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ほぼ同 映画の感想 ページ8
注意:邦題と原題が同じ、または、ほぼ同じ映画の感想です。
ネタばれあります。
コレを読んで、その映画が見たくなるというような効果はありません。
感想の基準はもちろん『banbanの主観』です。

『言いたい「邦題」』は こちら
邦題で映画索引//不完全人物ノート俳優編監督編
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141 私は出ない(公衆電話が鳴っても)。 
邦題 フォーン・ブース 
原題 PHONE BOOTH 
出演 コリン・ファレル(スチュ) キーファー・サザーランド 監督 ジョエル・シューマカー 2002年
街角の電話ボックスの電話が鳴り、スチュはおもわず受話器をとった。すると、電話の向こうにいたのは、無理難題を言って他人をいじめるのが大好きな危険な男だったというわけ。確かにスチュも、浮気をしているようないい加減な男だけど、あそこまでいじめるかい。81分と短い作品だけど、そのほとんどが、街角の電話ボックス付近のシーンで、メリハリがきいていて面白かった。ラストは予想通りだけど、あのラスト以外では面白くないだろうなとも思う。BOOTHは小さな小屋とか仕切られた空間の事です。 

142 真実はいつもひとつ! じゃない。
邦題 テープ 
原題 TAPE 
出演 イーサン・ホーク(ヴィンセント) ロバート・ショーン・レナード(ジョン) ユマ・サーマン(エイミー) 監督 リチャード・リンクレイター 2001年
高校時代の同級生3人が10年ぶりに会って会話するお話。昔の恋愛のキズが忘れられないヴィンセントは人生に行き詰まり気味。映画監督となったジョンと検事補のエイミーをモーテルに呼び出し、高校時代のパーティの夜に何があったのかを知ろうとする。場面はモーテルの一室だけ。始まって最初の数十分間、出てくるのはヴィンセントとジョンだけで、2人の会話と表情の変化だけで話が進む。緊張感のある展開でおもしろかったけど、あとから考えると、いったいヴィンセントは何がしたかったのか、よくわからない。2人を追い詰めて落ち込ませたかったのかな。そうすれば自分は浮上できると思って? 起きた事(事実)はひとつでも、それに関する真実は、一人一人の受け止め方や関わり方で違うのかもね。タイトルのテープはカセットテープのこと。

143 かっこよすぎ。 
邦題 トーマス・クラウン・アフェア 
原題 THE THOMAS CROWN AFFAIR 
出演 ピアース・ブロスナン(トーマス) レネ・ルッソ(キャサリン) 監督 ジョン・マクティアナン 1998年
「華麗なる賭け」(1968年)のリメイク。大富豪のトーマス・クラウンは美術館から大胆な計画でモネの絵を盗む。保険会社の調査員キャサリンはトーマスを怪しいとにらみ、彼に近づくが最後にはラブラブに……。見ている時は面白くてね、真剣に見たのだけど、終わってみたらなんだか腹のたつ作品だったな、と。大富豪で2枚目で頭がよくて度胸もある男と、美人で大胆な女が、一生懸命やっている警察やら警備員やらを尻目にやりたい放題じゃないかい、と。120パーセントひがみですけどね。「華麗なる賭け」ではスティーヴ・マックィーンとフェイ・ダナウェイ。今回、トーマスのセラピスト(だと思うけど)役でフェイ・ダナウェイがちょこっと出てます。綺麗ですね。 

144 ママ、やればできるじゃん。 
邦題 スリープウォーカーズ 
原題 SLEEPWALKERS 
出演 ブライアン・クラウス(チャールズ) メッチェン・アミック(タニヤ) アリス・クライグ(メアリ) 監督 ミック・ギャリス 1992年
人間と猫の間の生物であるスリープウォーカーの、最後の生き残り母子のサバイバル失敗のお話。スリープウォーカーは、処女の生気を吸わないと生きていけないらしい。それだけで、かなりサバイバルには無理がある。見所は、スリープウォーカーの天敵である猫たちが、町中から、メアリとチャールズ母子の家に集合するシーン。尻尾を立てた猫たちが、静かに夜の街角を駆け抜けていくところは、猫好きにはたまらない。ただし、冒頭のシーンでは、軒先に吊るされた猫の死体がたくさん出てくるので注意。ひと目で作り物とわかりますが。あとは、ジョー・ダンテやクライブ・バーカー、もちろん、原作者スティーヴン・キングも、ちょい役で出ているところ。冒頭の警官はマーク・ハミルだし……。母メアリは獲物を得るために何もしないで、息子チャールズに任せきりだったけれど、チャールズが大怪我をしてからは大活躍。最初から、2人で協力してやれば、もっとうまくいったのになあと思いました。タイトルは「夢遊病者」という意味だけど、種族の名前でもあるのですね。

