話。ラストで、息子と抱き合うレイ。息子が父より身体が大きくなっちゃうことは間々あるから、仕方がないと思うけど、息子、大きすぎないかなあ。オリジナル映画の「宇宙戦争」では、火星人の破壊マシンは丸っこくてかっこよかったけど、今回の三角形ぽいのは邪悪な感じがして、これもまたいいね。オープニングとエンディングのウエルズの原作ナレーションも趣があって良かった。ナレーションはモーガン・フリーマン。馴染みのある邦題の勝ちで。 

162 面白いのかなあ。 
邦題 隣のヒットマンズ 全弾発射  勝敗 邦題の勝ち 
原題 THE WHOLE TEN YARDS 
出演 ブルース・ウィリス(ジミー) マシュー・ペリー(オズ) ナターシャ・ヘンストリッジ(シンシア) アマンダ・ピート(ジル) 監督 ハワード・ドゥイッチ 2004年
「隣のヒットマン」の続編。そういえば、「隣のヒットマン」も見た事を思い出した。前作では、不仲な歯医者のオズ夫婦の家の隣に、殺し屋のジミー(チューリップ)チュダスキーが引っ越してきた事から始まるドタバタなコメディでした。仲良くなったオズとジミーが共謀して、ジミーの死を偽装。ジミーは、オズの助手で殺し屋志願のジルとともに逃げ、オズはジミーの元妻シンシアといい仲になってメデタシメデタシ(殺し屋とギャングの話なので、たくさんの死体ができる。こういうブラックな話は面白いとかメデタイとか、どうも思えないのだけどねー)。で、メキシコで楽しく暮らすジミーとジル、歯医者の仕事が順調なオズとシンシア、というところから「隣のヒットマンズ」は始まる。ジミーはすっかり主夫生活しているが、密かにシンシアと連絡をとりあって何事かを企んでいる様子。ジルは半人前ながら殺し屋稼業に精を出しているが、ジミーの様子が不満で、こっそりとオズに電話して相談をもちかけている。前作でジミーが殺したヤンニのパパ、ラズロが出所してきて、ジミーを捜すためにシンシアを拉致。オズは慌ててジミーの元へ……。/なんだかストーリーがやっつけな感じ。邦題は、続編でもあるし、殺し屋が複数になっているってことで「…ヒットマンズ」なのかな。原題は前作が「THE WHOLE NINE YARDS」だったから? 意味はよくわからない。まあ邦題の勝ちで。 

163 いいね、ヘイデン・クリステンセン。 
邦題 ニュースの天才  勝敗 邦題の勝ち 
原題 SHATTERED GLASS 
出演 ヘイデン・クリステンセン(スティーヴン・グラス) 監督 ビリー・レイ 2003年
権威あるニュース雑誌の花形記者スティーヴン・グラスの記事のほとんどが捏造だったという、かなりショッキングな実話をもとにしたお話。実家が医者か弁護士しか認めないような家柄で、どうしても記者として成功しなくてはいけなかった、というような動機が語られていたけど、捏造記事を書いてみたら人気が出ちゃってやめられなくなった、という事なのではないでしょうかね。編集長は記者を守るのが当然だとか言って泣き出すあたり、ジコチューなお子ちゃまにしか見えないから。原題は「割れたガラス」? スティーヴン・GLASSだから? 邦題のほうがカッコイイのでこっちの勝ち。かっこよすぎる感じもするけど。   

