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会の活動抗議文坂口力厚生労働大臣殿 木村義雄厚生労働副大臣解任要望書 拝啓 清水市立病院で過去に起きた被害実態を検証することによって、病院の体質や構造的な問題を調査し、改善にむけて市や病院に要望する活動をしています。 このたび、木村義雄厚生労働副大臣が「臨床研修制度と地域医療に関する懇親会」に出席した折りの発言に対し疑問を呈します。 「医療をネタに稼ごうという非常におかしな人」という発言は、裁判を起こすことが間違っていると言いたいのでしょうか。 医療事故の裁判は被害者がいるから起こされます。弁護士は代理人です。訴えられる原因をつくったのは医療者です。医療提供者側が問題を起こさなければ医療被害者は生まれず、問題解決のために弁護士に依頼することもなく、裁判も起こされません。 臨床研修制度に関する会合の席で、医療被害者の人権を無視するような木村義雄副大臣の発言は、到底信じ難いことです。 「簡単な検査だから」「万が一の時は万全の措置をとる」と言われて受けた検査や手術で、寝たきりになったり、死んでしまった被害者を木村義雄副大臣は、どう思っているのでしょうか。 訴えられる側の発言ならともかく、国民の命や健康を守るための厚生労働副大臣がこのような姿勢では、私たちは安心して医療を受けることができません。医療被害は残念ながら増えることはあっても減ることはないと思います。 敬具 2003年5月6日 「静岡市立清水病院から被害をなくしより良い病院にする会」
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