145 粘っこい。 
邦題 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 
原題 THE LIFE OF DEVID GALE 
出演 ケヴィン・スペイシー(デビッド・ゲイル) ケイト・ウィンスレット(ビッツィー) ローラ・リニー(コンスタンス) ガブリエル・マン(ザック) 監督 アラン・パーカー 2003年
レイプ殺人で死刑判決を受けた、元哲学教授にして死刑廃止論者のデビッド・ゲイルが、友人たちと何をしたかというお話。何もかも失った男が、最後に欲しかったものは幼い息子の記憶に残るであろう自分の良いイメージだったというところは切ない感じがするけど、この部分はあまり出てこない。で、全員、なんだか粘っこい。サスペンスと銘打たれていたけど、あまりサスペンスとは思えないです。すぐわかっちゃうので。お話はよく練られていると思うけど、ビッツィーとザックがゲイルを取材するためにテキサスの刑務所に向うシーン。レンタカーが不調だとしつこく強調されていて不自然。不調なレンタカーが、重要な場面で本当に故障するけれども、それが必要だったのかどうかが、どうも納得できない。 

146 ぜんっぶ好み! 
邦題 バンカー・パレス・ホテル 
原題 BUNKER PALACE HOTEL 
出演 ジャン・ルイ・トランティニャン(オルム) キャロル・ブーケ(クララ) 監督 エンキ・ビラル 1989年
酸性雨の降り続く近未来。革命軍から逃れて政府の要人たちが集まった地下深くの核シェルター。その名は「バンカー・パレス・ホテル」/いいっ。映像がいい。音楽がいい。ずぶずぶと酸性雨の降り続く街景色がいい。ドラム缶みたいなアンドロイドのメイドがいい。革命軍の闘士クララの髪型がいい。もう全部好み!  

147 なんでも詰め込めばいいってものではないっしょ。 
邦題 フライング・ヴァイラス 
原題 FLYING VIRUS 
出演 ガブリエル・アンウォー(アン) グレイグ・シェイファー(アンの夫。名前忘れた。すまん) ルトガー・ハウアー(エゼキエル) 監督 ジェフ・ハレ 2001年
ブラジルで、アメリカの資源開発の現状をレポートしていたレポーターのアンは、影の部族と呼ばれる一族に襲われる。その後、ジャングルの中で不審なケースを見つけた彼女は、怪しい傭兵部隊に撃たれるが、奇跡的な回復をみせる。それが、ケースの中に収められた蜂のせいだと考えた医者が、功名心を起こして、ケースを飛行機に乗せアメリカに持ち帰ろうとする。が、実はその蜂は, アメリカが資源開発に邪魔な原住民を始末するために遺伝子操作した殺人蜂だった、と。/そういうわけで、昆虫パニック、キレたリーダーのエゼキエル率いる傭兵部隊との戦い、航空機内での殺人蜂との戦い、機長大怪我による素人操縦という航空機パニック、なんでもあります。でも、なんで「空飛ぶウイルス」なの? 蜂は別にウイルスを媒介して人を殺すわけじゃなくて、毒針で刺して殺すんだよね? ルトガー・ハウアーのエゼキエル、殺人蜂からうまく逃れたと思ったら、あの最期は、ちょっと情けなさすぎ。

148 理解は深まったが意見は変わらん。 
邦題 マイノリティ・リポート 
原題 MINORITY REPORT 
出演 トム・クルーズ(ジョン) コリン・ファレル(ダニー) サマンサ・モートン(アガサ) マックス・フォン・シドー(バージェス) 監督 スティーヴン・スピルバーグ 2002年
プリコグと呼ばれる3人の予知能力者が殺人事件を予知すると、犯人として予知された人間は容赦なく逮捕されるという未来の警察システム。その現場責任者のジョンは、ある日、自分が殺人を犯すと予知される。そんなはずはない、と逃亡するジョン。冤罪を証明するには、プリコグであるアガサの頭の中にしまわれているマイノリティ・リポート(3人のプリコグの予知が一致しなかった場合、少数派のほうの予知は破棄される。それを、開発者のハイネマン博士が破棄せずにアガサの頭の中に保管しておいた)をさがすことだ。ジョンはアガサを誘拐する。/映画も見たのだけど、今回、DVDも見てみた。よくわかった箇所もあるけど、やっぱり、予知された事件の起こる時刻が過ぎるまで隠れていればいいのでは? という考えは捨てきれないなあ。まあ、それを言っちゃあおしまいなのかも。それにしても、平面だけでなく垂直に走る自動車、しかも運転は機械、イヤだなあ。 