164 悪役間抜けすぎ。 
邦題 アウト・オブ・タイム  勝敗 邦題の勝ち 
原題 NINE LIVES 
出演 ウェズリー・スナイプス(ディーン) ジャクリーン・オブラドース(エイミー) スチュアート・ウィルソン(サリバン) 監督 デヴィッド・カーソン 2004年
元特殊部隊隊員のディーンは、親友スコットを亡くしたボスニアでの戦闘で心を病んで除隊した。スコットの妹で刑事のエイミーを愛しているが、スコットの事があり進展しない。エイミーと待ち合わせたレストランで、ディーンはFBI捜査官と間違われて、サリバン一味に襲われる。/いや、間抜けすぎでしょサリバン以下悪党一味。秘密裏に行動したいのか派手派手にやりたいのか、まったくわからない。CIAの開発した特殊麻薬のために、幻覚を見ながら闘うディーン。解毒剤がなければ命が危ない! という緊迫感はあまりなかった。原題は「九つの命」? 意味わからない。殺された人間の数ならもっと多そうだったし。邦題は「時間切れ」ですよね。緊迫感はなかったけど、わかりやすいので邦題の勝ちで。 

165 パワーを感じる。 
邦題 僕の彼女を紹介します  勝敗 邦題の勝ち 
原題 WINDSTRUCK 
出演  チョン・ジヒョン(ギョンジン) チャン・ヒョク(ミョンウ) 監督 クァク・ジェヨン 2004年
元気な婦人警官のギョンジンと高校教師ミョンウの恋のお話。ラブコメディかと思ったら、悲しい展開になっちゃって、それでもラストは元気いっぱい。韓国映画のパワーを感じましたです。笑って泣けて感動できます。原題といっても英題ですが、風の衝撃、とかそんな意味かなー。邦題では、いったいいつ僕の彼女を紹介するのかと思いながら見ていて、ラストでストンと心にはまりました。 

166 人生、真剣に生きなくちゃね。 
邦題 オネーギンの恋文  勝敗 原題の勝ち 
原題 ONEGIN 
出演 レイフ・ファインズ(オネーギン) リブ・タイラー(タチヤーナ) 監督 マーサ・ファインズ 2000年
1820年代のロシア。貴族のオネーギンはペテルブルグで放蕩な毎日を過ごしていたが金がなくなり、金持ちの伯父の遺産を継ぐために田舎に赴く。そこで素朴な娘タチヤーナに慕われるが、自分は誠実な結婚とか恋愛には向いていないと言ってすげなく振ってしまう。その後、田舎で知り合った友人の婚約者を尻軽呼ばわりした事で決闘となり、友人を殺してしまい、放浪の旅に。6年後、ペテルブルグに戻ったオネーギンは、自分の従兄弟の伯爵と結婚したタチヤーナを見て恋心にめざめる。/貴族となったタチヤーナの美しさにご乱心ですね、オネーギン様。恋文を送ったり朝から家に押しかけたり。迷惑もいいとこじゃありませんか。タチヤーナに振られて当然と思いましたよ。ロシアの文豪プーシキンの「エフゲニー・オネーギン」です。昔々、子供用にダイジェストされたものを読んだ記憶があります(人妻に横恋慕する男の話を子供用に? )。その時も、オネーギンのおバカさ加減にうんざりしました。邦題だと「恋文」に重心がいってしまいそうなので原題の勝ちで。 

167 みんな良い人ばっかりだ。 
邦題 海辺の家  勝敗 邦題の勝ち 
原題 LIFE AS A HOUSE 
出演 ケビン・クライン(ジョージ) ヘイデン・クリステンセン(サム) クリスティン・スコット・トーマス(ロビン) ジェナ・マローン(アリッサ) メアリー・スティーンバーゲン(コリーン) 監督 アーウィン・ウィンクラー 2001年
妻ロビンと離婚して10年、ジョージは瀟洒な家が立ち並ぶ海辺の町の古い家にひとり(とワンコが一匹)で暮らしていた。16歳の息子サムは、ロビンの再婚相手の家で不良化してもてあまされていた。ある日、勤務先の建築会社をリストラされたジョージは倒れ、癌で余命3ヶ月と知らされる。/余命がないとわかったら、やっぱり、心残りのないようにしたいよね。ジョージは、長年の懸案でありながら着手せずにいた家の建て直しを息子と共に実行することで、息子に真摯に生きる人生を取り戻させようとする。それと、子供の頃からの気懸かりも解消したいと願う。これはもう、ツボを押さえた作りで、泣けます。ヘイデン・クリステンセンもいいし。原題は「家としての命」? ってよくわからないです。邦題がきれいだから邦題の勝ちで。

