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赤字・患者減少問題関連か…               2018年3月4日


 会のホームページサイト運営会社を通じて、掲載情報の送信防止措置を講じることの同意の有無を問う文書が送られてきました。

 対象とされたのは下記ページの箇条書き部分です。
http://www3.tokai.or.jp/shimizu/negotiate_01_3.html

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ・診察は問診がなく、上半身裸で寝かされる。女性を捨てなければ通っていられない。涙が出てくる。
・ 手術前の説明に家族で行き、医師からメモをとるよう言われ、メモし始めた途端、「・ メモとるな」・ と怒られた。
・ 入院中に質問したら「 あんたに言ってもわからない」・ と言われ、まともに答えてもらえなかった。
・ 医者に質問したくても何も聞いてもらえないし、答えてもらえない。
・ 腕の痛さを訴えたら「更年期だから」・ 「五十肩だから」・ と言われ、整形外科へまわされた。
・ 薬のことが心配で訊いたら、精神科を紹介すると言われた。
・ なぜ人間扱いしてもらえないのか悔しくて涙が出てくる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「侵害されたとする権利」として「人格権、名誉棄損」とあり、理由として「公益目的を図るためになされたものではなく、かつ、真実に反し、真実であると信じるに足りる相当な理由もない。」と書かれていました。

 サイト運営会社に対して会からは、「送信防止措置を講ずることに同意しない」旨、理由書を添付して回答書を返送しました。

 理由書には、掲載情報は当時の清水市長と清水市立病院長宛送った公開質問状(2002年9月30日付)の「質問4」として医師の対応を問うたものであり、相談者からの声を伝えることで患者が安心してかかれる病院になることを願ってのことであること。

 2002年10月30日付で当時の病院長から回答を得ているが、掲載情報について否定されていなかったこと。(サイト運営会社には病院長からの回答書コピー添付)

 同じ医師について2010年に別の患者からも同様な声が届いていて、匿名を条件にホームページに掲載していること。
http://www3.tokai.or.jp/shimizu/contribution_21.html
掲載情報(2002年)の段階で、患者の声に真摯に耳を傾けて下さっていればととても残念に思ったこと。

 また、同じ医師の乳がん手術を受けた別の女性の夫から今年(2018年)2月17日に同様な話を耳にしたばかりで、掲載情報の患者だけでなく、いまだに変わらない様子にどうすればいいのか考えていたところだと記しました。

 理由書に書いた通り、掲載情報は2002年9月に公開質問状に記述、翌月病院長から回答を得ている内容です。なぜ今頃、「送信防止措置」をサイト運営会社に依頼したのか(2018年2月27日付)。しかも弁護士を通して。

 先月報道された清水病院の赤字問題との関連を考えてしまいます。(参考資料:「旧清水市立病院と患者数の推移」。当時と比し外来患者数半減))

 悪夢がよみがえってきます。
「がん診断の問題は病院と裁判のセットで」「がんを作り出す病院を司法は野放し」を参照下さい。
http://www3.tokai.or.jp/shimizu/impression_56.html

 過去の問題にお咎めがなかったことをいいことに、短絡的発想から甘い体験を想起することのなきよう心から願います。
 患者の声に耳を傾け、良い病院になることを望みます。

                                  竹下勇子(2018年3月4日)

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