149 退屈しない映画。 
邦題 デイ・アフター・トゥモロー 
原題 THE DAY AFTER TOMORROW 
出演  デニス・クエイド(ジャック・ホール) ジェイク・ギレンホール(サム・ホール) イアン・ホルム(ラプソン教授) エミー・ロッサム(ローラ) 監督 ローランド・エメリッヒ 2004年
地球温暖化により、南極の巨大な棚氷が溶け崩れて海洋に流れ出した。急激に温度が下がったため、海流が激変。あとの詳しい理論はわからないけど、北半球に大寒波が襲う。気象学者のジャックは、異変を忠告したが政府は無視。異変は突然起こり、飛んでいるヘリの燃料が凍るほどの大寒波(マイナス101度だとか)が襲ってくる。次から次へと襲う気象の変化に、画面を見入っているうちに、あっというまに時間がすぎました。退屈する一瞬もない。まあ、あとから考えたら、○○が××する必要があったのか、とか、ちょっと考えてしまう部分もあるけれども、でも、面白かった。最後に頼れるのは、人間同士のリレーションと信頼なんだなと素直に思えました。あの後、地球は氷河期になるらしいけど、人類は生き残るでしょう。タイトルは「明後日」という意味だけど、近未来ということですよね。ジェイク・ギレンホール、「ドニー・ダーコ」以来ちょっと贔屓です。

150 いいお話。 
邦題 ムーンライト・マイル 
原題 MOONLIGHT MILE 
出演 ダスティン・ホフマン(ベン・フロス) ジェイク・ギレンホール(ジョー・ナスト) スーザン・サランドン(ジョージョー・フロス) エレン・ポンペオ(バーティ) 監督 ブラッド・シルバーリング 2002年
1970年代。突然の事故で、婚約者を亡くした青年と娘を亡くした両親の、再生のお話。ダイアナの故郷で結婚して暮らそうとしていたジョーだが、結婚式寸前に、ダイアナが町のカフェで発砲事件のとばっちりを受けて死亡。失意の両親ベンとジョージョーの元を立ち去りがたく、共に暮らすが、実は、ジョーとダイアナは、親友以上の関係になれないことに互いに気付いて、事件の3日前に別れていたのだった。事件の日、ダイアナはそのことを父ベンに話そうとカフェに行った。それを話せば2人が傷つくと思い、言い出せないジョーだが、ある日、バーティと出会う。/もちろんいいお話です。コミカルで悲しくて優しくて、最後は明るい。理想のストーリーです。タイトルはテーマ曲にもなっているローリングストーンズの70年代の曲のようです。月明かりの小道とでもいうのかな。喪失の悲しみから立ち直って月明かりの道を歩き出そうという曲? すみません、知らないんです。でも、いい映画です。

151 やっぱり、因果は巡るのか。 
邦題 穴/HOLES 
原題 HOLES 
出演 シガニー・ウィーバー(所長) シア・ラブーフ(スタンリー・イェルナッツ四世) クリオ・トマス(ゼロ) ジョン・ボイト(サー) 監督 アンドリュー・デイヴィス 2003年
ひいひいじいさんが約束を守らなかったために呪われていると信じる一家の息子スタンリーは、靴泥棒の冤罪を受けて、少年の更生施設キャンプ・グリーン・レイクに送られる。そこでは、更生のためと称して元は湖だった砂漠に、毎日、1人ひとつの穴を掘らされる。が、それは、所長の宝探しのためだった。/STANLEY YELNATSという代々伝えられる名前は、回文になっている。すべては祖先の影響を受けている、というのはある意味では正しい。所長が宝探しをしているのも、幼い頃に祖父に、宝があるはずだからと穴掘りを手伝わされ続けたからで、彼女の望みは、実は、祖父に嫌々手伝わされた宝探しが、実際に意味のあるものだったのかを知りたいということだったのだろうと思う。最後に、スタンリーが宝を探し当てて、お願いだから中味を見せて、と頼み込む所長は同情してもいいんじゃないかと思わせられるくらい。偶然と因縁がうまく組み合わされた、おもしろいストーリーだと思う。   