168 何がどうって言ったって、環境破壊は良くないよね。 
邦題 フロッグマン  勝敗 邦題の勝ち 
原題 FLOG−G−G! 
出演 クリスティ・ラッセル(バーバラ・マイケルズ博士) アリアドネ・シェイファー(トリクシー) ロブ・ブリンク(ビュフォード保安官) 監督 コーディ・ジャレット 2004年
有害物質の不法投棄が原因で遺伝子異常を起こしたカエルが巨大化。 町に出現して人々を恐怖に陥れる!!! というお話です。 ラストシーンのメッセージ性はなかなかのものですよ(「カッコ笑カッコトジ」ってつけなくちゃいけませんけど)。 また、予告編の「俺に帰る場所はあるのか!?」ってコピーがいいです。本編見てからこのコピーを見るとさらにウケます。環境汚染の被害者ですからね、カエル男。 エロの部分を除けば、ワタシとしては好きなジャンルですが、エロを除いてしまったら、残るものは少ないかもしれません。女性の胸出しシーン、大安売りです。 エンディングで、「フロッグマンのテーマ」にノリノリで踊るカエル男、意外とキュートで驚きました。 あの曲とカエル男のダンスが脳裏から離れません。原題はなんと読むのでしょうか。「フローーーッグ」? 「フロッギーーー」? 邦題のほうが、もちろんわかりやすいので邦題の勝ちです。  

169 ま、ストーリーとかはともかくとして。 
邦題 東京攻略  勝敗 原題の勝ち 
原題 TOKYO RAIDERS  
出演 トニー・レオン(リン) イーキン・チェン(ユン) ケリー・チャン(メイシー) 仲村トオル(高橋) 阿部寛(伊藤) 監督 ジンダル・マー 2000年
失踪した婚約者・高橋を探しに香港から東京にやってきたメイシーと、借金の取立てのために付いてきたユン。同じく高橋を追う、表向きは私立探偵のリン、暴力団の神戸組組長伊藤。いろいろ入り乱れつつ、トニー・レオンが華麗にアクションを見せるお話です。いや、アクションはイーキン・チェンかな。ラストのスリー・ショット、いいですわー。リンが、12歳で移住してきたとは思えない日本語力だけど気にしない。よくわからないけど色気がありますね、トニー・レオン。トニー・レオン見たさに2回も見てしまいましたよ。阿部寛のキレ気味の組長も良かったし。サービス満点のエンターテインメント映画でした。原題と邦題、たいして変わらないけど、かっこいいから原題の勝ち。  

170 まともすぎ 
邦題 D.D.T.  勝敗 原題の勝ち 
原題 LOCUSTS Day of Destruction 
出演 ルーシー・ローレス(マディ) ジョン・ハード(ピーター) ディラン・ニール(ダン) 監督 デヴィッド・ジャクソン 2005年
イナゴが大繁殖して、タイヘン! 食糧危機になっちゃうぞ、というお話/米農務省のピーター・アクセルロッド博士が国防省の依頼を受けて密かに新種のイナゴを開発。それは繁殖力も寿命も、従来のイナゴの数倍で殺虫剤も効かない。その危険性を知った農務省次官のマディは、全てのイナゴを焼き払う事を決定。それは実行されたが、職員が密かに数匹を持ち出していた!おおぅっ!!たいへんだっ。で、それが逃げ出して、あっという間に大繁殖。アメリカ大陸を食料を求めて渡っていくわけです。農作物を食いつくしながら、時には家畜や人も襲う怖いイナゴの大群。軍がVXガスを使うという乱暴な提案をしますが、マディと夫のダンは協力してアイデアを出し、国と世界を救います。めでたしめでたし。イナゴ好きな方には、イナゴのドアップが見られるのでいいかもしれません。ワタシは虫嫌いですので2度は遠慮します。原題はズバリ「イナゴ」、副題の「滅亡の日」というのはおおげさかもと思いますけど、主人公夫婦が撃退法を考え付かなかったら、ほんとに食料がなくなっているかもしれないので、まあいいかも。邦題は、あの殺虫剤のDDTのことですが、別にDDTが主要なアイテムとして出てくる事はありません。なにしろDDTも効かないスーパーイナゴですから。ちょこっと疑問なのは、最初に数匹逃げただけで大繁殖しちゃったのに、ラストではテレビニュースで、“生き残ったイナゴは繁殖できないとのことです、ご安心ください”で終わっちゃう事、かな。なんで繁殖できないの? ヘンな映画好きのワタシとしては、マトモに作られすぎていて残念な作品でした。 