152 タレ目が最高。 
邦題 トゥー・ウィークス・ノーティス 
原題 TWO WEEKS NOTICE 
出演 ヒュー・グラント(ジョージ・ウエイド) サンドラ・ブロック(ルーシー・ケルソン) アリシア・ウィット(ジューン・カーバー) 監督・脚本 マーク・ローレンス 2003年
大富豪の男と仕事一筋の女のラブ・コメディ。環境保護に力を入れている弁護士のルーシーは、公民館の保存のために、ジョージ(と兄)が経営する大手不動産会社の顧問弁護士として雇われる。が、何もかも頼り切ってきて、公私の別のないジョージにうんざりしたルーシーは、辞職を申し出る。/それで、ラブ・コメのお決まりとして、別れが迫ってきてやっと、互いに愛し合っている事に気付き始めるわけ。お金持ちでハンサムで優しくて教養があってプレイボーイで、主体性がなくて信念もなくてフラフラしている男は、ヒュー・グラントが演じるのが一番ですね。大好きです。タイトルは、ルーシーがジョージにあと2週間で辞める、と宣言したことから「2週間の期限付き警告」のことなのでしょうか。それにしても、そのまんま邦題にするって、どうなん?  

153 出血大サービス! 
邦題 キル・ビル 
原題 KILL BILL 
出演 ユマ・サーマン ルーシー・リュー(オーラン・イシイ) ダリル・ハンナ 栗山千秋(GOGO夕張) ソニー千葉(ハットリハンゾウ) 監督 クエンティン・タランティーノ 2003年
結婚式をめちゃめちゃにされ殺されかけた花嫁の復讐譚。おもしろーいです。この現実世界の隣にあるパラレルワールドの物語だと思って見ましょう。つまり、妙なツッコミは無しでということです。ここと似ているけどちょっとずつ違う世界ですから、日本の国内線航空機内座席横に、カタナホルダーがついていても良いのです。あの血しぶき、芸術的です。刀鍛冶ハットリハンゾウの鍛えた刀が、また素晴らしくよく切れる。「キル・ビル2」も楽しみです。タイトルは「ビルを殺せ」ですね。そのまんま。仇の名前がビルなのです。主人公の名前は、まだわかりません。  

154 神さまも大変だね。 
邦題 ブルース・オールマイティ 
原題 BRUCE ALMIGHTY 
出演 ジム・キャリー(ブルース) モーガン・フリーマン(神) 監督 トム・シャドヤック 2003年
テレビリポーターのブルースは、つい笑いを取ってしまう体質が災いして、アンカーマンになりそこねた上に会社を首になってしまう。恋人にも八つ当たりして、神さまの悪口をさんざんに叫びまくる。すると、ポケベルに仕事を頼みたいというメッセージが入ってくる。指定されたビルにでかけたブルースが出会ったのは万能の神さま。/ブルースは神代理の仕事を頼まれるわけだけど、万能の神でも、人の気持ちは動かせないというルールがあるのはお約束。ジム・キャリーの自在に動くかのような顔の表情がいいです。 

155 そりゃあ、美人には嫌われたくないよな。 
邦題 ティアーズ・オブ・ザ・サン 
原題 TEARS OF THE SUN 
出演 ブルース・ウィリス モニカ・ベルッチ 監督 アントワン・フークア 2003年
アフリカ(たぶん)の内戦の中心地にいるアメリカ国籍の女医を救出せよ、という命令を受けたアメリカ軍特殊部隊が現地に向かい、首尾よく女医を連れ出せそうになるが、村の人々を置いていけないという女医の涙ながらの懇願に、隊長が心を動かされて、村人たちを連れて徒歩で敵地突破を敢行する。/美人女医はモニカ・ベルッチ、特殊部隊隊長はブルース・ウィリスでした。役名は忘れてしまいました。村人たちも救えるからと女医を騙して、迎えのヘリに乗せて、一旦は飛び立つのに、隊長は戻る事を決意するわけです。やはり、国に戻ったあとで女医をデートに誘っても恨まれていてはOKしてもらえないと思ったんだろうなあと勘ぐってしまいましたが、ホントは、もっと人道的な気持ちから出た行動に違いないと思います。