171 最初は怖いよ 
邦題 穴 The Hole  勝敗 邦題の勝ち 
原題 AFTER THE HOLE 
出演 ソーラ・バーチ(リズ) デズモンド・ハリントン(マイク) キーラ・ナイトレイ(フランキー) エンベス・デイヴィッツ(フィリッパ) 監督 ニック・ハム 2001年
穴ん中で何が起きたの、というお話。イギリスの名門寄宿学校の4人の生徒が行方不明になって18日後、4人のうち1人の女生徒リズがボロボロ状態で帰ってくる。精神科医フィリッパがリズに話を聞くと、彼女ら4人は、研究旅行をさぼるために学校裏の古い防空壕にいたと言う。3日後に迎えに来るはずのマーティンが来なかったために外に出られない4人の精神状態が不安定になったらしい。が、彼女の話をもとに逮捕された男生徒マーティンは、リズとは違う話をする。はたして真実は……?/というわけで、リズが本人の話どおりの内気な女の子なのか、それともマーティンが言うようにあばずれなのかが問題です。けど、そんなことは学校で生徒に話を聞けばわかっちゃうのでは? 穴のカギの位置(内か外か)だとか、こじ開けたのかどうかとか、調べればわかることはたくさんあったと思うのですけど、警察怠慢かも。リズが話したストーリーが、リズにとってどういう意味があったのかがよくわかりませんでした。最初のリズの悲鳴は迫力ありましたよ。原題は「穴の後」? ですかね。邦題のほうがストレートでいいような気がする。 

172 仕事が趣味じゃダメってことだね。 
邦題 ダイヤモンド・イン・パラダイス  勝敗 邦題の勝ち 
原題 AFTER THE SUNSET 
出演 ピアース・ブロスナン(マックス) サルマ・ハエック(ローラ) ウディ・ハレルソン(スタン) ドン・チードル(モレノ)監督 ブレット・ラトナー 2004年
本当に価値のある宝物って何? というお話。ダイヤモンド専門の凄腕泥棒コンビ、マックスとローラは大仕事を最後に引退。その名もパラダイス・アイランドという島で悠々自適の生活を始める。が、仕事が趣味のマックスは、すぐに退屈し始める。/というわけで、テニスにパラセーリング、ダイビング、日曜大工などなど趣味と人付き合いを楽しむローラに対して、仕事が趣味のマックス。引退したらやる事がありません。ううむ。そこらへんにいそうな仕事人間ですね。そこへ彼らに何度も煮え湯を飲まされてきたFBI捜査官のスタンが現れて、沖合いに停泊中の豪華船に展示されているダイヤを盗むつもりだろうがそうはさせない、と言い残します。ダイヤのことは知らなかったマックスですが、そうと聞いたらムシがうずうずし始めて……。一方スタンも胸に一物で、2人の騙しあいも面白いです。奇妙な友情ってとこかな。原題は、「夕日の後で」? ローラが引退したらのんびりと2人で夕日を見ようと言っているのですがマックスは夕日なんか見ようとしません。で、まあローラは出て行ってしまうわけですが、日没のあとは夜が来るわけで、ひとりで過ごす夜はさみしい、とマックスは気付くって段取りですね。うんうん。プアース・ブロスナン、かっこいいね。邦題はバカっぽいけど、楽園のお宝、本当のお宝はいったい何なのか、と解釈するとけっこう合っているような気がするので邦題の勝ちで。