156 イーストウッドさんって何歳? 
邦題 ブラッド・ワーク 
原題 BLOOD WORK 
出演 クリント・イーストウッド(テリー・マッケイレブ) ジェフ・ダニエルズ(バディ・ヌーン) ワンダ・デ・ジーザス(グラシエラ・リヴァーズ) マリア・キバン(グローリア・トレス) 監督 クリント・イーストウッド 2002年
連続殺人犯コード・キラーを追っていたFBIの腕利き捜査官マッケイレブは、心臓発作を起こして倒れ、引退する。2年後、適合するドナーがみつかり、心臓移植手術を受けたマッケイレブのもとに、ドナーの姉と名乗る女性グラシエラが捜査の依頼にやってくる。/おもしろいストーリーだった。タイトルは「血のなせる業」とかそういう意味なのでしょうか。 

157 好かれすぎるのも困るね。
邦題 ブラック・リバー 
原題 BLACK RIVER 
出演 ジェフ・モーア スーザン・ベイン ロン・カナダ アン・キューザック タイ・オルソン 監督 ジェフ・ブルックナー 2001年
作家のジョーは都会生活に飽きて、引越し先の田舎町を探して車で旅行していた。ブラック・リバーという町まで来ると、盗難車だと言われて逮捕されてしまう。それが間違いだとわかってからも、ジョーが町を出ようとすると何か事件が起こって、なかなか町を出て行けない。/まあ、そういう話です。原作はディーン・クーンツ。 

158 オーストラリアの自然がいっぱい。 
邦題 カンガルー・ジャック 
原題 KANGAROO JACK
出演 ジェリー・オコンネル(チャーリー) アンソニー・アンダーソン(ルイス) エステラ・ウォーレン(ジェシー) クリストファー・ウォーケン(サル) 監督 デヴィッド・マクナリー 2003年
美容師のチャーリーと親友のルイスは、チャーリーの義父であるマフィアのドン、サルに頼まれて、オーストラリアのミスター・スミスに5万ドルを渡しに行く。が、5万ドルを入れたジャケットをカンガルーに持っていかれてしまい、そのカンガルーを探す羽目になる。/カンガルーは、実際のところはあまり関係がないので、カンガルーとのバトルとか追いかけっこを期待して見ないように(私ですよ)。コメディとしては面白いし、オーストラリアの自然がたっぷり見られます。 

159 気になることが多すぎる。 
邦題 キング・コブラ 
原題 KING COBRA
出演 パット・モリタ(ニック) スコット・ブランドン(ブラッド) キャシー・ファロ(ジョー) ジョセフ・ラスキン(バーンズ博士) 監督 デヴィッド/スコット・ヒレンブランド 1999年
生化学者のバーンズ博士は、凶暴性を高める脳内物質の研究をしていたが、ある日、助手が造反。勝手に配合を変えて実験したため薬品が爆発。研究所は火事になり、セスという名の生き物がいなくなってしまう。2年後、フィルモアという町に怪事件が続発。それはセスのせいだった。セスとは、ガラガラヘビとキングコブラを遺伝子接合させて創り出された巨大毒ヘビで、抜け殻からみて9メートルはあると思われた。おりしも、町は年に一度のビール祭りが開催される直前。祭りが開催されれば被害は計り知れない。医師のブラッドと保安官補のジョー、バーンズ博士、爬虫類学の権威ニック・ハシモト博士の4人は、セスの捕獲計画を実行する。/頭部はコブラ、尾はガラガラ蛇のセス。襲われるのは、モンスター・パニックのお約束どおり、森で戯れる若いカップル(バカップルですよ)。もちろん、襲われる前には、2人の絡みとか下着の露出があるわけだけど……どうしても気になるのは、女の子のブラとパンティが、なぜお揃いでなかったのか? という事です。あの場面では、普通、お揃いですよねえ? その他には、蛇毒に耐性をつけていると自慢していたニックがセスと闘ってボコボコにされて、その後どうなったのか、ということ。生き残ったのか、それとも……。ラストシーンは、ある意味驚愕。 

160 タイトルはおしゃれ。 
邦題 メイド・イン・マンハッタン 
原題 MADE IN MANHATTAN 
出演 ジェニファー・ロペス(マリサ) レイフ・ファインズ(クリス) タイラー・ガルシア・ポジー(タイ) 監督 ウェイン・ワン 2002年
メイドのマリサは、ある日、ふとした事から上院議員のクリスと知り合うが、メイドではなく金持ちの客と思われてしまう。代々上院議員の家系の金持ちのクリスと子持ちのメイドの恋の行方は? というお話。/おもしろいんだけど、どうも、シンデレラストーリーという扱いが、ちょっと好みじゃないかな。 
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