173 なんじゃ? 
邦題 アンビリーバブル  勝敗 決められん。 
原題 IT'S ALL ABOUT LOVE 
出演 ホアキン・フェニックス(ジョン) クレア・デインズ(エレナ) ショーン・ペン(ジョンの兄) 監督 トマス・ヴィンターベア 2003年
トンデモな近未来のよくわからない愛のお話。2021年、花形フィギュアスケーターのエレナと離婚するためニューヨークに立ち寄ったジョンは、エレナに危険が迫っていることを知って二人で逃げようと決意する。/というわけだけど、逃げる途中、なんでかわからない理由で列車を途中下車。雪原を軽装で横断しようとしちゃう。……。なんで列車を下りたの? ジョンの兄が、また、よくわからない。飛行機に乗って弟へのメッセージを録音し続けてる。あとは…花形スケーターって一族郎党を養えるほど高収入なのか、とか、そっくりさんを集めてもスケートの技術は真似できないよね(クローンかと思ったけど違うっぽい)、とか、ウガンダの無重力現象は何?とか、「今日は水が凍る日です」ってなんのこっちゃ?とか……時間になるとコップの水がピキピキッと凍っちゃうけど、いくら氷になると膨張するといっても、コップに半分以下しか入っていない水が凍っても山盛りの氷にはならないのでは? などなど。全編不可解なお話でした。この邦題はもしかしたらヤケクソ、かなぁ。 

174 信用は積み重ねです。 
邦題 人喰いアメーバの恐怖  勝敗 邦題の勝ち 
原題 THE BLOB 
出演 スティーヴ・マックイーン(スティーブ) 監督 アーヴィン・S・イヤワース 1958年
 宇宙から降ってきたアメーバ状の生物が人々を襲ってどんどん巨大化するお話。町の若者(17歳らしい)スティーブが山道で流れ星を見ながら女の子をくどいていると近くに隕石が落下。それにはアメーバ状の生物が付着していて、拾った老人の手に粘っこくくっついて老人を食い始める。苦しむ老人をみつけたスティーブは町の医者に連れて行く。/というわけで、アメーバは老人も医者も看護師も食ってしまい、次第に巨大化していってしまいます。たいへん! でも、日頃悪さばかりしているスティーブとその仲間たちの言葉を、大人たちはなかなか信じてくれません。そうこうしている間にアメーバは次々と人を襲っていくのです。このビデオ、フリマで買いました。たしか200円で。スティーブ・マックイーンが出ているSFというところが面白そうだったので(もう1本「禁断の惑星」も購入)。よくできてると思います。宇宙から降ってきたナニモノかに襲われて大騒ぎ、というパターンも王道ですよね。最後に(ネタばれして申し訳ありませんが)、人喰いアメーバは寒さに弱いということがわかって、北極にすてられます。それで一件落着なのですが、これでもう大丈夫だ、という誰かの言葉に対するスティーブの返答。「北極が寒い間はね」。予見してますね、スティーブ。弱冠17歳。温暖化を止めないと、そのうち、人喰いアメーバが北極で目覚めちゃうかもしれません。クワバラクワバラ。  

175  
邦題   勝敗  
原題  
出演 

176  
邦題 勝敗  
原題  
出演 

177
邦題   勝敗  
原題  
出演  

178  
邦題   勝敗  
原題  
出演 

179  
邦題   勝敗  
原題  
出演 

180  
邦題   勝敗  
原題  
出演 
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